記録ID: 3228623
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ハイキング
甲斐駒・北岳
北岳 日帰りチャレンジ 3,095 m で撤退（夜叉神から池山吊尾根経由）
2021年05月29日(土) [日帰り]
山梨県
koreo
- GPS
- --:--
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 4,623m
- 下り
- 4,625m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 13:47
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 13:47
いつか、池山吊尾根コースで北岳まで行ってみたい。。。と思いながら、最近は事情によって日帰りしかできないので、夜叉神から鷲ノ住山、池山吊尾根経由ですと北岳まで往復32kmもある。。。とりあえず、コース下見ということで、行けるところまで歩いてみて、遅くても12時に折り返して下山開始、という計画でした。
勿論、万が一に備えてビバーク装備、食料、飲料等、計13kgのザックで朝4時に夜叉神駐車場から出発。
朝3時のSCW予報を見たところ、当日の天気イメージは、7−8時ごろ雨雲のパッチが通過した後、約3−4時間快晴の「窓」があり、12時頃に稜線にガスがかかる可能性。。。お見事にあたった。ちょうど雨が降り出したときに、池山小屋に着いていて、小屋の中で待機。スコールのように、強く降り出したが、15分で止んだ。驚いたのは、ダウンバーストっぽい（上から叩かれるような）突風で小屋の近くの池になんと、波がたった！
風予報はずっと西風強風でしたが、東側から登るから、山の影で問題ないだろうし、稜線に出ても10m/s程度、突風15程度？と思っていた。あまかった。確かに、登る途中でたまに怪しい巻き込み突風が入るけれど、特に心配する程度ではなかった。八本歯コルを通過してから、上から風音がはっきりと聞こえてきて、吊尾根分岐でガスが強烈なローターを巻いているがのも見えた。分岐に近づいたら、想像を超える風速で、しゃがんでも前に進めない、何かに掴まえてないと倒されるようなパワーでした。何回も分岐まで登ったり、バックしたり繰り返し、結局下山することにしました。
山頂まで行けなかったけれど、達成感が残る一日でした。
勿論、万が一に備えてビバーク装備、食料、飲料等、計13kgのザックで朝4時に夜叉神駐車場から出発。
朝3時のSCW予報を見たところ、当日の天気イメージは、7−8時ごろ雨雲のパッチが通過した後、約3−4時間快晴の「窓」があり、12時頃に稜線にガスがかかる可能性。。。お見事にあたった。ちょうど雨が降り出したときに、池山小屋に着いていて、小屋の中で待機。スコールのように、強く降り出したが、15分で止んだ。驚いたのは、ダウンバーストっぽい（上から叩かれるような）突風で小屋の近くの池になんと、波がたった！
風予報はずっと西風強風でしたが、東側から登るから、山の影で問題ないだろうし、稜線に出ても10m/s程度、突風15程度？と思っていた。あまかった。確かに、登る途中でたまに怪しい巻き込み突風が入るけれど、特に心配する程度ではなかった。八本歯コルを通過してから、上から風音がはっきりと聞こえてきて、吊尾根分岐でガスが強烈なローターを巻いているがのも見えた。分岐に近づいたら、想像を超える風速で、しゃがんでも前に進めない、何かに掴まえてないと倒されるようなパワーでした。何回も分岐まで登ったり、バックしたり繰り返し、結局下山することにしました。
山頂まで行けなかったけれど、達成感が残る一日でした。
| 天候 | 曇り、一時雨、9時以降は概ね晴れ、西風強風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
池山尾根前半（2300付近まで）、ルートが非常に分かりにくい箇所が多数。何回もコースを外しています。地形図アプリ（若しくは地形図とGPS）がないと、大変な思いをする。又、倒木が多い（ではなく、冗談にならないぐらい多い）。雪は、2500付近から木の日陰で数か所。チェーンスパイク等なしで普通に歩けた。 ドコモ電波、夜叉神トンネルから池山小屋まで入りません。小屋から少し登ったところ（2200付近から）使えます。 注） GPSログはとっていません。記録は、写真タイムスタンプに基づいたものです。 |
写真
スタート。夜叉神トンネル奥に見えるテールライトは、山小屋関係者さんの車。ゲートでちょっとだけお話して、「北岳ですか？」と聞かれました。いえいえ、とりあえずボーコン沢の頭まで頑張ってみます。。。
5/29 4:22
スタート。
夜叉神トンネル奥に見えるテールライトは、山小屋関係者さんの車。ゲートでちょっとだけお話して、「北岳ですか？」と聞かれました。いえいえ、とりあえずボーコン沢の頭まで頑張ってみます。。。
夜叉神トンネル奥に見えるテールライトは、山小屋関係者さんの車。ゲートでちょっとだけお話して、「北岳ですか？」と聞かれました。いえいえ、とりあえずボーコン沢の頭まで頑張ってみます。。。
この谷底まで一旦降りてから、また登り返す。
帰りも同じ。
ワクワクしてきた。
帰りも同じ。
ワクワクしてきた。
定番のエメラルドグリーン。ヤマレコにしか書けない、恥ずかしい話ですが、川から県道まで短い登り返し区間で迷ってしまいました。結局、コースを見つからず直登した。結果、肘にでっかいアザと5センチのすれ傷。
2
5/29 5:36
定番のエメラルドグリーン。
ヤマレコにしか書けない、恥ずかしい話ですが、川から県道まで短い登り返し区間で迷ってしまいました。結局、コースを見つからず直登した。結果、肘にでっかいアザと5センチのすれ傷。
ヤマレコにしか書けない、恥ずかしい話ですが、川から県道まで短い登り返し区間で迷ってしまいました。結局、コースを見つからず直登した。結果、肘にでっかいアザと5センチのすれ傷。
標高1400m付近で、大昔の飲み会跡？空き瓶と空き缶の数、半端ない。何かの工事の打ち上げかな。このサッポロのデザイン、いつの時代でしょうか。
1
5/29 6:27
標高1400m付近で、大昔の飲み会跡？空き瓶と空き缶の数、半端ない。何かの工事の打ち上げかな。
このサッポロのデザイン、いつの時代でしょうか。
このサッポロのデザイン、いつの時代でしょうか。
尾根の歩きやすいところに出ました。少し手前からドコモの電波もしっかり入っていて、安心。
北岳をこんなに近くから見えたのは、初めて。
言葉で表せない。
言葉が要らない。
言葉で表せない。
言葉が要らない。
上から、物凄い風音が聞こえてきたけど、ここまで全然回り込んで来ない。
奥に見えるポール、吊尾根分岐点。稜線の西（自分がいる場所の反対側）から流れてくる気流が圧縮され、恐ろしいパワーで吹き抜けている。あのポールまで登った途端、人生初めて風で倒された。一瞬のことでした。怖かった。
2
5/29 11:36
奥に見えるポール、吊尾根分岐点。
稜線の西（自分がいる場所の反対側）から流れてくる気流が圧縮され、恐ろしいパワーで吹き抜けている。あのポールまで登った途端、人生初めて風で倒された。一瞬のことでした。怖かった。
稜線の西（自分がいる場所の反対側）から流れてくる気流が圧縮され、恐ろしいパワーで吹き抜けている。あのポールまで登った途端、人生初めて風で倒された。一瞬のことでした。怖かった。
山頂までは、標高で僅か100m、距離400m。しゃがんで、鉄筋ポールを掴まえて、10分？20分？悩んでいた。もう一度分岐まで登ってみて、物凄い吹き降ろしで叩かれて、また安全なところまで下りた。
2
山頂までは、標高で僅か100m、距離400m。しゃがんで、鉄筋ポールを掴まえて、10分？20分？悩んでいた。もう一度分岐まで登ってみて、物凄い吹き降ろしで叩かれて、また安全なところまで下りた。
100−200メートル下っただけで、信じられないぐらい無風の領域
景色のいいところでテン泊したら、お酒を飲みたくなる気持ちを十分理解していますが、空き瓶ぐらい持って帰ったほうがいいではないでしょうか。と思いませんか？
5
5/29 13:29
景色のいいところでテン泊したら、お酒を飲みたくなる気持ちを十分理解していますが、空き瓶ぐらい持って帰ったほうがいいではないでしょうか。
と思いませんか？
と思いませんか？
下りは、道にほとんど迷わず、比較にスムーズ。。。
あるき沢橋まで戻ってきました。
あるき沢橋まで戻ってきました。
鷲ノ住山が見えたぞ！もう少し歩いたら、川まで下って、400mの登り返しだぞ！
登山って、楽しいね。
登山って、楽しいね。
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大変な暴風だったようですね、お疲れ様でした。私もこのルート行ってみたいと思っていて、少し気になったのは、残雪状況と、トレイルの危険箇所ありましたか？もしよろしければアドバイスいただけたら幸いです。
5月29日の時点では、残雪は城峰〜砂払の間、確かに4〜5か所？程度、すべて傾斜の緩やかな、木に囲まれたところで、１０−２０ｍ程度のパッチ。滑っても滑落等はしないところ。スパイクは付けなくても普通に歩けた。今なら、もう全部溶けているではないかと思います。。。全体的に、普通の夏道でした。八本歯ノ頭のロープもしっかりしていて問題なかったけれど、ロープを使わずに岩にホールドして下りたり登ったりするのは安全と思いました。雨等、岩が滑りやすいときは別ですが。。。
危険個所といいますと、あるきさわ橋と池山小屋の間、迷いやすいところが多すぎる、と思いました。私のルートファインディングスキルの問題？かもしれませんが、地図アプリで登山道で歩いたら倒木の壁にぶつかるし、目視で人が歩いたような道で登ったら分け分かんない藪に入るし。。。本当に参った、あれは。
何故か登りより、下りの方が意外とスムーズでした。
あんまりにもご参考にならないコメントで申し分けございませんが、ルートさえ気を付ければ、歩きやすいトレイルです。
返信ありがとうございます！細かいアドバイス助かります！
気を付けていってきたいと思います。水が取れなそうですね、多く持ってあがります！
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