飯豊山北股岳：石転び沢で転ぶ

2021年05月30日(日) [日帰り]

• GPS: 09:02
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,816m
• 下り: 1,807m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:14
• 休憩: 0:41
• 合計: 8:55

5:39 飯豊山荘上駐車場
5:55 5:57 温身平
8:08 8:09 石転びの出合
10:43 11:07 梅花皮小屋
11:24 11:27 北股岳
11:39 11:49 梅花皮小屋
12:29 12:30 石転びの出合
14:15 14:15 温身平
14:34 ゴール地点

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飯豊山荘の登山者用駐車場

コース状況／危険箇所等

雪渓に下りる前のアプローチはトラバース的な道も多く慎重に歩く必要がある

その他周辺情報

梅花皮荘の日帰り温泉
500円

写真

ようやくここまで車で入れるようになりました

天気が心配ですが頑張って行きましょう

鎖も付いており、整備が進んでるようです

雪渓はまだまだ

ニリンソウ

群落

サンカヨウ

滝沢出合を過ぎ、梶川出合で渡渉する

渡渉後に雪渓に降り立つ

ようやくスキーで歩ける

アプローチシューズはここにデポ

まだ雨は降らない

門内沢との二股

雪崩が起きて落雪がたくさん転がってきた

本石転び沢の入口

進むのはこちらの石転び沢

この辺りから左岸尾根からの落石がたくさん転がっている

デブリも多い

梅花皮小屋

とりあえず北股岳山頂だけは踏んでおく

展望はありませんが、達成感だけ

ドロップするとこはガスって視界不良

慎重に下りていく

ではサヨウナラ

見えん！

この後、ストックにつまずきプチ滑落

怪我なくて良かった

この後は若干固めのザラメを滑って行く

デブリの跡とスプーンカットも多く足に堪える

でもそれなりに楽しい

右岸側のブリッジを通り過ぎる
あと1週間先は薄くてビミョーです

この後は再びアプローチシューズに履き替える
実際は、もう少し下流まで雪渓を進むことができたようだった

ここまでスキーを担いでの下山は疲れた

正面尾根の右側ルンゼが石転び沢かなぁ

ゲザーン
これにて多分今シーズン終了

装備

個人装備

ザック（オスプレイキャンバー32） スキー板（ディナフィットバルトロ 158cm） ビンディング（G3タルガアッセント） クトー（G3アッセントクランポン） テレマークブーツ（スカルパT2ECO） セルフアレストピック（BDウィペット×2） ヘルメット（ベアールアトランティス） ビーコン（マムートエレメントバリーボックス） ヘッドランプ（ペツルアクティック） クランポン（BDセラッククリップ） サングラス（オークリーハーフジャケット2.0） 日焼け止め リップクリーム ヘッドバンド（マムート） テムレス インナーグローブ スキーシール(グライドライトモヘアミックスカスタムSTS) シールワックス スキーワックス カメラ（フジファインピクスXP120） GPS（ガーミンeTrex20J） スマホ ドライバー（+ -） コンパス 笛 ナイフ（ビクトリノックススイスチャンプ） 飲料 行動食 防寒着（ユニクロウルトラライトダウンジャケット） ファーストエイドキット ココヘリ

感想

ktn92

先週の富士山で今シーズン終了かと思ってたが、飯豊山荘までのゲートがオープンしたとのことで、これは最後の〆で行かなきゃとはるばる遠征。
相方は、今シーズン初滑りで一緒だったyama3dayoさん。
シーズンの締めくくりとして相応しいパートナーと天気の心配をしながらスタート。
温身平を過ぎて堰堤を越えると本格的な登山道。
アップダウンやトラバースも多く慎重に進みます。
担いだスキーの板も灌木に引っ掛かり歩きにくいが、登りでは目的があるので、頑張って進むことができる。
梅花皮滝のある滝沢出合を過ぎて少しのところの小さな支沢を渡渉して雪渓に下りる。(多分梶川出合)
ここからは行けるとこまでシール歩き。
途中で右岸から雪崩発生。落ちてきた雪の塊が落石のように転がっていく。
慎重にやり過ごしてクトーも装着し進んでいく。
稜線近くになってくると傾斜が増し、板を担いでアイゼンに換装して登るとガスの中から小屋が現れる。
ここまで小雨が降ったり止んだりで、展望は全くなし。
一応小屋で補給して荷物をデポして北股岳山頂に向かう。
最初は夏道が出ているが、途中から残雪になり、アイゼンがあった方が安心です。
山頂で証拠写真だけ撮ってとっとと小屋に引き返す。
相変わらずガスは晴れないが、今日はこんなもんだと言い聞かせて滑る。
視界が悪いので慎重に滑って行くが、途中でストックに板を引っ掛けて若干滑落してしまった。相方には心配お掛けしました。
標高が下がるとようやくガスが取れて斜面が見え出す。デブリと落石で最後まで慎重な滑りを徹することになったが、これはこれで楽しい。
今シーズン最後になるだろう滑りを堪能し、滑走終了。
でもここからの夏道が難儀。登りはまだいいが、下りは上も下もスキーの板が引っ掛かり、お辞儀しまくりで疲弊。
堰堤が見えて林道に出るとようやく安堵できた。
yama3dayoさんお疲れ様でした。
今回で今シーズン48日目の滑走になりましたが、多分これにて板納めだと思います。

やまさん

ktnさんが真っ白な谷底へ消えて行った時は焦りました…
スマホの電波入らないし、ガスでヘリは寄れないだろうし😰
無事に生きててくれてありがとうございました！😊

コメント

hareharawai

飯豊北股岳お疲れ様でした。
ktnさん、こんにちは。
愛知から遥々山形県小国町、遠いところかと思います。飯豊鉱泉まで車で入れるようになったのですね。梅花皮沢左岸の登山道はトラバース中心で大変だったかと思います。石転び沢がガスっていてスキーが引っかかって大変でしたね！近々自分も行ってみようと思っています。
どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより

ktn92

Re: 飯豊北股岳お疲れ様でした。
hareharawaiさんこんにちは。
ゲートオープンして最初の週末だったので、人が多いかなと思ってましたが、天気予報が悪くなったので、それほど多くはありませんでした。山スキーヤーは僕ら以外に単独の方だけでした。後はツボ足登山者で見かけたのは小屋泊予定の方1名とカップル1組、7〜8名の1パーティ、単独1名のみでした。
今シーズンは小屋に管理人が入るそうです。（今回はおりませんでしたが）
積雪は昨年と同等ではないかと思います。
石転び沢出合近くまでのアップダウントラバースは堪えますね、特に下山時は。
私の住居からは遠いのでなかなか行くタイミングと天気が合致しないのは致し方ないかなと思います。

気仙長部双六

またまた、東北遠征ありがとうございます
yama3 dayo さん⛷
またまた、遥か東北の彼方へ遠征いただきありがとうございます
一昨年、飯豊山の縦走をした時、梅花皮小屋を通る際に石転び沢を見ましたが、ここを登るのかと改めて恐怖を感じました
でも、いつかここを登ってこられるようになりたいもんですね🎿

やまさん

Re: またまた、東北遠征ありがとうございます
双六さん こんばんは！
石転び沢の上部ではシール登高こそ厳しいですが、シートラなら…
氷化してるとシートラでも厳しいかな(笑)

転んだら、なかなか止まらないみたいですのでお気を付けください！