丹波川本流(渡渉訓練)


- GPS
- 00:11
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 167m
- 下り
- 12m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■温泉 丹波山温泉のめこい湯 URL - http://www.nomekoiyu.com/index2.html 泉質 - 単純硫黄温泉(アルカリ性低張性高温泉) |
写真
感想
今回はakashoubin隊長とshironekoの2名で徒渉訓練です。
shironekoの訓練目的は徒渉技術に対する習熟とゴルジュ帯遡行用装備の確認(防水性・服装の保温性等)です。
丹波川本流自体は短いのですが、3〜4泊程度の工程を想定してわざと大きなザックを持ちこんでみました。
■訓練メニュー
・徒渉ラインの見極め
・徒渉時の体の向き
・徒渉方向と水流の角度
・単独徒渉
・スクラム徒渉(サイドbyサイド/対面)
・スクラム徒渉時の水流とフォーメーション
・末端交換三角法
・泳ぎ(ザックなし/あり)
・泳ぎ(ラッコ泳法)
・水中を側壁のホールドを拾って進む
・ロープ投げ
・ザックピストン法
■実地訓練(丹波川本流遡行)
予定していた訓練メニューを消化し、実戦突入です。
犬戻り・坊主淵付近で最初の泳ぎ。
予想どおりヘルメットがザックに押されて前が見えなくなります。その後は手間を惜しまず泳ぐ時だけヘルメットをザックにしまうことにしました。
流れが穏やかなゴルジュでザックピストン法を試します。
先ずは隊長が空身でロープを引き、泳いで突破します。
突破後は隊長がロープを手繰り、shironekoがコントロールしてロープを数メートル残して止めます。
shironekoはロープの途中にエイトノットを作って隊長のザックを連結します。
その数メートル後ろに自分のザックを連結し、末端に自分をつなぎます。
あとは二つのザックと一緒に水に入り、浮き袋代わりに自分のザックにつかまって隊長に引っ張られるだけ。
この方法だとトップで行く人は空身で泳げるので体力をセーブできるし、セカンドで行く人はほとんど体力を消耗しない。
手取淵はトップの隊長が左岸をへつって突破し、流れが強いので先ずは隊長のザックを一つだけ引きます。これが水中鯉のぼり状態となり、大変苦労しての回収となりました。もう一個ザックを引くと体力を消耗してしまうので、shironekoはザックを背負ってのへつりで手取淵に突入。落ちた場合は上流から引っ張られて自分が水中こいのぼり状態となり溺れる危険性があるので、ちょっとビビりながら突破します。
ザックピストン法でザックを引く時は、肩ベルトにかけたスリングのみだとザックが横向きになり、水流に押されて重くなってしまいます。水上でザックが真っすぐになるようにバランスよくスリングをセットしてロープに連結するのが重要ですね。
あと、セカンドが水に落ちた時に上から引っ張らないことを事前に確認しておくべきでした。(状況が許せば安全なところまで流して止めるなど)
川幅が狭くて本格的な徒渉を体験できる場所が少ないので、あえて水流の中を進んでいきます。膝から太もも位の急流に身を置くとどの程度体力を消耗するのかを体で覚えます。
最後に銚子滝を右岸から突破して終了。
道路に上がって少し下ると頑丈な鉄柵が設置されており、締め出されてしまいました。
服装は薄手の機能性下着に長袖のネオプレーンシャツ、ロングタイツにネオプレーンの短パンでそれほど寒くはなかったです。
予定通り訓練メニューと装備確認を終え、充実した徒渉訓練となりました。
akashoubin隊長ありがとうございました。
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