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Yamareco

記録ID: 324231
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳

2013年07月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:28
距離
20.6km
登り
2,194m
下り
2,212m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

04:10無料駐車場→04:30左俣林道ゲート→0515笠新道登山口(休憩5分)→
08:15杓子平(休憩5分)→09:20抜戸岳分岐(休憩5分)→
10:20笠ヶ岳山荘(休憩5分)→10:50笠ヶ岳山頂(休憩50分)→
11:50笠ヶ岳山荘(休憩5分)→12:55抜戸岳分岐→13:55杓子平(休憩5分)→
15:55笠新道登山口(休憩5分)→16:45左俣林道ゲート→17:00無料駐車場




天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
杓子平から稜線分岐までの間で、稜線近くの登りは浮石が多く、落石の危険がありますので注意が必要です。
左俣林道ゲートです。
まだ真っ暗です。
2013年07月20日 04:28撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 4:28
左俣林道ゲートです。
まだ真っ暗です。
だんだんと空が明るくなってきました。
今日は晴れそうな感じです。
2013年07月20日 05:12撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 5:12
だんだんと空が明るくなってきました。
今日は晴れそうな感じです。
笠新道登山口まで来ました。
2013年07月20日 05:21撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 5:21
笠新道登山口まで来ました。
綺麗な花があちらこちらに・・。
花の名前がわからないのでネットで調べたら、「ユウスゲ」という花みたいです。
2013年07月20日 06:15撮影 by  iPhone 5, Apple
1
7/20 6:15
綺麗な花があちらこちらに・・。
花の名前がわからないのでネットで調べたら、「ユウスゲ」という花みたいです。
焼岳が朝日に映えています。
2013年07月20日 06:33撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 6:33
焼岳が朝日に映えています。
結構登ったと思ったけど、まだ杓子平までの中間とか・・。最後まで登り切れるかとっても不安です。
2013年07月20日 06:42撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 6:42
結構登ったと思ったけど、まだ杓子平までの中間とか・・。最後まで登り切れるかとっても不安です。
槍ヶ岳が見えてきました。
2013年07月20日 07:00撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 7:00
槍ヶ岳が見えてきました。
こちらは穂高方面。
2013年07月20日 07:00撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 7:00
こちらは穂高方面。
焼岳、乗鞍も綺麗です。
2013年07月20日 07:01撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 7:01
焼岳、乗鞍も綺麗です。
綺麗な花たちが・・・。
名前がわかりません。
2013年07月20日 07:04撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 7:04
綺麗な花たちが・・・。
名前がわかりません。
これも名前がわかりません。
2013年07月20日 07:04撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 7:04
これも名前がわかりません。
あのピークみたいなものより高い場所は見えないので、あそこまで行けばなんか状況が変わるのか?
2013年07月20日 08:02撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 8:02
あのピークみたいなものより高い場所は見えないので、あそこまで行けばなんか状況が変わるのか?
振り返れば槍ヶ岳から
2013年07月20日 08:09撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 8:09
振り返れば槍ヶ岳から
穂高の
2013年07月20日 08:09撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 8:09
穂高の
山々たちが
2013年07月20日 08:09撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 8:09
山々たちが
はるか向こうにも
2013年07月20日 08:09撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 8:09
はるか向こうにも
焼岳・乗鞍も相変わらず綺麗です。
2013年07月20日 08:09撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 8:09
焼岳・乗鞍も相変わらず綺麗です。
と、急に視界が開けて、おおー、笠ヶ岳が。
2013年07月20日 08:15撮影 by  iPhone 5, Apple
2
7/20 8:15
と、急に視界が開けて、おおー、笠ヶ岳が。
ものすごく
2013年07月20日 08:15撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 8:15
ものすごく
きれいな場所です。
2013年07月20日 08:15撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 8:15
きれいな場所です。
ココが杓子平でした。
2013年07月20日 08:15撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 8:15
ココが杓子平でした。
さらに登って稜線に出ると、双六岳や鷲羽岳が綺麗です。
2013年07月20日 09:27撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 9:27
さらに登って稜線に出ると、双六岳や鷲羽岳が綺麗です。
目指す笠ヶ岳はまだまだ遥か向うです。
2013年07月20日 09:28撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 9:28
目指す笠ヶ岳はまだまだ遥か向うです。
だんだん近づいてきました。
2013年07月20日 09:53撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 9:53
だんだん近づいてきました。
こんな岩の間をくぐります。
2013年07月20日 09:54撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 9:54
こんな岩の間をくぐります。
もうヘトヘトなんですけど、おそらくこの辺りで辛くなることを考慮して、こんなメッセージも・・。
少しは元気をもらいました。
2013年07月20日 10:11撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 10:11
もうヘトヘトなんですけど、おそらくこの辺りで辛くなることを考慮して、こんなメッセージも・・。
少しは元気をもらいました。
でも、まだ山荘はあんなに遠いです。
2013年07月20日 10:11撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 10:11
でも、まだ山荘はあんなに遠いです。
やっとの思いで笠ヶ岳山荘へ到着。
2013年07月20日 10:26撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 10:26
やっとの思いで笠ヶ岳山荘へ到着。
あと少しです。
2013年07月20日 10:26撮影 by  iPhone 5, Apple
1
7/20 10:26
あと少しです。
祠がありました。
2013年07月20日 10:41撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 10:41
祠がありました。
ココがピークかと思えば、となりでした。
2013年07月20日 10:41撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 10:41
ココがピークかと思えば、となりでした。
やったー!!
無事登頂です。
2013年07月20日 10:43撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 10:43
やったー!!
無事登頂です。
写真じゃわからないけど、槍穂の稜線は、すごい迫力で迫ってきます。
2013年07月20日 11:01撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 11:01
写真じゃわからないけど、槍穂の稜線は、すごい迫力で迫ってきます。
で、槍が岳を見ながら、塩タン焙ってビール。
このために今日があるようなものかも・・・。
2013年07月20日 11:01撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 11:01
で、槍が岳を見ながら、塩タン焙ってビール。
このために今日があるようなものかも・・・。
穂高方面
2013年07月20日 11:08撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 11:08
穂高方面
八ヶ岳、南アルプス方面。
遥か向うには富士山が・・。
2013年07月20日 11:08撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 11:08
八ヶ岳、南アルプス方面。
遥か向うには富士山が・・。
焼岳、そしてその向こうには中央アルプスの山々。
2013年07月20日 11:08撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 11:08
焼岳、そしてその向こうには中央アルプスの山々。
乗鞍とその向こうは御嶽山が見えます。
2013年07月20日 11:08撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 11:08
乗鞍とその向こうは御嶽山が見えます。
こちらは双六方面。
2013年07月20日 11:08撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 11:08
こちらは双六方面。
昨年9月に歩いた山々です。
2013年07月20日 11:08撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 11:08
昨年9月に歩いた山々です。
富士山が見えたので、少しズームアップ。
2013年07月20日 11:10撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 11:10
富士山が見えたので、少しズームアップ。
下界には、車を止めた新穂高温泉が見えます。
あんな所まで降りないといけないの?
2013年07月20日 11:15撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 11:15
下界には、車を止めた新穂高温泉が見えます。
あんな所まで降りないといけないの?
杓子平を超えて笠新道まで来ました。
この時間帯は、槍穂の稜線に日が当って、とても綺麗です。
2013年07月20日 13:59撮影 by  iPhone 5, Apple
7/20 13:59
杓子平を超えて笠新道まで来ました。
この時間帯は、槍穂の稜線に日が当って、とても綺麗です。
穂高方面
2013年07月20日 13:59撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 13:59
穂高方面
本当にいい天気でした。
2013年07月20日 13:59撮影 by  iPhone 5, Apple
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7/20 13:59
本当にいい天気でした。
撮影機器:

感想

そこそこ距離のある日帰り山行をやりたかったので、笠ヶ岳の笠新道ピストンに挑戦することにしました。
他の記録をいろいろ参考にさせてもらいましたが、休憩含めると行動時間は12時間超になると予想されるので、なるべく早い時間からの行動が必要です。
しかし、ある程度の睡眠時間と、自宅からのアクセス時間を考えると、スタートは04:00前後となります。となれば、日の長い今の時期が最良とも考えました。

自宅を01:45に出発し、途中コンビニでの買い物と道の駅でのトイレを済ませ、無料駐車場には04:00に到着。しかし、既に満車のバリケードが・・。どうしようと思っていたら、ガードマンが深山荘専用駐車場に案内してくれました。ちょっと遠いけど、しかたありません。準備をして04:10に歩きはじめました。

最初はヘッドランプをつけていましたが、左俣林道ゲートを超えしばらくすると、だんだんと明るくなってきたので、ヘッドランプをしまいました。
そして、笠新道登山口へ到着。
2名の方が、今から登山口へ登るべく水の補給等をされていました。
私もここで、今から酷使されるであろう足腰膝を念入りにストレッチし、気合を入れて出発しました。

前日からの予報通り、天気は快晴。絶好の登山日和。
登山道の周りには、色とりどりの花が咲いており、とてもいい感じです。
ということで、最初は調子よく歩いていましたが、さすがに急登で有名な笠新道はヘビーでした。結構登ったつもりでしたが、出会った標識が「杓子平までの中間地点。標高1920m。」。
「山頂までの中間地点ではなくて、杓子平までということは、まだ3分の1ぐらいか?」とか、
「いやいや、林道歩きも含めればちょうど半分ぐらいじゃないか?」とか、
いろいろ考えていましたが、いずれにしても頂上まではまだ1000mくらいの標高を登らなくてはいけません。
少し心が折れそうになりましたが、「足を動かしていればいつかは着くもんだ」と自分に言い聞かせながら、登って行きました。
後ろを振り返れば、槍穂の稜線が逆光の中で黒々と聳えています。
そして、焼岳が朝日を浴びて輝いていました。

杓子平に到着。目に飛び込んできたのは、ハイマツの緑、黒褐色の岩、残雪の白に彩られた鮮やかな夏山の風景でした。こちら側は、朝日をまともに浴びて、絶好のコントラストです。今までの疲れが一気に吹き飛びました。
素晴らしい景色の中を、目指す稜線へ向け登って行きます。稜線手前の登りは浮石が多く、落石を起こさないように細心の注意が必要です。現に、私の前を登っていたグループが落石を起こしてしまい、思わず「ラーク」と叫びました。幸い、下方に居た方もそれに気づいて待避されたので、問題はありませんでした。

稜線まで出ると、そこには大パノラマが待ち受けていました。
右も左も最高の景色です。今日のような良い天気に巡り合わせてくれたことにただ感謝するばかりです。が、めざす笠ヶ岳はまだまだ遥か彼方。
エネルギーと水分を補給し、さらに気合を入れて目的地を目指します。
ここからは、緩やかながらもアップダウンを繰り返す稜線歩きです。
しかし、この稜線歩きが結構堪えました。とくに、笠ヶ岳山荘手前のキャンプ地に入ってからの登りでバテバテ状態です。そんなとき、岩にペイントで「ガンバ」の文字が・・。ここは誰もがバテるポイントなんだろうなと思いました。
とりあえずこのメッセージで少し元気をもらい、また歩き続けることができました。

なんやかんやで、ようやく笠ヶ岳山荘へ到着。トイレと小休憩をとり、山頂を目指します。
山頂手前には祠があり、また標識もあったので、てっきり山頂に着いたものと思ったら、山頂はそこよりわずかに左方にありました。
山頂には3名の先行者の方がおられました。

山頂からは、360度の絶景が見渡せました。
とりあえずくつろげる場所を確保して、大休憩に入ります。
目の前が槍ヶ岳になるようなビューポイントを選択し、塩タンをあぶりながらまずはビールで乾杯。この世で最高の贅沢の瞬間です。これが本当の今日の目的かも・・。
もっとゆっくりしたいところですが、これから長大な下山という作業が待ち受けています。山頂からも新穂高ロープウェイの周辺が見えましたが、「あんなところまで今から降りんといかんのか?」と非常にブルーな気持ちになります。
ぐずぐずしていても仕方が無いので撤収することにしました。

一旦、山荘に寄り水を補給して出発です。
稜線を歩いていると、続々と登山者とすれ違います。
そして、杓子平までの下りでは、本当にたくさんの登山者とすれ違いました。

杓子平で小休止し、後は登山口へ降りるだけということで笠新道を降り始めましたが、途中で足の裏の皮が剥けそうな違和感があったので靴下を交換しました。
長い下りで足の筋肉に踏ん張りが無くなり始め、膝にも少しずつ違和感が出始めたころに、ようやく登山口まで降りてくることができました。
ここまできたら後は林道を歩くだけです。
何とかやり遂げた、という達成感でいっぱいです。
おそらくワサビ平小屋までのハイキングであろう年配者のグループに、「笠へ行って来られたんですか?」と聞かれ、「ええ、今日の朝5時にココから登って今降りてきました。」っていったらびっくりされていました。

少し休憩の後、林道をてくてく歩き、無事駐車場に到着しました。
笠ヶ岳は下から見ても格好のいい山ですが、登ってみて、山頂から見る景色の素晴らしさに本当に感動しました。また、登る過程の景色も素晴らしく、登山道にも変化があり、総合的にとてもいい山だと思いました。
本当に充実した、素晴らしい山行でした。




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