8才男児が行く 安達太良山 くろがね小屋の日帰り入浴


- GPS
- 08:51
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 811m
- 下り
- 819m
コースタイム
08:00 馬車道と旧道の分岐
08:45 勢至平 (出会い)09:00
09:10 勢至平分岐
10:00 峰の辻分岐
10:35 安達太良山頂(下)
10:40 安達太良山頂(乳首)昼休憩
11:30 牛の背
11:55 分岐
12:35 くろがね小屋到着
( 温泉に入って、小屋のお兄さんと常連さんと談話。)
14:45 くろがね小屋出発
15:00 金明水
15:15 勢至平分岐
15:30 旧道
15:55 あだたら渓谷自然遊歩道
16:20 下山届
16:21 奥岳登山口
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
安達太良スキー場の駐車場利用。無料です。その先は一般車進入禁止です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストあり。登山者カードの切り取り線下が下山カードになってます。 馬車道と旧道がありますが、旧道は雨の日や数日前に雨だったりすると、泥んこになります。やや滑りやすいです。 馬車道は歩きやすいけど、距離が長いです。途中、馬車道と旧道が3回ぐらい合流するので、歩きやすい方を行きましょう。 ゴンドラ乗り場に24時間使えるトイレがあります。早朝、トイレを探して歩き回ってしまいました。登山ポストの方にもトイレがありましたが、ドアに鍵がかかっていました。ゴンドラ営業時間8:30近くなると、下のレストランのトイレも使えるようになります。 下山後ではないのですが、下山途中のくろがね小屋で日帰り入浴出来ます。 大人400円 子供200円です。「下山途中に温泉入ったらまた汗かくやん」って思ってる方もいるかもしれませんが、ぜひ入ってみて下さい。そして、風呂上がりに小屋のお兄さんや常連さんたちと談話して、コーヒーでも飲みながらまったりしてみて下さい。とてもいい人たちなので、「今度は泊りに来たい」と思う事でしょう。 |
写真
おじさん ありがとうございました。
後におじさんは29冊も写真集を出されている花のカメラマンの方だと知りました。
聞けばよく拝見させてもらっているhome1700さん!!少し話をして、ここが勢至平の分岐じゃないことも教えてもらいました。(その節はありがとうございました。)晴れていれば山頂が見えるというので行ってみたら・・・
感想
先週は常念岳、先々週は谷川岳で疲れが溜まっていたので、今週はどこか温泉に疲れを癒しに行こうと考えていました。
出来れば秘湯がいいな〜、まだ行ったことない温泉がいいな〜、家からなるべく近い方がいいな〜、温泉だけじゃなく歩いてしか行けないような温泉無いかな〜と調べて行くうちに候補が2つ、栃木県の那須岳・三斗小屋温泉、もうひとつが福島県の安達太良山・くろがね温泉。どちらも百名山に登れて温泉にも入れる。しかし、どうやら三斗小屋温泉は日帰り入浴はNGらしい。それに栃木は少し遠いな〜ということで、安達太良山のくろがね温泉に決定!
ゴンドラを使って軽く山頂に立ってから下山途中にくろがね小屋に行く方法もあるが、それでは車で行く温泉と変わりないではないか。温泉に入るまでにある程度の疲労があった方が、気持ちいいはず。
ルートは奥岳登山口から馬車道を登り、勢至平から峰の辻、山頂と登ったら、下りは牛の背を通ってくろがね小屋へ。これなら程良い疲労感も得られるだろう。
いつものことながら、前日の夜に安達太良スキー場の駐車場に着いて車中泊。
5時半には起きたが、ママの用意の遅さに、いつも通り2時間後の、7時半登山スタート。歩き始めてすぐママが「もう一回トイレ行って来る」ってオイ!先に行ってるね〜と息子と先を行く。登山届を書いて、朝はダラダラ歩きの息子、旧道と馬車道の分岐でママが追いついたので、そこからはママのペースで息子を歩かせ、意外と早く勢至平に到着。少し休憩していたら、地下足袋に年季の入ったナイキのデイバックを背負ったおじさんがやってきた。息子は、そのおじさんから手づくりのわらじの御守りを頂きました。健脚になり、怪我もしないご利益があるとか。
すると今度は上から早くも下山してくるお兄さんがやってきて、「ヤマレコの・・・」と話しかけられた。8才男児シリーズを見てくれている方だった。山でヤマレコを見てくれている人に会うのは初めてで、少し興奮した。聞けばこちらもよく拝見している「home1700」さんだった。お互い写真を撮りあって、これから勢至平から峰の辻経由で山頂に行くと言うと、ここは勢至平の分岐ではないと教えてもらい、でも晴れていれば山頂が見えると言うので、home1700さんと別れてから行ってみた。少しガスってたけど山頂が見えた。青空だったらもっと・・・。
勢至平分岐はそこから10分弱で現れた。道が急に細くなり、しばらくするとくろがね小屋から登ってくるルートが見えた。もうすぐ峰の辻分岐だ。
峰の辻は一度下って小さな沢をまたいで、また登るので、大体は牛の背経由で山頂を目指す。私たちは山頂しか見えてないので真っ直ぐ峰の辻を進んだ。
峰の辻を登りきると山頂の標識が見えた。その後ろには乳首(山頂最高点)。
鎖はあるが危険個所ではなく、補助的な物なので5分もあれば三角点にタッチ出来る。
登頂写真を撮り、少し早いがお昼に。
雲は多いものの、磐梯山や桧原湖が見えた。
今回はくろがね温泉の他にもう一つやりたいことがあった。そのためにザックの半分を使って持ってきた一枚歯の下駄(俗に言う天狗下駄)を履いての記念撮影。
「岳」の13巻でザックがやってるのをみて、いつかやってみたいと思っていたことが実現できた。(下駄だけだけど・・・しかもザックは奥穂の山頂)
下りは牛の背を経由してワイルドな沼ノ平を眺め、くろがね小屋を目指した。
くろがね小屋に到着してすぐに温泉に。受付でお兄さんに「今誰も入ってないからゆっくりどうぞ」と優しいお言葉。早速掛け湯をしてドボン!至福の顔の息子。
下山後に入る温泉とは一味違います。
風呂上がりに小屋のお兄さんと常連さんと話をしているうちにいつの間にか14時を過ぎていた。名残惜しくも、今度は泊まりに来ますと小屋を後に。
登りで通った馬車道は長いので、下りは旧道を行くことに。足元は前日の雨でぬかるんでいたけど、あっという間に下りて来れた。先行の登山者に渓谷自然散策路が良いと教えてもらい、せっかくなので行ってみることに。
良く整備された木道を進むと見どころいっぱいの渓谷美。うまく写真は撮れなかったけど、行く価値ありです。
下山届をポストに入れ、レストハウスの外にある水道でドロドロの靴を洗ってから帰りました。
今回はいろいろな出会いがあり、また山が好きになった山行となりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート

kauriさん
仕上がりを楽しみにしてました
拝見させて頂いて、偶然が重なって、
絶妙なタイミングでの出会いになった様に思えます
ママさんに感謝かな
そして、kauriさん
すごいアイテムをお持ちですね
ザックさんは、天狗のお面も付けていた様な…
安達太良山は春夏秋冬、楽しめます。
ソリ好きの8才男児くんにも、納得して貰えるかな
是非また、いらしてくださいね
home1700さんコメントありがとうございます!!
今考えると本当にいろんな偶然が重なりあっての出会いだったなぁとしみじみ思います。
そして、何よりもhome1700さんから声をかけていただけたことに感謝です。
天狗下駄。
以前インターネットで見つけ、ポチっと購入。
家の周辺で履いてみたものの、なかなか出番もなく下駄箱でしばし眠ってました。
しかし、足下不安定な所で履くにはやっぱり危険ですね
ザックさんの天狗のお面!!(よくご存じ!!
安達太良山、またぜひ行きたいと思います。
雪の季節は息子もきっと大喜びです!!
ソリ三昧してそう。
くろがね小屋にも宿泊してみたいです。
そして、また山でお会いできる日を楽しみにしています!!
kauriさま 初めまして
lifter175と申します
私の北岳レコにもご訪問&多くの拍手まで戴き、
ありがとうございます
安達太良山・くろがね温泉
程よく歩いて、温泉
見ていて行ってみたくなりました
息子さんの入浴時のお写真が気持ち良さそうで印象的ですね
後、ルート上の景色、眺めも中々いいですね
それにしても、息子さんと行く山行ですが、
歴拝見させて頂いたら、穂高(重太郎新道)なども
あるのには驚きです
これからも、kauriさんの "8才男児が行く"シリーズ、
楽しみにしています
lifter175さまはじめまして!!
こちらこそご訪問&拍手&コメントをいただきありがとうございます。m(*u u*)m
安達太良山オススメです!!
遠くに磐梯山、ワイルドでダイナミックな沼ノ平、そして車
湯加減もとても良く、汗や疲れも癒されます
そして居心地の良すぎる小屋でまったり〜〜〜
ぜひ機会があれば一度訪れてみてください
穂高の重太郎新道
始終息子にピリピリ緊張しました〜。
天気が良く、風もなかったから無事に下山できたんだと今も思います。
これからも宜しくお願い致しますとともに、こちらこそまたご訪問させてくださいね。
kauriさん、こんばんは。
湯船にとっぷりと浸かっている8才児君の表情、いいですね〜
温泉に行きたくなっちゃいました。
なっ、何で一枚歯の下駄?
と思ったら、そういう訳だったんですね
「岳」、読んだ事無かったので、認識不足でした
健脚わらじ、いいなぁ〜
健脚わらじおじさんにしろ、home1700さんにしろ、
山での出会いって、楽しいですよね
これからも家族でガンガン歩けますね
miki122さん こんにちは!!
コメントありがとうございます!!
ありがとうございます !!
温泉に浸かる息子、写真3枚も多いかなと思いつつ、いい顔だったので載せてみました。
天狗下駄
一度だけ何処だったか普段履きされているおじさんに出会ったことがあります。
「岳」 山の好きな人にはオススメの良い漫画なのでぜひ機会がありましたら読んでみてくださいね
健脚わらじを下さったおじさん
わらじと共に下さった手紙(おじさんについて書かれてました )によると、年に約800個もお子さんやその日出会った方にプレゼントされているそうです。
全国各地一年ごとに場所を変えて写真を撮られているようで、今年は福島県にいらっしゃるみたいです。
miki122さんも出会えますように
山での出会いはホント楽しいですね〜〜〜
今回は、home1700さんが声をかけて下さらなければすれ違っていただけになってしまうところでした。
これからも山での出会いを楽しみにガンガン歩きたいですね〜
そして、miki122さんご家族に山でお会いできる日を楽しみにしています!!
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