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Yamareco

記録ID: 325030
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ハイキング
剱・立山

剱岳 早月尾根ピストン 悪天候であえなく敗退

2012年09月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:41
距離
10.1km
登り
1,563m
下り
1,562m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

03:30馬場島登山口→04:20松尾平(標高1000m地点)→04:55標高1200m地点→
05:20標高1400m地点→05:39標高1600m地点→06:12標高1800m地点→
06:47標高2000m地点→07:21早月小屋→07:55休憩→
08:20標高2000m地点→08:45標高1800m地点→09:10標高1600m地点→
09:25標高1400m地点→09:45標高1200m地点→
10:10松尾平(標高1000m地点)→10:40馬場島登山口→
天候
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
雨のため、道がぬかるんでいるところ多数あり
写真を取る余裕も元気もなくて、この一枚のみです。
2012年09月23日 06:55撮影 by  iPhone 4, Apple
9/23 6:55
写真を取る余裕も元気もなくて、この一枚のみです。
撮影機器:

感想

前日午前までの天気予報はまずまずだったので、いろいろ準備を進め、後は決行するのみ、という状態でした。
前日夕刻の天気予報を見ると、ちょっと危ない雰囲気に・・・。
どうしようかなぁ、と思っていましたが、既に決行する体制だったのでそのまま翌日に備えて就寝しました。
1時過ぎに目を覚まし、準備を整えて馬場島へ向かいます。途中コンビニで買い物をして馬場島には3時頃到着。駐車場は天候を予想してか、結構空いていました。
準備をして、真っ暗な中ヘッドランプを頼りに歩きます。めっちゃ心細いですが、歩きはじめると開き直ってきて「よーし、行くぜ!!」っていう感じです。
ところが登山口まで来ると案の定、ポツリポツリときました。
雨具の上とザックカバーを装着して出発です。

最初は急登でしたが、しばらくすると平坦な道に・・。
しかしそれもつかの間、巨大な立山杉の根っこなどで出来た、しっかりした急な登山道が始まりました。
途中、標高の表示があります。これはこれで目的になって良いと思いますが、だんだん息が上がってくると、標識から次の標識までが長くて、「えー、まだこんだけしか登ってないの?」という感じです。

最初はポツリポツリだった雨も、だんだんと本降りの様相に変わってきました。しかし、樹林帯の中では意外と雨が当らず、そんなに塗れません。
白々と空が明けてきましたが、この天候です。景色は望めるはずもありません。
とりあえず、何とか早月小屋までを目指そうと歩きます。
しだいに、木々にさえぎられていた雨も枝葉のしずくに代わり、だんだんと登山道もぬかるむような状態になってきました。

早月小屋についた時点では、すでに雨具をつたった水滴がズボンまで達して、びしょぬれの状態でした。
早月小屋の管理人さんが、
「どうする?」
と聞いてこられたので、
「どうしようかと思ってます。」
と答えたら、
「やめとかれ。今日は行動するような天気じゃない。山は逃げてかんから、この次にしられ。ここまで来れただけでも良いやないか。」
と諭されました。私も、既にどうでもいいような気分だったので、
「わかりました。やめときます。少し休ませてください。」
と言って、小屋の玄関先を借りて荷物を下ろし、トイレと食事を済ませ、少し休憩の後、雨具をきちんと装着し直して下山を開始しました。

下りは降った雨が登山道を流れ、ぬかるんで最悪の状態でした。
また、木の根は水を含むと滑りやすく、滑らないように歩くのにも大変気を使います。
雨具は透湿性があるといえども、行動中の体から発散する水分を逃がすまでの能力は無いようで、汗と雨でぐっしょりの状態です。
なんとか登山口までたどり着きましたが、身体も心もボロボロの状態でした。

今回は、登山は天候がすべてであるということを痛切に感じました。
また、秋の天候は変わりやすく、「○○○心と秋の空」とは、まさしくと思いました。
ただ、体力的にはまだまだ行けそうな感じだったので、天候さえ良ければ成功していたものと思い、次回は必ずリベンジしてやろうと強く思いました。

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剱岳/早月尾根ルート/馬場島起点早月小屋経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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