明神峠・不老山名残のサンショウバラ
- GPS
- 13:02
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 471m
- 下り
- 1,095m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
4月5月は忙しく山歩きも何もできず身体が鈍った。少し時間が空いたので天気の良さそうな水曜に出かけてみた。不老山方面は10年以上前によく出かけた。明神峠からやマウンテンバイクで富士吉田から山中湖、三国峠から明神峠に出てそこからマウンテンバイクを担いで不老山まで登り神縄断層のある林道を下って駿河小山駅まで戻った記憶があるがそんな力業はもはや夢のようだ。 駿河小山駅でタクシーを拾おうと思ったが予約タクシーしかなく、やむを得ずタクシー会社に電話してタクシーを呼び出した。三十分ほどのロスやはり予約を入れとくべきだった。二十分ほどで御殿場からタクシーが来た。以前はこの駅にもタクシー待ちがあったが今はないがタクシー待ち合いのスペースが残り迎車代金は取らないのだそうだ。それで明神峠まで3300円とかなり助かった。
みおぼえのある登山口からまず湯舟山を目指す。最初の鉄塔のところにサンショウバラがかなり咲き残っていた。おそらくここが一番標高が高いためかいちばん残っていたようだ。
長い登りに耐え9時前に湯舟山に出ると大勢のグループが山頂で休憩談話中だったので通過した。湯舟山からは急な下りが続く。300mくらい下って途中シラクラの頭を越えて左に林道が出てきて悪沢峠逢坂峠?を越えて樹下の二人蘇峰の丘に到着するがサンショウバラはすでに散っていた。代わりにズミの花が満開だった。すぐ出発し世附峠まで進み、不老山入口のベンチに座って昨夜の五目寿司の残りを詰めたお弁当を食べる。その間若い登山者二人が不老山に向かった。食べ終えて2人を追うがまったく追い付かない。こちらはそろそろ足が疲れて動かない。情なや!
不老山の登りで15年くらい前にマウンテンバイクを担いで登った時若い頃勤めた職場の山好きのご夫婦とすれ違ったことを思い出す。その頃の記録は皆火事で焼けてなくなった。
何とか不老山の下に出て荷物を置いて山頂なサンショウバラの撮影に向かう。途中山頂から戻ってきた女性ハイカーと短いやり取り_サンショウバラが咲き残るのは明神峠付近の鉄塔付近だがそこに向かうと帰る手段がタクシーを呼ぶしかない。今は丹沢湖方面に下っても平日はバスがないかも知れず駿河小山駅に下るのも6km以上あり歩くしかない。若くて元気なら何とでもなるが年を取ると何ともならない。
山頂でサンショウバラの名残を惜しみ撮影を済ませて下山にかかる。若いときはそのまま県境尾根を下ったが最近は足が動かず下山に四苦八苦しているので今回は途中から神縄断層のある林道に出て駿河小山駅に向かった不老山からの下りですでに右足がつりそうで時々ストレッチをしながらだましだまし下るので時間がかかる。予定時間を大分オーバーして辛うじて林道分岐にたどり着き林道を下り始める。神縄断層は思ったより遠く中々着かない。方々で崖崩れがあり断層は無事なのか心配になる。しかし神縄滝が現れ冷たい水を補給でき生き返る。その少し先に神縄断層があった。この断層はすでに動きを止めており地震との関連はなさそうだが断層の右側は小笠原諸島あたりから北上して列島に激突した伊豆半島の地層(駿河湾に堆積した礫ガチそうに見える)、左側は丹沢の地層だという。日本列島の激しい成立の様子の一端を見ることができる露頭だった。
この後、痛い足を引きずってなんとか1時間以上遅れて駿河小山駅にたどり着いた。
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