三ッ峠山

2021年06月10日(木) [日帰り]

• GPS: 07:08
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,214m
• 下り: 1,237m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:26
• 休憩: 1:40
• 合計: 7:06

7:14 西川新倉林道脇駐車場
7:58 8:03 展望ポイント-１
8:04 8:04 木無山
8:09 8:09 展望ポイント-１
8:14 8:14 四季楽園
8:21 8:34 三ッ峠山
8:45 8:48 御巣鷹山
9:23 9:23 茶臼山
9:36 9:37 大幡山
9:54 9:54 ヤナ沢の頭
9:59 10:00 大幡八丁峠
10:19 10:19 清八山
10:23 10:23 清八峠
10:48 10:58 本社ヶ丸
11:23 11:24 清八峠
11:29 11:29 清八山
11:47 11:47 八丁山分岐
11:52 11:52 八丁山
12:06 12:22 八丁峠（プレート）
12:25 12:25 藤野木八丁峠
12:52 12:52 御坂峠
13:04 13:09 御坂隧道
13:11 13:56 天下茶屋
14:11 14:11 三ツ峠登山口バス停
14:20 西川新倉林道脇駐車場

梅雨前に取れた休み。天気もまずまずの予報で、これを有効に活用しない手は無い。そこで迷わず山歩きへ。
最近、パンチの効いた山歩きをしていないので、久しぶりに八ヶ岳方面を検討していたが、日帰りではもったいない。
一方、去年から先送りになっている会津の蒲生岳と要害山。登れば只見四山コンプリート、バッチもゲットできるので捨てがたい。でも、どこかの山（雄国沼、磐梯山とか安達太良山あたり）とセットで行かないと交通費がもったいない。
こんな優柔不断な思考に陥っていたところ閃いたのが、これも前から計画に入っていた三ツ峠山。これだということで、改めて地図を広げると、すぐ近くに清八山や本社ケ丸、そして天下茶屋と、役者が揃っていることに気づいた。前日に急遽、作戦を組み立てて、河口湖へと向かったのだった。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三つ峠登山口駐車場

写真

6/10 7:04

駐車スペースから身支度してスタート。少しひんやりしているので長袖のアンダーシャツ着用。

6/10 7:05

トイレも完備されていて助かる。荷揚げ用の本格的四輪駆動車も待機中。

6/10 7:13

さて、こんな感じの林道が山頂まで続く。ジープが走る道なので、比較的歩きやすい。

6/10 7:27

もしかしたら、自分の車でも来られるかもなんて。それじゃ山歩きにならないね。

6/10 7:32

新緑が気持ち良い。この辺、セミの鳴き声が凄い。

6/10 7:40

こちらにも寄ってみたいけど、今日はだめなんだよなー。

6/10 7:41

林道を黙々と歩く。

6/10 7:50

少し、緩やかになってきた。

6/10 8:01

で、展望の良い場所に到着。三ツ峠山だから三つとも登らないとね。ということで、木無山に向けて河口湖方面への道を進む。

6/10 8:05

一つ目ゲット。木無山の標識はあるものの、これといったピークではない。さて、来た道を戻って開運山に向かう。

6/10 8:11

6/10 8:11

本当は、三ツ峠駅からここまで歩かないといけないのかなと後ろめたさも。でも、奥に見えるジープがここまで来るところを歩いたんだし、勝手に良しとしよう。

6/10 8:13

茶屋が数軒あったけど、みな人気がなかった。

6/10 8:14

この分岐を右へ。御巣鷹山は後ほど。

6/10 8:15

きれいな階段が整備されている。さすがは、人気のお山。

6/10 8:20

振り返るとさっき歩いていた場所が見えた。

6/10 8:31

山頂到着。貸切だったので、すこしゆっくりして写真撮影。

富士山がきれい。

6/10 8:34

次の目的地、御巣鷹山。

6/10 8:38

花の名前が分からない。

6/10 8:41

さっきのとちょっと違う感じ。

6/10 8:42

こちらは、柵で保護されていた。後で知ったが、貴重な花だったとのこと。

6/10 8:43

御巣鷹山に向かう途中から振り返る。開運山と富士山。この辺は、高山植物が多いようで、カメラマン数人を目撃。高山植物や花は好きだけど、ただ見ているだけで知識がほぼゼロなので、すこし勉強して山の楽しみ方の幅を広げたいなー。

6/10 8:46

御巣鷹山の鉄塔に到着。

6/10 8:46

フェンスを一周してたら、フェンスの中に山頂のしるし発見。

6/10 8:48

さて、此処で引き返すのが無難なんだけど、欲を出して秀麗富嶽十二景を二座ゲットするため先に進む。

6/10 8:50

クルマじゃなければ、此処を縦走して下山、お土産に笹子団子買って帰りたいなー。

6/10 8:56

御巣鷹山から急な下りが続く。一気に高度を下げるので、スリップ注意。逆コースで清ハ山から歩いてきて、終盤この急坂を登るのは勘弁願いたい感じ。

6/10 9:11

ロープ設置箇所もあり。

6/10 9:20

時折、目をなごませてくれる。

6/10 9:22

セミの大合唱の中を進む。しかも、誰とも行き会わない。

6/10 9:23

新緑に癒される。

6/10 9:28

高い場所にあるから、撮りにくい。

6/10 9:39

大幡山というピーク。

6/10 9:44

大幡山から急下降すると鉄塔が現れた。送電線に沿って見晴らしの良い展望が。

6/10 9:44

これから一回りして、送電線の先の稜線に鉄塔が見える場所（八丁峠）を経由して天下茶屋に下山する予定。

6/10 9:58

こちらは大幡八丁峠。

6/10 9:59

峠のすぐ近くにある清八林道の終点。此処を下れば駐車場に戻れる。昨日までは、ここを下る計画だった。

6/10 10:00

地図でも確認。

6/10 10:06

さて、次の目的地に向かって登る。

6/10 10:08

6/10 10:09

6/10 10:09

分岐点に到着。まずは、右の清八山へ。その先の本社ケ丸までピストンして此処に戻ってくる予定。

6/10 10:12

さっきまでいた御巣鷹山が見えている。

6/10 10:13

セミの大合唱の中を進む。

6/10 10:13

6/10 10:14

6/10 10:14

で、程なく清八山に到着。秀麗富嶽十二景シリーズの標識。

6/10 10:15

御巣鷹山。

6/10 10:15

そして、富士山の眺望。すこし霞んでいるけど梅雨に入る前に来られて良かった。また、秋にも登りたいね。

6/10 10:22

さて、本社ケ丸に向かって一旦、下って清八峠に到着。この後、アップダウンの連続で、地味にジワジワト疲れ始める。

6/10 10:29

でも、時折、振り返るとこの景色が励ましてくれる。

6/10 10:29

山坂を乗り越えて、どうやらピークに着いたらしいと思ったら、これは頂上ではなかった。この繰り返しが続く。

6/10 10:48

で、やっとこさ本社ケ丸に到着。疲れたー。

6/10 10:48

富士山は、まだ見えている。

6/10 10:51

右奥が例のシリーズの山頂標識。富士山と反対側なのでちょっと残念な場所にある。さて、しばし景色を堪能したら、分岐点まで戻る。またあのアップダウンを歩くと思うとうんざりして来た。次回は、ここから、笹子駅に下るコースを計画しよう。

6/10 11:15

まあ、花たちに癒されながら清ハ山に向かって歩く。

6/10 11:29

で、清八山に戻ってきた。さっきの本社ケ丸は名前もユニークだし、標高が高いし、人気もあるようだが、自分的には、清八山をお気に入りの山リストに入れたい。秋になったらまた登りたいね。お団子もゲットできるし。

6/10 11:29

清ハ山から一応、富士山ワンショット。こちらに標識があるとベストだけど。

6/10 11:34

さて、さっきの分岐点に戻ってきた。直進すると御巣鷹山方面だが、今日は、ここから天下茶屋に向かう。地元の方の標識では「河口湖アルプス」とされている。まあ、御坂山や黒岳まで歩ければいいんだけれど、さっきの本社ケ丸で体力を奪われたので、下山モード。今日は、大人しく下山し、次の機会ということで。

6/10 11:35

なかなか気持ちの良い尾根道歩き。ただし、眺望はない。

6/10 11:41

6/10 11:47

この後に八丁山を通過しているが、それらしいピークがいくつかあったが、標識は無かった。

6/10 12:04

で、八丁峠の鉄塔に到着。右の御巣鷹山から歩いてきたルートが見える。送電線の先に先ほど通過した大幡八丁峠方向が見える。

6/10 12:05

八丁峠から、清八林道に下る道もある。たぶん、鉄塔の巡視路だろうが、かなり急だ。ここから駐車場に戻ることも出来る。

6/10 12:22

ここで持参した、おにぎりでエネルギーチャージして、出発。

6/10 12:32

6/10 12:41

河口湖と富士山。残念ながら、もう雲隠れしてしまっていた。

6/10 12:41

こちらは、三ツ峠山。

6/10 12:42

河口湖大橋。昔は有料だった記憶が。学生時代のゼミ合宿で、夜中にボートを漕ぎ出して橋の下を潜ったことがあったっけ。

6/10 12:52

さて、天下茶屋への降下地点に到着。きょうは、此処まで。

6/10 12:54

御坂峠となっているけど、旧って言うことかな。次の機会にこの先の御坂山→御坂峠→黒岳あたりを縦走したいもの。じつは、かつて、両親も歩いているルートで、富士山を見ながら歩けるルートだと聞いているので、興味有り。

6/10 12:57

下りは、階段で一気に高度を下げていく。

6/10 13:06

太宰治の記念碑。

6/10 13:07

やがて、車道が見えてきた。

6/10 13:08

天下茶屋に到着。

6/10 13:16

茶屋からの富士山と河口湖。

6/10 13:32

せっかくなので、名物のほうとう鍋をいただく。

6/10 13:48

茶屋の二階に太宰治記念館があるので、見学。

6/10 13:49

太宰が使っていたという火鉢と机。ここで執筆していたのかー。

6/10 13:49

なるほど。

6/10 13:58

さて、お腹も満たされたのでもう少し頑張って、駐車場に向かって歩こう。

6/10 14:03

しばらくは気楽な下り道。

6/10 14:12

やがて、分岐点。ここから登り返し。

6/10 14:20

地味な登りで駐車場に帰還。今日は、暑かったしちょっと疲れたー。

6/10 15:33

で、帰路に富士吉田の道の駅に寄ったら、こんなのを見つけた。

6/10 15:35

山頂で富士山レーダーが稼働中だった頃に、ドームの中のレーダーを見せていただいたことを思い出した。懐かしいなー。

6/10 15:37

道の駅から三ツ峠山が見えている。この後、温泉に寄るか思案したが、とっとと帰ったほうが良いと判断し、帰宅の途に。相模湖まで下道で中央道に入るも、調布で事故渋滞とのこと。国立府中でおりて、国道20号へ。そのまま一般道で午後8時過ぎに帰宅。おつかれさま。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR1700 カシオ

感想

zottaman

三ツ峠山からの富士山の眺めはすばらしい。周辺は、高山植物が多いらしく、花を求めてカメラマンがちらほら。他の方のレコでも相当な数の草花があることが分かった。高山植物の図鑑が本棚に眠ったままでは、宝の持ち腐れだと反省。もう少し、勉強してみたい。
また、清八山に向かうトレイルは新緑の中気持ちよく歩けた。ただし、逆コースはお勧めしない。清八山から本社ケ丸の道はアップダウンの連続で、今回はなぜかペースが上がらず、次は歩きたくないルートかも。この季節は、熱中症対策や水分補給も重要。また、清八山から天下茶屋へのルートは、アップダウンはあるものの気持ちよく歩けるルート。たぶん、紅葉の季節はすばらしいと思う。出来れば、今度は御坂山や黒岳に向かって歩いてみたいと思った。
天下茶屋でほうとう鍋を味わい、太宰文学の一端にもちょっと触れることが出来た。梅雨に入る前の貴重な晴れの日、内容の濃い時を過ごすことができた。