豪雨の後の快晴♪気持ち良い稜線歩き 三股〜常念岳〜蝶ヶ岳周回


- GPS
- 08:00
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 2,390m
- 下り
- 2,373m
コースタイム
- 山行
- 12:08
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 12:38
3:38 登山開始
3:55 三股分岐
6:50 石室〜7:00
7:43 小屋方面への分岐点
8:25 常念小屋〜8:30
9:16 山頂、三股分岐点
9:25 常念山頂〜9:36
11:21 2592ピーク
12:13 蝶槍
12:25 横尾方面分岐
12:50 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:56 蝶ヶ岳山頂〜13:00
14:34 まめうちだいら
15:15 力水
15:39 三股分岐
15:48 駐車場着
天候 | 曇りスタート、前常念〜常念小屋まで雨、 それ以降は一気に快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場は広めで舗装。トイレも紙はありました。 アクセス面も特に問題なく、ちゃんと綺麗に舗装された道路です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三股分岐から前常念の手前、岩場に出るまでの間、 そして蝶ヶ岳山頂直下から三股まで、共にかなりの急登です。 展望もなく、水場もなく、泥や木の根で滑りやすいので注意。 樹林帯を抜けてから常念岳までは、浮き石も多々ある長い岩場歩き。 常念小屋往復も大小様々な岩場続きです。 常念〜蝶の間はそれはもう飽きない展開の登山道のオンパレード。 岩場から樹林、急な登り下り、緩やかな坂も。 下山後はほりで〜ゆ〜にて入浴。 蝶ヶ岳ヒュッテにて申し出をすれば、500円が400円になるクーポンを戴けます♪ |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
以前からこのルートは歩いてみたいと思ってはいたのですが、
いかんせん17時間弱のコースタイム。
常念も蝶も行ってみたいし、どうせなら両方合わせて行きたいし、
稜線歩きしたいし、でも17時間。
あ、このタイムはバッジ購入のためだけに常念小屋往復も含まれています(^^;
なかなか踏ん切りがつかないコースだったのですが、6月の難コースで自信もつき、挑戦に至りました。
スタートタイムをいつもより更に早く3:30に設定。
小屋往復を含めて11:00より前に常念岳の山頂を踏めたら蝶へ、踏めなかったらそのままピストンと決めてスタート。
真っ暗な中、轟々と音を立てる川の流れに怯えながら急登をひたすら登ります。
約1500mも高度を上げるのだから当然といえば当然。
永遠に続くのかと思うと当然そんなことはなく、気がつけば樹林の間から岩をまとった大きな山が見え隠れ。
俄然やる気も湧いてきます!
一気に視界が拓ける稜線に到着!前方に見えるピークへ向かい、少しずつでも確実に前へ進みます。
この辺で蝶ヶ岳方面から黒い雲がどんどん近づいてきました。
山頂と思っていたピークが単なる前常念であることにはさっさと気づきましたが、やっぱりちょっとガックリ(^^;
石室に逃げ込んだ頃、雨足も強くなり、カッパを着込みます。
最近カッパ頻度が高すぎるため、防水カメラを購入♪
雨の中でも写真はバッチリです!
外へ出ると完全にガスに包まれてしまいました。
せっかくの稜線歩きも、ここまで真っ白だとつまらないので、9割がた常念ピストンの頭で先へ進みます。
小屋への分岐点で大きく迷いました。
「山頂へ行ってから行くか、先に小屋へ行くか。」
今山頂に行っても確実にガス、雨。
往復2時間で、劇的に変化する可能性に賭け小屋へ向かいました。
そこからまたどんどんと雨は強くなり雷も激しく鳴り響きます。
それでもなぜか雨具を装備しない人たちもちらほら。
この天気なら小屋からの往復でも持ちましょうよ!
間もなく小屋に着く頃、遠くの空が青く輝き始め、
その小さな輝きはあっという間に空全体を覆い尽くしました!!
やった!!快晴だ!!
これは蝶へ行ける!!
小屋にて2種類それぞれ500円のバッジをひとつだけ買い、即カッパを脱いで山頂へ向かいました。
ここの登りも簡単なものではなく、歩きにくいしルートがわかりにくいし、へとへとです(^^;
でもこのお天気の中、文句は言いません!
山頂に着くと、どうしても穂先を見せない槍の流れが見え隠れ。
やはり三股から、ゆうべは蝶ヶ岳ヒュッテに宿泊した2人組みの方と道の情報交換。
蝶ヶ岳方面へ向かう道は長く遠く、ずーっと先まで見渡せました。
その方向へ踏み出してすぐ、単独登山者が先ほどの雷で怖い思いをしたとの話を聞き、
無事に帰って笑い話にして下さい!と会話を交わしました。
大きな岩のオブジェをいくつもいくつも越え、登って下って登って下って進みます。
すると今度はひとつだけ樹林帯の山。
なぜそうなのかはわかりませんが、場面転換は一番気分をリフレッシュしてくれるのでありがたいです♪
2592mのピークに立つと、見渡す限りのお花畑!
いろいろな種類の高山植物が咲き乱れています!癒されるな〜♪
が、その次に待ち構えているのが一番の難関であろう蝶槍。
どう考えても稜線上で最も急登のピークが、疲れも蓄積された頃に登場するとは…
常念の先っちょで会話を交わし、その後も抜きつ抜かれつを繰り返してきた大阪からの親子(?)とも「ここは嫌だね〜(笑)」と話してスタート。
とは言うものの、登りにはそんなに苦手意識がないもので、気がつくと中腹、気がつくとピークといった感じ。
途中、3泊4日の大縦走の二人組とも励ましあって登りました。
蝶槍から見える蝶ヶ岳は、それはそれは優しい印象の山頂。
ここからはきつい登りもなく、そこにたどり着けると確信できました。
ヒュッテに寄り、3種類各500円のオリジナルであろう蝶々をモチーフにしたバッジを購入。
時間的なものでしょうけれど山頂を独り占め。
ここから先は、スタート時に登ってきたような樹林帯をひた下ること3時間。
長い長い周回コースも、無事に暗くなり始める前に終了。
最後の最後、力水で顔を洗ったときは本当に気持ちよかったです!
ものすごい達成感で大満足の山行でした♪
nosterさん、こんばんは。
今回はなかなかロングな山行ですね
常念も蝶もそれぞれ単品では行きましたが、この周回コースはいつか歩きたいと思っているコースです
でも常念小屋から常念岳への登り返し、結構きついですよね
バッジの為とはいえ、ちょっと遠い寄り道よく歩きましたね
ゴジラみたいな木、私が5月に見たときよりなんだかリアルですねぇ
私も早くまたお花畑に行きたいなぁ
あ、ハッキリ言ってこのふた山はmiyucchiが行っているレポを見て憧れたんだからね♪
どっちもそれなりにしんどそうだったから一度で済ませてしまえ的な(笑)
小屋往復が、この山行をここまで実行出来なかった一番の原因ですww
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