尾瀬沼・尾瀬ケ原 〜大清水から鳩待峠〜

2021年06月12日(土) [日帰り]

• GPS: 10:27
• 距離: 27.0km
• 登り: 885m
• 下り: 496m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:58
• 休憩: 1:28
• 合計: 10:26

5:36 大清水
6:34 6:36 一ノ瀬休憩所
6:53 6:53 冬路沢橋
7:04 7:09 岩清水
7:54 7:57 三平峠
8:19 8:19 三平下
8:51 8:51 長蔵小屋
8:58 9:10 尾瀬沼ビジターセンター
9:14 9:16 燧分岐
9:27 9:27 長英新道分岐
10:07 10:21 沼尻平
10:48 10:49 白砂峠
11:38 11:38 イヨドマリ沢
11:55 11:55 見晴新道分岐
12:06 12:14 桧枝岐小屋
12:26 12:37 見晴
12:37 12:44 桧枝岐小屋
12:44 12:47 見晴
12:49 12:53 桧枝岐小屋
12:55 12:56 見晴
13:30 13:33 竜宮十字路
13:58 14:00 尾瀬ヶ原
14:05 14:05 下ノ大堀川橋
14:17 14:17 牛首分岐
14:27 14:27 上ノ大堀川橋
14:53 15:03 山ノ鼻
16:02 鳩待峠

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は一日500円。係員がいない時間は車のワイパーに駐車料の案内が挟まれているので、その紙に駐車料金を包んで大清水休憩所の入り口にある箱に入れる。
駐車場は第一から第三まであるが、ニッコウキスゲの見頃の時期などの週末は満車になる。遅く行くと停められず引き返すことになる。この日は朝5時半で第一駐車場は満車、第二は3分の1の入りだった。

コース状況／危険箇所等

大清水から一ノ瀬までは砂利道の車道歩き。乗り合いタクシーも出ていて定員になればすぐ出る。（大人700円）ここ以外はほぼ木道歩き。木道が濡れていると滑る。尾瀬の事故で一番多いのが、木道で滑る又はよそ見していて転んで骨折らしい。

その他周辺情報

去年はコロナで閉まっていた尾瀬沼ビジターセンターは今年は開いていたが、去年開いていた山の鼻ビジターセンターは閉まっていた。14日から開く予定。
第一駐車場の横にあった大清水小屋は解体中だった。
温泉は戸倉第一駐車場の入り口に「尾瀬ぷらり館戸倉の湯」がある。10：00〜18：00　大人500円

写真

6/12 5:35

登山口の大清水
左の建物が東京電力の関係会社が経営する大清水休憩所。その前が第一駐車場。この日は第一駐車場は満車のため第二駐車場に停めた。

6/12 5:36

乗り合いタクシーもあるが一ノ瀬まで砂利道の車道を50分歩く。
第二駐車場はこのゲート右を行ったところ。

6/12 5:39

左の車道を行く。右の林道は奥日光に通じている。

6/12 6:11

乗り合いタクシーに追い越された。

6/12 6:31

一ノ瀬休憩所が見えてきた。

6/12 6:38

三平橋を渡るとすぐ本当の登山口がある。

6/12 6:39

ここから登山道
左の箱のなかに地図が入っている。

6/12 6:51

ほとんど木道歩き

6/12 6:55

冬路沢をわたる

6/12 7:12

岩清水の水場
この先水には困らない。小屋ごとに水はある。

6/12 7:23

オオカメノキとムラサキヤシオ
この辺りはほぼ終盤

6/12 7:29

ムラサキヤシオ

6/12 7:43

食べごろのコシアブラ。
尾瀬にはたくさんある。
でも採ってはいけません。

6/12 7:53

三平峠にきた。ここは分水嶺。大清水側に降った雨は太平洋に、尾瀬沼側に降った雨は日本海に流れる。

6/12 8:12

尾瀬沼山荘が見えてきた。
トイレもある。

6/12 8:25

尾瀬沼湖畔に出るといろんな花がお出迎えしてくれた。
これはコバイケイソウ。花はまだツボミ

6/12 8:25

ミズバショウの花が残っていた。
リュウキンカも

6/12 8:27

薄日が差してきた。
ビューポイントから見る燧ケ岳

6/12 8:28

タテヤマリンドウはこの先ずっとあった。

6/12 8:33

ミネザクラ

6/12 8:34

アップで

6/12 8:45

長蔵小屋手前のミズバショウ

6/12 8:53

湖畔のテラス

6/12 8:54

テラスから見る燧ケ岳

6/12 8:58

大江湿原
端境期なので、タテヤマリンドウぐらいしか咲いていない。

6/12 9:12

ミズバショウとリュウキンカ

6/12 9:14

沼山峠分岐

6/12 9:16

青空が出てきた。
大江湿原から見る尾瀬沼

6/12 9:21

鹿よけの柵

6/12 9:27

燧ケ岳長英新道分岐

6/12 9:28

道標アップ

6/12 9:30

浅湖湿原越しの燧ケ岳

6/12 9:43

見頃のミズバショウも

6/12 10:03

燧ケ岳を入れて

6/12 10:06

沼尻平
燧ケ岳ナデックボ分岐
ナデックボはまだ上の方が雪渓の中だった。

6/12 10:07

ナデックボへの登山道

6/12 10:08

沼尻休憩所
休憩所もトイレも閉まっていた。
ここは数年前に焼失したが再建したところ。

6/12 10:18

タテヤマリンドウ
ここから見晴らしに向かう

6/12 10:24

見頃のミズバショウ

6/12 10:28

見頃のムラサキヤシオ

6/12 10:32

オオカメノキとムラサキヤシオ

6/12 10:33

見頃のムラサキヤシオがいっぱい咲いていた。
2日前に行った三国山・平標山間にもたくさんのムラサキヤシオがあったがほぼ終盤落花盛んであったが、この辺りはちょうど良い。

6/12 10:35

新緑のダケカンバ
針葉樹と広葉樹の緑のコントラストがキレイ

6/12 10:36

白砂田代
気持ちいい緑のコントラスト

6/12 10:37

これも

6/12 10:38

池塘と新緑
気持ちいい眺め

6/12 10:46

白砂峠手前には残雪が

6/12 10:46

かわいいミズバショウも

6/12 10:47

ホウの大きいミズバショウも

6/12 10:51

ねじ曲がったコシアブラ
この辺りにもたくさんのコシアブラが

6/12 11:05

青空の元、眩しい新緑

6/12 11:26

新緑の中、見晴らしに向かう

6/12 11:36

イヨトマリ沢の橋を渡る。
この沢水は冷たい

6/12 11:53

燧ケ岳見晴し新道分岐

6/12 12:02

見晴しキャンプ場分岐

6/12 12:10

見晴しキャンプ場
明日の天気が良ければここにテン泊したかった。

6/12 12:12

15張位張ってあった。
ここは過去3回テン泊したことがある。

6/12 12:52

見晴しの山小屋街
ここでお昼にする。
レンゲツツジはまだツボミ。去年は満開だったような？

6/12 12:56

広大な尾瀬ヶ原
この景色をずっと見たくて鳩待へ行くことに変更した。

6/12 13:00

ワタスゲ
そよ風に揺られるポンポン

6/12 13:02

至仏山を正面に見ながら歩く
気持ちいい眺め
尾瀬の景色は写真でも動画で見ても、実際にそこに臨場しないと味わえない。

6/12 13:03

振り返ると燧ケ岳
あー、気持ちいい！

6/12 13:24

沼尻川の橋
ここが県境で、ここを渡ると群馬県

6/12 13:38

竜宮から見る至仏山

6/12 13:41

竜宮の入口
ここから水が吸い込まれ、50m位先から出ている。

6/12 13:51

満開のズミの花

6/12 14:00

下ノ大堀川から見る至仏山
尾瀬の写真によく出るところ。

6/12 14:16

牛首が近づいてきて人が多くなってきた。
一般観光客はこの辺りで引き返す人が多い。

6/12 14:21

牛首分岐

6/12 14:32

逆さ燧ケ岳
今日は細波で逆さは見えません。

6/12 14:51

変わった葉のミズバショウがあった。これだけ

6/12 14:53

山の鼻に来た。例年ならこの辺りは人でいっぱいになるが、

6/12 15:18

ミズバショウの群生地だが今はコバイケイソウがいっぱい

6/12 16:02

鳩待峠に着いた。
例年よりガラガラ

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-04H docomo シャープ

感想

女峰の爺

今月は武尊山、谷川岳、三国山・平標山と登り、次はどこの山へ行こうかと考えていた。日光白根山へ行こうとも思ったが今行けばまだミズバショウが見られると思い尾瀬に行くことにした。去年もこの時期に今回と同じコースを行っているが、去年は戸倉から大清水に戻るのに折り畳みミニサイクルを使い大変苦労したので、今回は竜宮まで行って大清水に引き返そうと予定していた。しかし見晴らしまで行ってみて尾瀬ヶ原を見たらこの雄大な湿原を歩いてみたくなり、このまま鳩待峠まで行くことに変更した。大清水まで行くバスは下山するころはないのは分かっていたので、タクシーを利用して戻った。

ボクが昨年今回と同じコースを歩いた時のレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2406642.html

自宅を出発前に確認した一時間ごとのお天気ナビゲータの天気予報は、午前中2時間ほど傘マークがありほぼ一日中曇りだったが、見晴らし予報はほぼ「まずまず」だったので燧ケ岳・至仏山も見られ、尾瀬なら雨に降られても傘をさして歩けると思っていた。しかし、実際の天気は曇りで時折晴れ間も射すまずまずの天気だった。
花は全体的には端境期でミズバショウなどの春に咲く花が終盤を迎え、次にニッコウキスゲなどの夏の花が咲くにはまだ早く花数は少なかった。また、人出は一年前よりはだいぶ増えたが団体が少なく、例年並みより少し少ないくらいだった。

梅雨入り直前、戸倉から大清水までのタクシー代4千円は痛かったが、思っていたより好天に恵まれ楽しめた一日だった。