富士山 山中口登山道および須走口登山道 旧道調査9

2021年06月12日(土) [日帰り]

• GPS: 06:09
• 距離: 8.4km
• 登り: 611m
• 下り: 609m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:51
• 合計: 5:56

7:05 狩休
8:40 8:50 御室浅間神社跡
9:23 9:30 古御嶽神社
9:34 10:04 東富士山荘
10:06 10:06 古御嶽神社
10:18 10:22 小富士
12:21 12:21 御室浅間神社跡
13:01 狩休

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

狩休からスタート。
草が伸び始めているので、狩休自体の調査は難しい。

九十四丁目石

九十五丁目石
ここは平場であり、ゴミが残っていました。
帝国麦酒株式会社のガラス瓶を発見。

ガラス瓶は帝国麦酒株式会社。
1929年に桜麦酒株式会社に商号変更したそうです。ということはそれより前。。

桜のマークが入っています。

九十六丁目石

九十七丁目石

火山灰の上の土層が薄く、木の根は浮いています。

旧旧登山道と見られる道を今日は登ります。

複線化したところの足元に石らしきものが・・

掘り出すと丁目石の基礎のように見えます。百丁目かもしれません。

さらに進むと成形された石が埋まっているように見えました。

掘り起こすと「百一丁目」を発見。
旧旧登山道らしき道の証ともいえるでしょう。

上の方に基礎があったので、そこにはめ込んで完成！
やりすぎかな・・・

小富士からの富士山

山中口と思われるルート沿いの奇岩

山中口合流点と推測される二合八勺小屋跡とみられる鳥居跡。

二合八勺小屋跡とみられる平地。東富士山荘の米山氏によると雪代で倒壊したとのことです。

仮称石積遺構。

マイヅルソウ

本日の収穫は旧旧登山道とみられる踏み跡で百一丁目石を発見したこと。

感想

upa

富士山旧登山道の調査は、旧山中口登山道と須走口登山道の調査を行います。

マイカー規制前のため、今回はあざみラインが使えます。新東名と国道138号バイパスが開通したため、自宅から狩休まで1時間余りで着きました。近くなったけれど、往復で￥6,000くらいかかるのが欠点。

今回は旧登山道に残る丁目石4ヶ所の座標を得ることでしたが、それに加えて、旧旧登山道と推測していた踏み跡に百一丁目石を発見し、ますます深みにはまりそうです。
丁目石は他の登山口には無く、須走口旧登山道の特徴となっているようです。