白駒池〜にゅう〜中山〜丸山

2013年07月30日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.8km
• 登り: 571m
• 下り: 564m

コースタイム

8：00麦草峠P-8：55白駒池-10：25にゅう（〜10：30）-11：25中山峠分岐-11：35中山-11：45中山展望台-13：15高見石小屋（〜13：35）-13：50丸山-15：00麦草峠

天候

雨のち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

麦草峠無料駐車場利用

コース状況／危険箇所等

登山ポスト：どこにあるか分りませんでした。
下山後の温泉：縄文の湯
登山道状況：全般的に苔の生えた岩、丸太、泥濘多く、降雨後であったため滑りやすく、いっそう歩き辛かった。

写真

朝7時過ぎに駐車場に車を停めました。が、外は雨。息子と車中で遊びながら、しばらく様子を見ることにします。

雨足が弱まってきたので、とりあえず歩き始めてみます。時刻はすでに8時になっています。

まずは白駒池を目指します。しっとりとした空気の中をゆっくりと歩きます。

7/30 8:34

白駒の奥庭まで来ました。ここで雨が止み、空が明るくなってきたので雨具を仕舞います。明るくなっても霧はすぐには晴れません。

7/30 8:49

ほどなくして白駒池へ到着。カモが悠々と泳いでいます。

7/30 8:54

良い雰囲気の池。ボートに乗りたいと言う息子をなだめ、先へ進みます。
紅葉の時期にまた来たいですね。

道標を確認し、今日の最大目標「にゅう」に向かいます。

7/30 9:12

白駒湿原。平日の雨上がりだからか、静かで幻想的な場所でした。

7/30 9:36

足元に気をつけながら、ゆっくりと進みます。北八ヶ岳らしい苔むした森の中を、息子と二人で歩きます。見た目は良いんですが、足元が滑りやすく気を使います。

分岐点を「ニュー中山」方面へ向かいます。「ニュー中山」って、、、

7/30 9:41

ニュー中山の道標を過ぎた辺りから若干傾斜が増します。足元に気をつけながら、山頂を目指します。

7/30 10:12

森に一瞬明るい日差しが差します。ですが青空までは見えません。

7/30 10:25

パッと視界が開けたところににゅうの山頂があります。息子と二人、2年前から狙っていた山頂だけに感無量です。・・が、展望は皆無。真っ白けです。

7/30 10:25

どっち方面がなんなのかもよく判らず、終いには、一瞬ですが小雨がぱらつきました。長居はせずに退散します。

7/30 10:29

さよなら「にゅう」。またいつか来ます。

7/30 11:06

にゅうを後にし中山方面を目指し歩きます。順調だったら行きたいと思っていた天狗岳ですが、この時点で半分以上諦めています。

分岐点まで来ました。息子は天狗岳行きを望んでいますが、すでにお昼が近い時間帯なので、ここはグッと辛抱し、天狗岳は諦め、中山〜丸山経由で戻ることにします。

7/30 11:36

中山山頂直下。シャクナゲが辛うじて残っています。

中山を過ぎ、中山展望台へ来ましたが・・・ガスと共に冷たい風が吹きます。ここでお昼休憩としたかったのですが、寒いので高見石小屋でお昼休憩をとる事にしました。

中山展望台から、やたらと長く感じる岩場の下りを下りてきて、高見石小屋へ到着。息子がお昼ご飯を食べている間に、バッジを購入します。

私もお昼ご飯にします。写真はいつも食べているふわふわスフレと、購入したにゅうのバッジ。
サッサと食事を済ませ、今日最後のピーク、丸山を目指します。

7/30 13:45

少し歩いただけで、明るい感じの頂上が近づいてきます。

高見石小屋から、あっという間に丸山へ到着。祠があるのでお賽銭を置き、帰路の無事を祈ります。

7/30 13:52

この山も展望はイマイチのようです。小休憩の後、下山開始します。

7/30 14:07

今日は終始、濡れた地面に気を使う山歩きでした。体力よりも、精神面で疲れました。

7/30 14:47

麦草ヒュッテまで戻りました。正面に見えるのは茶臼山でしょうか？今さら晴れてきました・・・

7/30 14:49

ハクサンフウロ？カイフウロ？綺麗で可愛い花ですね。

麦草ヒュッテの番犬（？）座っていると可愛いです。動くと迫力あります。

到着！駐車場に戻りました。今回は精神疲労を感じました。コース選びは慎重に行わねば。。。親子登山に課題を残す山歩きとなりました。

撮影機器：

PowerShot A4000 IS CANON

T003 東芝

感想

seiya

2年前の夏、NHKの番組「あなたもこれから山ガール」で紹介されていた「にゅう」という珍しい名前の山。この時テレビを見ていた息子が「にゅう行きたい。今度にゅう行こう。」と言っていました。その時は「もうちょっと大きくなったら行こうね。」と、約束だけしたのですが・・・
それから2年が経ち、息子も小学2年生になりました。そろそろチャレンジさせてもいいんではないかと思い、今回の山行となりました。体力、体調をきちんと保つために、前日のうちに現地入り（諏訪IC付近のホテル泊）し、しっかり睡眠時間を確保して臨んだのですが、体力云々の前に、今日の天候、登山道の状況は、さほど山に慣れていない我が子にはちょっと厳しいものになりました。
約束していたにゅうの山頂にたどり着けたことは、本当に良かったと言えるのですが、今日のような悪路が予想される天候の時に、全体的に泥濘の多い登山道や、中山〜高見石小屋のような、長い岩場の下りを歩かせてしまったことは、下調べ不足というか、反省すべき点かな、と思いました。
それでも小さな歩幅で一生懸命に、何度も足を滑らせながらも笑顔で歩ききった息子を、今日は褒めてあげたいと思います。今回ばかりは、一緒に歩いてくれてありがとうと思える親子登山となりました。
山行の無事に感謝！