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Yamareco

記録ID: 328345
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ハイキング
四国

絶滅危惧種、キレンゲショウマに会いたくて筒上山へ

2013年08月03日(土) [日帰り]
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nekojigen その他2人
GPS
--:--
距離
8.2km
登り
894m
下り
875m

コースタイム

9:16土小屋登山口ー10;19岩黒山ー10:49丸滝小屋ー11:44キレンゲ群生地ー12:22手箱越え修行道場・昼食13:21ー14:00筒上山ー15:14丸滝小屋15:36ー16:14土小屋登山口
天候 曇り、時折薄日が差したりぱらっとしたり
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土小屋駐車場
コース状況/
危険箇所等
めちゃくちゃ危険な所はありませんが、足元が濡れてると鉄板の橋とか筒上の鎖場や岩黒山の巻き道の岩が滑るので注意して下さい!

虫が多いので予防措置を!
虫除けスプレー・携帯蚊取り線香ないよりマシ程度ですが(笑)
貴婦人ネットが顔には効果絶大ですが息が詰まる!(>_<)
売店手前の駐車場から登ります
売店手前の駐車場から登ります
ガスっていい感じに落ち着く登山道
ガスっていい感じに落ち着く登山道
笹が被ってるのでレインパンツを履きました
笹が被ってるのでレインパンツを履きました
緑のカーテン
笹と樹木に霧がいいですね
笹と樹木に霧がいいですね
暗いので写真は難しい
暗いので写真は難しい
ウツギの一種でしょう、山アジサイ?いろんな色やカタチが見られました
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ウツギの一種でしょう、山アジサイ?いろんな色やカタチが見られました
そうこうしてる間に岩黒山到着!
そうこうしてる間に岩黒山到着!
ガスで視界はありません、すぐに下ります
虫嫌いのおじさんは貴婦人ネット装備!(笑)
ガスで視界はありません、すぐに下ります
虫嫌いのおじさんは貴婦人ネット装備!(笑)
丸滝小屋、修行道場?背負子に鉄板を載せてる?!
丸滝小屋、修行道場?背負子に鉄板を載せてる?!
丸滝小屋から登山道が東側に替わって鉄板の橋がたくさんある
丸滝小屋から登山道が東側に替わって鉄板の橋がたくさんある
鉄板に滑り止めがないので緊張します
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鉄板に滑り止めがないので緊張します
傾斜があるところも!
傾斜があるところも!
丸太の橋も!
小屋にあったのは錆びた橋の補修用の鉄板でした
丸太の橋も!
小屋にあったのは錆びた橋の補修用の鉄板でした
しばらく行くと筒上山からの道との分岐、ここからは歩きやすい
しばらく行くと筒上山からの道との分岐、ここからは歩きやすい
緑の屋根
これをくぐると名野川からの登山道との分岐です
これをくぐると名野川からの登山道との分岐です
山ホトトギスらしい
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山ホトトギスらしい
真ん中にミソサザイがいます!
真ん中にミソサザイがいます!
写真に撮るのは難しい
写真に撮るのは難しい
これも山アジサイの一種でしょう?!
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これも山アジサイの一種でしょう?!
キレンゲショウマの群生地、植生保護のためにロープが張ってますが、何も考えないヒトたちが写真を撮るためか、踏み込んでます(´・_・`)!
注意書きは無いのですが、四国ではここと剣山でしか見れないのですよ(´Д` )!!
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キレンゲショウマの群生地、植生保護のためにロープが張ってますが、何も考えないヒトたちが写真を撮るためか、踏み込んでます(´・_・`)!
注意書きは無いのですが、四国ではここと剣山でしか見れないのですよ(´Д` )!!
咲き始めでしょうね、あと一週間は楽しめそうです!
咲き始めでしょうね、あと一週間は楽しめそうです!
可憐な花ですが高貴な感じ!
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可憐な花ですが高貴な感じ!
これはだいぶん開いてます
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これはだいぶん開いてます
昆虫が受粉活動中
昆虫が受粉活動中
つぼみも美しい
上を行く登山者をバックに
上を行く登山者をバックに
惚れ惚れする黄色
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惚れ惚れする黄色
これは大きい花虻?!
これは大きい花虻?!
こうして見ると多そうですが実際は20m範囲くらいしかありません、とっていいのは写真だけ!
ですが、写真も繁殖地を踏み荒らさないように気をつけましょう!
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こうして見ると多そうですが実際は20m範囲くらいしかありません、とっていいのは写真だけ!
ですが、写真も繁殖地を踏み荒らさないように気をつけましょう!
お花畑を過ぎると有名な石垣
お花畑を過ぎると有名な石垣
お城でもあったような規模の石垣です
お城でもあったような規模の石垣です
霧に浮かぶ石垣
石垣の上に到着!
石垣の上に到着!
お昼過ぎてるのでここでお昼ごはんにします!
後ろの建物は避難小屋??
お昼過ぎてるのでここでお昼ごはんにします!
後ろの建物は避難小屋??
雨も降ってこないので外で食事!
雨も降ってこないので外で食事!
石垣の角にたってみました!
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石垣の角にたってみました!
食事も済んだので筒上山に登ります
食事も済んだので筒上山に登ります
真ん中に真珠のようなつぼみ?
真ん中に真珠のようなつぼみ?
これも山アジサイの一種?
これも山アジサイの一種?
シコクフウロかな?
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シコクフウロかな?
修行道場から石段を登って
修行道場から石段を登って
鳥居を抜けると鎖場、ロープもあります、お好きなほうを!
鳥居を抜けると鎖場、ロープもあります、お好きなほうを!
上から、岩が濡れてるので滑ります!(>_<)
上から、岩が濡れてるので滑ります!(>_<)
鎖場を抜けると視界が開けるのですが、今日はがスってるので・・・・
鎖場を抜けると視界が開けるのですが、今日はがスってるので・・・・
左奥の手箱山はガスの中
左奥の手箱山はガスの中
日が差してきたので覆面!
日が差してきたので覆面!
気持ちのいい笹の登山道
気持ちのいい笹の登山道
筒上山には二つピークがあってこちらは南側の大山祇神社
筒上山には二つピークがあってこちらは南側の大山祇神社
北側のピークを
北側にも祠があります、こちらに筒上山の看板があります
北側にも祠があります、こちらに筒上山の看板があります
山頂到着!
南のピークを
下りは結構キツイ
下りは結構キツイ
倒木を越える
丸滝小屋
丸滝山の社務所??
丸滝山の社務所??
岩黒山が現れた
ウツギ?
帰りは西側の巻道を
帰りは西側の巻道を
少し青空
笹と針葉樹のコラボ
笹と針葉樹のコラボ
なが〜いトラバースを過ぎると黒岩山の分岐、ここから登山口はすぐそこ
なが〜いトラバースを過ぎると黒岩山の分岐、ここから登山口はすぐそこ
無事下山しました
無事下山しました
瓶ヶ森林道が崩落で通過できないので石鎚スカイラインで国道33号に出て帰ります!
温泉は仁淀川沿いの湯の森です!
瓶ヶ森林道が崩落で通過できないので石鎚スカイラインで国道33号に出て帰ります!
温泉は仁淀川沿いの湯の森です!

感想

絶滅危惧種のキレンゲショウマにひと目会いたいと、筒上山に出掛けた、貴重な花なのでさぞかし大勢押しかけるだろうと日曜日を外して天気がイマイチの土曜日にした!
案の定、土小屋の駐車場は濃いガスにもかかわらず早朝からいっぱいの様子!
急いで支度したが、みんなは、登っても多分ガスでなんにも見えない石鎚山の方向へ・・・・!

結局筒上山で出会ったのは登山道整備の人達と手箱越えに居た愛媛からの父子連れに丸滝小屋で会った登山者らしい女性二人に、帰りにすれ違った修行道場に向かう??5〜6人だけでした!

周囲の山はガスで見えなかったがその分、幻想的な深山の雰囲気で咲き出したばかりのキレンゲショウマに出会えて感動の筒上山でした!

調べたところ、(学名Kirengeshoma Yatabe、ユキノシタ科キレンゲショウマ属の一属一種で、1890年に東大初代植物学教授となった谷田部良吉(1851年~1899年)がこの名をそのまま学名に採用し、キレンゲショウマ属Kirengeshoma Yatabeとして発表した。日本人が日本の雑誌に最初に発表した属で、記念すべき事だった。)により石鎚山で最初に確認したらしい、他には、剣山・大峰山(紀伊半島)・祖母山・市房山(九州山地)などに点々と分布しており、朝鮮半島南部や中国東部にも隔離分布しているらしい!
剣山の自生地では日本鹿の食害で一時は絶滅の危機に瀕したが防護ネットを設置して徐々に復活しつつあるらしい!




いつもながら手箱越えの道場の石垣は凄い!多分人力だけだと思うが・・・何人役かかったのだろう???




筒上山の鎖場、濡れてるので足元の岩が滑る!




しかし今頃の山は虫が多くて閉口します、虫除けスプレー掛けて、蚊取り線香ぶら下げてたが止まると群がってきます、今日は三箇所刺されてた!(>_<)

土小屋から筒上山往復のスライドショー


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