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Yamareco

記録ID: 3293805
全員に公開
ハイキング
比良山系

皆子谷、八丁平

2021年06月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
nakazo55 その他4人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:24
距離
22.0km
登り
1,148m
下り
1,016m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:18
休憩
0:07
合計
9:25
8:17
290
スタート地点
13:07
13:10
146
15:36
15:40
72
16:52
16:52
48
17:40
17:40
2
17:42
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
コース状況/
危険箇所等
ヒノコ-皆子谷出合間の林道:3年前の激しい倒木はそのままの状態。百井川の水流を歩く場合は増水に注意が必要。
皆子谷は荒れ気味だが、沢通しに進むことができる。下手に高巻くと危険。
皆子山西尾根、それに続く南尾根は太尾根箇所が多い上に踏み跡が残りにくい林床です。初めての方は信用のおけるGPS必携です。
ヒノコ-皆子谷間の林道は激しい倒木のため、百井川に下りて水流の中を歩く。悠々と流れる百井川の沢下りを楽しむのも今回の目的の一つ。
2021年06月20日 09:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/20 9:00
ヒノコ-皆子谷間の林道は激しい倒木のため、百井川に下りて水流の中を歩く。悠々と流れる百井川の沢下りを楽しむのも今回の目的の一つ。
水際にはオカタツナミソウ。淡い紫が清々しく美しい。
2021年06月20日 09:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 9:09
水際にはオカタツナミソウ。淡い紫が清々しく美しい。
皆子谷出合の直前まで、沢下りを楽しむことにする。右岸、左岸を行ったり来たり。ストックを支点補助に使いながらの渡渉あり、ヘツリあり。水流は膝を超えることもあるので、入渓にあたって増水には注意が必要です。
2021年06月20日 09:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
6/20 9:31
皆子谷出合の直前まで、沢下りを楽しむことにする。右岸、左岸を行ったり来たり。ストックを支点補助に使いながらの渡渉あり、ヘツリあり。水流は膝を超えることもあるので、入渓にあたって増水には注意が必要です。
2021年06月20日 09:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 9:41
ところどころに現れるオカタツナミソウの群生。
皆子谷出合が見えたところで左岸に上陸。皆子谷につけられた道に入る。しばらくは道があるが、すぐに倒木に阻まれ、沢通しに歩くことになる。
2021年06月20日 09:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 9:42
ところどころに現れるオカタツナミソウの群生。
皆子谷出合が見えたところで左岸に上陸。皆子谷につけられた道に入る。しばらくは道があるが、すぐに倒木に阻まれ、沢通しに歩くことになる。
沢通しに歩くので、足は濡れるのが前提。比較的ぬめりはないので運動靴でも可。
2021年06月20日 10:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
6/20 10:43
沢通しに歩くので、足は濡れるのが前提。比較的ぬめりはないので運動靴でも可。
水量豊富で美しい滝が続く。
2021年06月20日 10:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 10:45
水量豊富で美しい滝が続く。
いくつかの二股を分ける。
2021年06月20日 10:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 10:52
いくつかの二股を分ける。
溪相が明るくなってきた。
2021年06月20日 11:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 11:08
溪相が明るくなってきた。
2021年06月20日 11:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 11:11
炭焼き跡がいくつも現れ、かつては皆子谷に多く往来があったことを想像する。
2021年06月20日 11:12撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 11:12
炭焼き跡がいくつも現れ、かつては皆子谷に多く往来があったことを想像する。
一般道だったころの古い道標。
2021年06月20日 11:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/20 11:13
一般道だったころの古い道標。
皆子山ピーク西側の源頭が目標。この後、沢通しが狭くうるさくなり、一旦、右岸に高巻くが急傾斜面を沢に下降させられることになる。ずぶずぶの草付きは不安定で滑落の危険を伴う。
下手に高巻きせずに沢通しが無難です。
2021年06月20日 11:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 11:13
皆子山ピーク西側の源頭が目標。この後、沢通しが狭くうるさくなり、一旦、右岸に高巻くが急傾斜面を沢に下降させられることになる。ずぶずぶの草付きは不安定で滑落の危険を伴う。
下手に高巻きせずに沢通しが無難です。
豊富な水流も次第に少なくなり、源頭の雰囲気。
きれいな群生があり、フタリシズカと思いきや、5枚花弁をつけた花が開いている。帰宅後に調べるが同定できず。
2021年06月20日 11:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 11:59
豊富な水流も次第に少なくなり、源頭の雰囲気。
きれいな群生があり、フタリシズカと思いきや、5枚花弁をつけた花が開いている。帰宅後に調べるが同定できず。
イワヒメワラビが広がり、琵琶湖も見え始めた。
2021年06月20日 12:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 12:16
イワヒメワラビが広がり、琵琶湖も見え始めた。
皆子谷は一筋の溝となり終わっている。こんなにはっきりした源頭は珍しい。ゆったりと広がるイワヒメワラビの緑のカーペット。左手の大きなカエデの木の下で昼食休憩とする。ドキドキしながらスパッツ、靴を脱ぐと3/5人の確率で、奴の被害が判明。箸でつまんで取る。この時期、仕方ないね。
2021年06月20日 12:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/20 12:19
皆子谷は一筋の溝となり終わっている。こんなにはっきりした源頭は珍しい。ゆったりと広がるイワヒメワラビの緑のカーペット。左手の大きなカエデの木の下で昼食休憩とする。ドキドキしながらスパッツ、靴を脱ぐと3/5人の確率で、奴の被害が判明。箸でつまんで取る。この時期、仕方ないね。
ヤマボウシの開花が最盛期のようだ。紅の入ったものもちらほら見える。
2021年06月20日 12:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 12:59
ヤマボウシの開花が最盛期のようだ。紅の入ったものもちらほら見える。
装飾花の萼片が4枚なのでツルアジサイ。右側はタンナサワフタギかな。
2021年06月20日 13:03撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 13:03
装飾花の萼片が4枚なのでツルアジサイ。右側はタンナサワフタギかな。
皆子山ピークまでピストン。誰もいない静かな山頂。そう言えば、今日はまだ誰とも会っていない。
2021年06月20日 13:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 13:06
皆子山ピークまでピストン。誰もいない静かな山頂。そう言えば、今日はまだ誰とも会っていない。
大好きな西尾根をヒノコ目指して歩く。涼し気な木漏れ日のなかのヤマボウシ。
2021年06月20日 13:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 13:18
大好きな西尾根をヒノコ目指して歩く。涼し気な木漏れ日のなかのヤマボウシ。
この風景がいいんです。
2021年06月20日 13:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/20 13:20
この風景がいいんです。
地面一面にエゴノキの花が散らばる。見上げるとみごとに満開。
2021年06月20日 13:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 13:24
地面一面にエゴノキの花が散らばる。見上げるとみごとに満開。
西尾根端部から南尾根へ。ところどころで比良山系の眺望を楽しませてくれる。権現山から蓬莱山への稜線。
2021年06月20日 13:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 13:44
西尾根端部から南尾根へ。ところどころで比良山系の眺望を楽しませてくれる。権現山から蓬莱山への稜線。
大津方面。比良と北山をつなぐこのエリアも近々歩いてみたい。
2021年06月20日 14:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 14:09
大津方面。比良と北山をつなぐこのエリアも近々歩いてみたい。
壺状できれいに並んだ花はネジキ。アセビと同じツツジ科の証拠。あたりに甘い香りが漂う。
2021年06月20日 14:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 14:24
壺状できれいに並んだ花はネジキ。アセビと同じツツジ科の証拠。あたりに甘い香りが漂う。
ちょっとした群生のギンリョウソウに出会う。
長く続く南尾根の下りも十分に楽しみ、京都修道院村上から林道にスムーズに着陸。ヒノコに停めた車に戻り、足回りをチェック。ん、スパッツに血痕がついている。これで奴の被害者は4/5人に確率アップ。尾越に向かう。
2021年06月20日 14:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/20 14:31
ちょっとした群生のギンリョウソウに出会う。
長く続く南尾根の下りも十分に楽しみ、京都修道院村上から林道にスムーズに着陸。ヒノコに停めた車に戻り、足回りをチェック。ん、スパッツに血痕がついている。これで奴の被害者は4/5人に確率アップ。尾越に向かう。
二ノ谷ゲート前の駐車場に車を停め、フノ坂経由で八丁平を目指す。林道合流ポイントで少し下ったところにある尾根道取付きを知らず、林道を進む。気が付いて谷筋から尾根道に合流。
フノ坂手前の林道付近でオオバアサガラの開花を見る。下垂した総状花序が可愛く美しい。

2021年06月20日 16:11撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/20 16:11
二ノ谷ゲート前の駐車場に車を停め、フノ坂経由で八丁平を目指す。林道合流ポイントで少し下ったところにある尾根道取付きを知らず、林道を進む。気が付いて谷筋から尾根道に合流。
フノ坂手前の林道付近でオオバアサガラの開花を見る。下垂した総状花序が可愛く美しい。

八丁平手前でもオオバアサガラの開花を見ることができた。
2021年06月20日 16:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 16:23
八丁平手前でもオオバアサガラの開花を見ることができた。
時計回りにぐるりと一周。時間がないのでゆっくりできないのが残念。以前、9月に来た時に満開だったイブキトリカブト(キタヤマブシ)の群生を確認する。今日の皆子谷でも見かけたね。
2021年06月20日 16:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 16:46
時計回りにぐるりと一周。時間がないのでゆっくりできないのが残念。以前、9月に来た時に満開だったイブキトリカブト(キタヤマブシ)の群生を確認する。今日の皆子谷でも見かけたね。
八丁平の水を集めた江賀谷左俣への流れ。
2021年06月20日 17:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 17:00
八丁平の水を集めた江賀谷左俣への流れ。
ゆったりした流れの中に、エゴノキの花が浮かぶ。
2021年06月20日 17:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/20 17:01
ゆったりした流れの中に、エゴノキの花が浮かぶ。
湿原にお別れ。今度はゆっくり時間を取って来よう。
ベンチで休憩中の男性お一人とご挨拶する。今日初めてお会いするハイカー。お一人で静かな山歩きを楽しまれたものと想像する。
2021年06月20日 17:02撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
6/20 17:02
湿原にお別れ。今度はゆっくり時間を取って来よう。
ベンチで休憩中の男性お一人とご挨拶する。今日初めてお会いするハイカー。お一人で静かな山歩きを楽しまれたものと想像する。
足早に来た道を戻る。大好きなコアジサイが開花し始めていた。上品な良い香りが漂う。
今日も一日、良く歩き、良く遊んだ。山と仲間に感謝。
二ノ谷から車で帰路に就く。
2021年06月20日 17:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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6/20 17:27
足早に来た道を戻る。大好きなコアジサイが開花し始めていた。上品な良い香りが漂う。
今日も一日、良く歩き、良く遊んだ。山と仲間に感謝。
二ノ谷から車で帰路に就く。
撮影機器:

感想

皆子山、八丁平へのアプローチはいつも滋賀県安曇川側からでした。みなさんの記録を参考に、京都府側からのアプローチ研究のつもりで、少し離れた2つの山域を1日で巡る計画としました。
八丁平、皆子山西域へのアプローチの短さを実感。比良-北山をつなぐ稜線への興味もわいてきました。積雪期の尾越からの記録も拝見しますが、国道477の前ヶ畑峠、尾越町への前坂峠の道は想像以上に急勾配。積雪期はどんなようすでしょうか。

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コメント

清々しい梅雨の晴れ間に
nakazoさん こんばんは
ここはnakazoさん御一行と初めてお会いしたところですね。今回もあの時、お会いした御一行の方々でしょうか?

この日は私は九州におりましたが、京都でも清々しいそよ風が吹いていたのではないでしょうか? 緑のカーペットが敷かれた皆子山の源頭や八丁平を訪れるのにはまたとない好天だったかと思われます。山を彩る白い花々が美しいですね。

皆子山の登山へは我が家から車で30分ほどなので、よく足を運ぶ山の一つです。最近の山行記録を見ていただければ少し前に火の子から周回した私のレコがあると思います。2017年の台風の後にも皆子谷を歩いているのですが、2018年の台風で大変な状況となり、そのままのようです。

積雪期は火打谷の右岸尾根のルートが歩きやすいですが、その隣の松谷も谷奥まで林道が通じているので、ここから尾根に上がることも可能です・・・実は知られざる最短ルートかと思います。

積雪期は大見の集落まで除雪されます。R477は融雪剤が撒かれますし、我が家の新しい車はスタッドレスではないのですが、問題なく登山口までたどり着くことが出来ました。

念のため、昨年の年末に歩いたレコのリンクを貼らせて頂きます。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2807131.html
2021/6/23 20:31
Re: 清々しい梅雨の晴れ間に
コメントありがとうございます。ご出張先でのレコを拝見し、yamanekoさんのyamaパワーに脱帽。思わず拍手してしまいました。レスキュー対応も参考になりました。

今回も同様の仲間との山行ですが、初めてお会いしたときのことが懐かしく、偶然のエピソードを西尾根を歩きながら話しておりました。

初めてヒノコー皆子谷出会い間の林道を訪れたときは、倒木で通行困難なことを嘆いていましたが、昨年だったか百井川の渓流の良さに気が付き、今回は股下ぎりぎりまで浸かりながら、豊富な水流を楽しんできました。もちろん皆子谷源頭部の緑のカーペットはすばらしかった。

積雪期の車両通行のようすを拝見しました。レコに書かれていたように前ヶ畑峠の登りにびびりそうですが、無雪期に何度か通って慣れるようにしたいと思います。また、よろしくお願いします。m(__)m
2021/6/23 22:43
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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