【高速バス】 燕岳 梅雨晴れ
- GPS
- 11:08
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,531m
- 下り
- 1,624m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 8:25
- 山行
- 2:28
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:38
天候 | 6/20日 (日) : 晴れ ☀ 気温14℃ 6/21日 (月) : 晴れ ☀ 気温4〜16℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
■新宿駅 ↓ 07:35〜11:31 ↓さわやか信州号・白馬行 ↓(片道3,700円) ■安曇野穂高(穂高駅) ↓ 15:00〜15:10 ↓送迎 ■ゲストハウス宿り木(宿泊) ↓ 05:00〜05:35 ↓送迎 ■中房温泉 【復路】 ■中房温泉 ↓ 12:30〜13:25 ↓中房線乗合バス ↓(片道1,800円) ■穂高駅 ↓ 13:33〜14:01 ↓JR大糸線・松本行 ↓(片道330円) ■松本駅 ↓ 15:30〜18:38 ↓アルピコ交通バス・新宿行 ↓(片道3,500円) ■新宿駅 ■さわやか信州号 新宿〜安曇野〜白馬線 https://www.alpico.co.jp/traffic/express/hakuba_shinjuku/ ■中房線乗合バス http://www.azumikanko-taxi.co.jp/2011/04/030-01.html ■アルピコ交通 高速バス 松本〜新宿 https://www.alpico.co.jp/traffic/express/matsumoto_shinjuku/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ルートは概ね明瞭 危険個所や残雪もほぼ無く、特記すべき事項はありません。 ■トイレ 3か所 中房温泉/合戦小屋/燕山荘 |
その他周辺情報 | ■Guesthouse 宿り木 素泊まり3,500円〜 山好きのご夫婦が経営する 登山者にとても理解のある宿 しゃくなげの湯まで徒歩5分と便利で快適 中房温泉、三股、一ノ沢まで送迎あり https://www.yadorigi-travel.com/ ■燕山荘 一泊二食付13,000円 小屋ではマスクの着用、アルコール除菌、 寝具にインナーシーツ等持参。 感染予防で館内での歯磨き禁止 ※屋外ならOK 水はポンプアップがはじまり宿泊者は無料 テント利用の場合は有料 https://www.enzanso.co.jp/ ■有明荘 登山口から徒歩10分 単純硫黄温泉 10:00〜15:00 クラブ燕山荘(入会無料)を提示で 700円→400円 https://www.enzanso.co.jp/ariakeso |
写真
感想
北アルプスの女王に会いたかった。
何度行っても元気をもらえる心の故郷、燕岳へ。
今年は創業100周年の燕山荘も祝いたい。
高校生の時に初めて、燕岳に登った日から槍ヶ岳に
一目ほれ、2年後に念願の表銀座を縦走して…
燕山荘と燕岳は登山の原点で自分とって大事な場所。
忘れられることはなかった。
職場から休みは無事にもらえた。
だが、6月はバス便が極端に少なく、
中房温泉か有明荘への前泊が必要になるのだが、
どちらもいい値段で高い…
悩んで調べていると安曇野にある
「ゲストハウス宿り木」が1名でも格安で、
中房温泉まで送迎してくれることを知りそこに前泊。
宿は山好きのご夫婦が今年開業されたばかりで、
登山にすごく理解があり、すぐに山の話題で盛り上がった。
きれいな館内で温泉も近くゆっくり休めた。
翌朝は宿の送迎で5時半に中房温泉に降り立つ。
2年ぶりの北アルプス…鼓動が高鳴る中、ゆっくりと踏みしめながら歩を進めた。
第一ベンチから富士見ベンチまでを横目で見ながら合戦小屋へ
名物のスイカは来週からの販売だった。
水分補給をして今日の宿を目指す。そろそろ疲労を感じ始めた頃、
赤い屋根の懐かしい燕山荘に到着した。
荷物をデポして燕岳の山頂へ
燕岳は花崗岩を纏った美しい姿。
イルカ岩に挨拶をし、北アルプスの山々に目を凝らす。
山頂から360度の大パノラマで、後立山の白馬岳、鹿島槍ヶ岳
水晶岳、鷲羽岳、立山など富山県側の山々も望め、
雲の間からは槍ヶ岳が姿を現し、その存在感を目に焼き付けた。
燕岳の混雑を避け、北燕岳まで行き、
腰を下ろし、気分良く珈琲を淹れた。
日差しは強いが、風は控えめ、静かだ。
蛙岩への散歩中には繁殖期で縄張り争いをしている
雄ライチョウを見ることができた。
繁殖期の赤い大きな肉冠を付けた雄で、
凛々しい姿にしばらく見とれてしまう。
燕山荘は思い出と変わらず洗練された空間だった。
100周年記念でバンダナを貰うことができた。
小屋の料理は美味しく食事付きにして良かった。
食後、外に出て茜色の空に思いを寄せる。
山の夕陽は静かに沈んでいった。
翌朝は4時半にご来光を望む
モルゲンロートはこの時期にしては美しいもので、
山肌が紅く染まり、燕岳や槍ヶ岳は輝き美しかった。
この日の穂高駅行のバスは12時まで無いので、
喫茶室や小屋の周辺をゆっくりと静かな燕山荘を楽しむ。
後ろ髪を思い切り引かれながら7時に下山。
合戦尾根を2時間程で無事に中房温泉へ
ここでも入浴はいいのだが10分程歩いた
有明荘の温泉に迎えられて十分に癒される。
梅雨の晴れ間と素晴らしい眺望が本当に良かった。
シーズン前の静かな山歩きを心から楽しめ、
今日も無事に下山の連絡をできたことに感謝した。
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