【愛知130山】"焙烙”じゃないよ、炮烙山＆松平郷
てっぱん
その他1人 
体力度について
- GPS
- 02:47
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 300m
- 下り
- 292m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 1:38
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 2:39
【トラックログ】Garmin (GPS Map60cx:2007model）
| 天候 | くもり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
Googleマップ https://goo.gl/maps/t4Kn5bcbxdn5yx7G8 |
| その他周辺情報 | 松平郷 http://www.matsudairagou.jp/ Googleマップ https://goo.gl/maps/N23dgh5v6v9H8e358 |
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感想
ご訪問ありがとうございます。
炮烙山（ほうろくさん683m）は、2005年の市町村大合併前までは豊田市の最高峰でした。豊田盆地からは北に猿投山、東に炮烙山と六所山がよく目立ち、この3山が旧豊田市の標高順ベスト3でした。（現在の豊田市最高峰を寧比曽岳1,120mとするレポートを多く見かけますが、正しくは天狗棚1,240mです）
「炮烙」は穀物を煎ったりする際に用いる、素焼きの土器のことだそうですが、山の名前の由来は何でしょうか？
普通にキーボードを叩くと一般的な「焙烙」の方に変換されるため、間違った漢字で書かれたレポートを多く見かけます。そこで、あえてこの様なレコタイトルにしました。
頂上にある展望台「21世紀の城」は、国連が1985年を「国際青年の年」に制定したのを受け造られたもので、豊田市の花「ひまわり」をモチーフとしたデザインになっています。
「石と意志のリレー」を合言葉に、各地から集まった石を市民が担ぎ上げて展望台を建設するというユニークな手法は当時話題を呼び、全国各地から、また世界からも様々な石が届けられたそうです。（豊田市交流館HPより http://ph-toyota.jp/news/?p=51274）
【石と意志の詩】
永遠にその姿を 変えることのない 石で城を築こう
寒風をつき 雪をふみしめ 猛暑の中 汗と泥にまみれて
人々は石を手に ひたすら頂をめざす
そこには 希望の光が あるかのように・・・・・
石と意志の参加と賛歌が 炮烙の山に こだましつづける
人々の石と意志の結集 三万余個の 尊い石に包まれて
今 21世紀の城が その美しい姿を現した
豊田市の青年のシンボル 21世紀の城は
市内最高峰炮烙山から 静かに二十一世紀を みつめ続ける
(豊田市国際青年の年記念誌より）
展望台が建造された当時、若い世代の流入人口が多かった豊田市も今年で市政70周年。独身のころ県外から移り住み、家庭を持った方々が続々と定年退職される年齢となっています。そんな人たちの第2のふるさとを象徴する山として、炮烙山はこれからも二十一世紀の豊田市を見つめ続けていくことでしょう。
松平郷（松平氏遺跡）は徳川家康の先祖「松平親氏:ちかうじ」が拠点とした場所で、ここを足がかりとして勢力を拡大していった松平氏が、後の徳川幕府の礎となりました。国の指定遺跡にもなっていて、松平東照宮・松平氏菩提寺の高月院・家康公産湯の井戸などがあります。 ちなみに、愛知130山のひとつ「天下峯」は親氏が天下泰平を祈願したと伝わる岩場です。
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