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Yamareco

記録ID: 3301354
全員に公開
ハイキング
比良山系

白滝山(葛川中村町より鉄塔巡視路)

2021年06月24日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:02
距離
8.8km
登り
798m
下り
793m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
0:28
合計
7:49
距離 8.8km 登り 798m 下り 802m
9:43
11
スタート地点
9:54
9:58
3
13:30
13:31
32
長池西端
14:03
14:07
11
14:18
14:19
9
14:28
14:45
13
北ピーク
14:58
14
15:12
15:13
130
長池北端
17:32
ゴール地点
天候 晴れ後、雷雨
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R-367の葛川中村町の広い場所に駐車させて頂きました。数台駐車可能だと思います。
コース状況/
危険箇所等
 中村町の集落を抜ける道は、帰途、獣除けのフェンスの扉が開かず、上りで使った、最も南のスロープ等を通って、回り込んでいます。他に、良い通過ルートがあるのかも知れません。
 水道施設の上方から、P-642近くの鉄塔まで、急斜面の伐採地、渡渉・崩落地の通過、更に急斜面の登攀が続きます。
 P-642近くの鉄塔から、長池まで、淡々と登って行きます。杉の植林帯の通り抜けでは、倒木の迂回があります。かなりの部分、関電巡視路では、お馴染みのプラ階段があります。
 長池から、オトワ池まで、GPS機器をお持ちの方ならば、ほゞ、自由に、高層湿原のウオーキングが楽しめます。しかし、夏季は、ヤマビル対策が必要です。長池周辺の湿地帯は、目標物の無い一帯です。GPS機器が必須と言っても良い場所です。
 オトワ池から、白滝山まで、踏み跡が不鮮明な場所がありますので、矢張り、GPS機器がある方が、安全です。2015年秋、近くの夫婦滝の下流の左岸上方で、遭難者が発見されています。未だに、通過された経路が不明の様です。
中村町の駐車地から、小学校・中学校方向を写しています。どんより曇っています。
2020年06月24日 09:43撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 9:43
中村町の駐車地から、小学校・中学校方向を写しています。どんより曇っています。
学校に渡る橋の反対のこの階段を上がりました。本当は、この右のスロープを上がるべきでした。この階段は、上の民家用の物の様です。
2020年06月24日 09:55撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 9:55
学校に渡る橋の反対のこの階段を上がりました。本当は、この右のスロープを上がるべきでした。この階段は、上の民家用の物の様です。
上から、写しています。このスロープが、本来の通路の様です。帰途、利用しています。
2020年06月24日 09:58撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 9:58
上から、写しています。このスロープが、本来の通路の様です。帰途、利用しています。
対岸に、葛川小学校・中学校が見えます。
2020年06月24日 10:00撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
1
6/24 10:00
対岸に、葛川小学校・中学校が見えます。
昔の山田の跡を登っています。
2020年06月24日 10:02撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 10:02
昔の山田の跡を登っています。
水道施設があります。
2020年06月24日 10:07撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 10:07
水道施設があります。
送電線に触れない様に、杉が伐採されています。
2020年06月24日 10:14撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 10:14
送電線に触れない様に、杉が伐採されています。
沢の対岸の尾根に、伐採地と送電鉄塔が見えます。難コースの様です。
2020年06月24日 10:32撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 10:32
沢の対岸の尾根に、伐採地と送電鉄塔が見えます。難コースの様です。
杉の植林帯の中を進みます。
2020年06月24日 10:43撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 10:43
杉の植林帯の中を進みます。
沢に、小滝があり、その下を、渡渉します。
2020年06月24日 11:00撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 11:00
沢に、小滝があり、その下を、渡渉します。
この辺りは、崩落地で、補助ロープが張ってあります。トラロープでは無いので、関電巡視路用だと思います。此処は、要注意箇所です。滑ります。
2020年06月24日 11:02撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
1
6/24 11:02
この辺りは、崩落地で、補助ロープが張ってあります。トラロープでは無いので、関電巡視路用だと思います。此処は、要注意箇所です。滑ります。
急斜面を登攀し、鉄塔の足元に大鷲の物らしい羽が落ちています。上空では、大鷲に対し、カラスらしい鳥が、威嚇しています。
2020年06月24日 11:14撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 11:14
急斜面を登攀し、鉄塔の足元に大鷲の物らしい羽が落ちています。上空では、大鷲に対し、カラスらしい鳥が、威嚇しています。
近くで、小休止し、小型ツルハシをリュックに入れ、ストック、二本態勢で登ります。もう、ヤマビルが、一匹、登山靴の上を歩いています。
2020年06月24日 11:50撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
1
6/24 11:50
近くで、小休止し、小型ツルハシをリュックに入れ、ストック、二本態勢で登ります。もう、ヤマビルが、一匹、登山靴の上を歩いています。
伐採地とその右の杉林の中を登って行きます。
2020年06月24日 11:59撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 11:59
伐採地とその右の杉林の中を登って行きます。
恐らく、2018年の台風被害と思われる倒木が沢山あります。
2020年06月24日 12:32撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
1
6/24 12:32
恐らく、2018年の台風被害と思われる倒木が沢山あります。
ビワコバレイ線「六」とあります。
2020年06月24日 12:39撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 12:39
ビワコバレイ線「六」とあります。
まだまだ、登ります。
2020年06月24日 12:40撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 12:40
まだまだ、登ります。
振り返って写しています。送電線の先に、樽床山でしょうか?見えます。
2020年06月24日 13:01撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
2
6/24 13:01
振り返って写しています。送電線の先に、樽床山でしょうか?見えます。
更に、登ります。あの尾根の向こうに、長池があります。
2020年06月24日 13:04撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 13:04
更に、登ります。あの尾根の向こうに、長池があります。
未だ、ヤマボウシの白が各所に見えます。
2020年06月24日 13:13撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
1
6/24 13:13
未だ、ヤマボウシの白が各所に見えます。
此処から、右に登って行きます。
2020年06月24日 13:15撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 13:15
此処から、右に登って行きます。
長池西端に着きました。
2020年06月24日 13:30撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
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6/24 13:30
長池西端に着きました。
ズームで、対岸に「モリアオガエルの産卵泡」が見えます。
2020年06月24日 13:30撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
2
6/24 13:30
ズームで、対岸に「モリアオガエルの産卵泡」が見えます。
未だ、ギンリョウソウがありました。
2020年06月24日 13:34撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
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6/24 13:34
未だ、ギンリョウソウがありました。
オトワ池です。白滝山に向かいます。オトワ池にも、「モリアオガエルの産卵泡」が沢山ありました。
2020年06月24日 14:06撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
2
6/24 14:06
オトワ池です。白滝山に向かいます。オトワ池にも、「モリアオガエルの産卵泡」が沢山ありました。
登って来て、白滝山山頂です。2015年、この山頂の東の下方で亡くなられていた、Tさんの為に、祈ります。
2020年06月24日 14:20撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
3
6/24 14:20
登って来て、白滝山山頂です。2015年、この山頂の東の下方で亡くなられていた、Tさんの為に、祈ります。
北側のピークの誤進入防止ロープが、枯れ木が倒れ、下に、引き落とされています。一旦、切断して、張り直します。
2020年06月24日 14:28撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 14:28
北側のピークの誤進入防止ロープが、枯れ木が倒れ、下に、引き落とされています。一旦、切断して、張り直します。
張り直して、テープを下げました。警告の表示も、赤のビニールテープで巻き直します。
2020年06月24日 14:37撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
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6/24 14:37
張り直して、テープを下げました。警告の表示も、赤のビニールテープで巻き直します。
右側のものも、手直しします。
2020年06月24日 14:37撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
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6/24 14:37
右側のものも、手直しします。
レスキューポイント「伊藤新道 2」です。
2020年06月24日 14:47撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 14:47
レスキューポイント「伊藤新道 2」です。
長池の側に、戻って来ました。右に進み、下山道に入ります。
2020年06月24日 15:12撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 15:12
長池の側に、戻って来ました。右に進み、下山道に入ります。
写真の右に、プラ階段があります。
2020年06月24日 15:19撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
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6/24 15:19
写真の右に、プラ階段があります。
所どころに、テープを巻きながら下りていますが、雨が近くなりました。雷の音も聞こえます。カメラは、リュックに入れ、上半身、雨衣を着け、リュックカバーを掛けます。
2020年06月24日 15:28撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
6/24 15:28
所どころに、テープを巻きながら下りていますが、雨が近くなりました。雷の音も聞こえます。カメラは、リュックに入れ、上半身、雨衣を着け、リュックカバーを掛けます。
小滝を過ぎ、杉林に入り、ガマです。温かい雨に打たれて、元気です。
2021年06月24日 16:43撮影 by  SO-03J, Sony
6/24 16:43
小滝を過ぎ、杉林に入り、ガマです。温かい雨に打たれて、元気です。
伐採地に出て、急斜面を下っています。先人がトラロープを設置されています。有難う御座います。
2021年06月24日 17:06撮影 by  SO-03J, Sony
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6/24 17:06
伐採地に出て、急斜面を下っています。先人がトラロープを設置されています。有難う御座います。
雷雨は上がり、西日で明るい伐採地です。スマートフォンのカメラで。横長なので、上手く撮れました。
2021年06月24日 17:10撮影 by  SO-03J, Sony
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6/24 17:10
雷雨は上がり、西日で明るい伐採地です。スマートフォンのカメラで。横長なので、上手く撮れました。
民家近くになり、倒木です。何とか、潜って抜けましたが?
2021年06月24日 17:14撮影 by  SO-03J, Sony
6/24 17:14
民家近くになり、倒木です。何とか、潜って抜けましたが?
獣除けの扉が開きません。少し戻って、左(南)の上った時のルートに戻ります。
2021年06月24日 17:19撮影 by  SO-03J, Sony
6/24 17:19
獣除けの扉が開きません。少し戻って、左(南)の上った時のルートに戻ります。
此処から、下の道路に下ります。
2021年06月24日 17:23撮影 by  SO-03J, Sony
6/24 17:23
此処から、下の道路に下ります。
駐車地に戻りました。雷雨が上がり、谷筋にモヤが立っています。この日は、難コースでしたが、無事、下山できました。山の神々に感謝致します。
2021年06月24日 17:32撮影 by  SO-03J, Sony
6/24 17:32
駐車地に戻りました。雷雨が上がり、谷筋にモヤが立っています。この日は、難コースでしたが、無事、下山できました。山の神々に感謝致します。
スパッツを外すと、防虫スプレーで、ぐったりしているヤマビルです。スパッツの中に、スプレーを吹き込むと効果がある様です。スプレー缶は、リュックにも入れて、携行しています。
2020年06月24日 17:57撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
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6/24 17:57
スパッツを外すと、防虫スプレーで、ぐったりしているヤマビルです。スパッツの中に、スプレーを吹き込むと効果がある様です。スプレー缶は、リュックにも入れて、携行しています。
外に付いていたヤマビルは元気です。内と外で、合計、9〜10匹いたと思います。長池〜オトワ池間の湿地帯で、かなり付着したと思います。被害はありませんでした。
2020年06月24日 17:58撮影 by  COOLPIX P5000, NIKON
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6/24 17:58
外に付いていたヤマビルは元気です。内と外で、合計、9〜10匹いたと思います。長池〜オトワ池間の湿地帯で、かなり付着したと思います。被害はありませんでした。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘルメット ストック 小型ツルハシ ザイル30m/10m カラビナ スリング 携帯用鋸 携帯用鉈 ゴム付き軍手 ナイフ 雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 2台 筆記用具 携帯 予備バッテリー 時計 タオル
備考 持って行って良かった物は、小型ツルハシとGPS機器です。小型ツルハシは、急斜面の登攀・下りで役立っています。GPS機器は、長池から白滝山間の高層湿原・登山道の通過で位置確認に役立ちました。

感想

今回の山行きは、2015年に、夫婦滝の下流側の急斜面で亡くなられていた、T氏の追悼が目的でした。2015年の遭難発生の直後、小生自身の手術後のリハビリの為に、武奈ヶ岳に向かおうとして、明王院の前で、ビラ配りをされている、「T氏の奥様と御子息の必死の姿」を、お見掛けしました。今も、その光景は、良く覚えています。
 中々、発見されないので、白滝山から、東斜面を降下する方法しか無いのでは?と考えていましたが、大津北警察署の方に、「レスキューが降下して、夫婦滝の下流側の左岸の斜面で発見された。」と伺い、納得出来た事を思い出します。

 今回、坊村より、牛コバへの林道が、崩落で通行出来ないとの事なので、以前より、葛川中村町からの鉄塔巡視路を登ってみたいと考えていてた事もあり、この機会に登ってみました。
 下から見上げる、そのままの急勾配の難路でした。正に健脚向きです。
 梅雨時なので、ヤマビルには、警戒しながらの山行きでした。下山後、登山靴・スパッツに、9〜10匹、取り付いていましたが、被害はありませんでした。防虫スプレーの、上手な利用が、対策として有効ではないか?と実感しています。只、上方の枝先から、落下してくるヤマビルについては、本当に、怖いと、実体験で確認しています。
 

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