蔵王の中央分水嶺 刈田嶺神社〜熊野岳〜名号峰〜雁戸山〜笹谷峠

2021年06月26日(土) [日帰り]

• GPS: 08:50
• 距離: 16.0km
• 登り: 590m
• 下り: 1,401m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:49
• 休憩: 2:00
• 合計: 8:49

8:06 刈田山頂駐車場
8:27 8:27 馬の背
8:35 8:36 馬の背分岐
8:41 8:43 熊野岳避難小屋
8:49 9:04 蔵王山
9:09 9:09 熊野十字路分岐
9:59 9:59 追分（北蔵王縦走路）
10:20 10:38 名号峰
12:05 12:43 八方平避難小屋
12:53 12:53 板小屋跡
13:24 13:38 南雁戸山
14:17 14:21 笹雁新道分岐
14:23 14:39 雁戸山
14:50 14:52 蟻の戸渡り
15:02 15:02 滑川コース分岐
15:15 15:15 前山
16:04 16:14 関沢分岐
16:51 16:51 山工高避難小屋
16:55 笹谷峠駐車場

天候

曇り朝方は一時雨のち時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　2台の車で笹谷峠に行き一台を駐車．ここから西蔵王高原道路，エコーライン，蔵王ハイライン経由で刈田山頂駐車場まで移動．笹谷峠まで分水嶺を歩き車で刈田山頂駐車場まで戻った．蔵王ハイラインのみ有料で550円．

コース状況／危険箇所等

　熊野岳から名号峰までの下りは岩のゴロゴロした道で歩きにくい．名号峰から南雁戸山までの登山道は倒木や登山道に張り出した枝が邪魔で歩きにくい．南雁戸山から北雁戸山の下りの蟻の戸渡りまでは急で痩せ尾根やロープがある．

写真

6/26 8:08

8:08 刈田岳近くからお釜．

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8:09 望遠でお釜．

6/26 8:09

8:09 熊野岳に向かう．

6/26 8:16

8:16 登山道には木柱があり目印になる．GPSがない昔，冬の視界が悪い時はこれに助けられた．

6/26 8:18

8:18 ミヤマオダマキ．

6/26 8:22

8:22 刈田岳を振り返る．

6/26 8:24

8:24 熊野岳の登りからお釜．

6/26 8:24

8:24 望遠でお釜．

6/26 8:24

8:24 南蔵王と刈田岳．

6/26 8:35

8:35 南蔵王と刈田岳とお釜．

6/26 8:50

8:50 熊野岳神社．

6/26 8:50

8:50 熊野岳山頂避難小屋．

6/26 8:51

8:51 避難小屋と神社．

6/26 8:51

8:51 熊野岳山頂の標識と三角点．

6/26 9:13

9:13 熊野岳から名号峰への下り始めにはコマクサがたくさん咲いている．

6/26 9:14

9:14 まだ蕾．

6/26 9:18

9:18 コマクサの中にコイワカガミがあった．

6/26 9:18

9:18 コマクサ．これは咲いている．

6/26 9:19

9:19 可憐だ．

6/26 9:33

9:33 名号峰への登山道は岩と枝で歩きにくい．

6/26 10:05

10:05 登山道の両脇にコバイケイソウがたくさん咲いていた．

6/26 10:09

10:09 ハクサンチドリ．

6/26 10:32

10:32 名号峰に着いた．

6/26 10:32

10:32 熊野岳が見える．

6/26 10:32

10:32 南蔵王の北側．

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10:32 南蔵王の東側．

6/26 10:33

10:33 山名板と雁戸山．

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10:38 雁戸山．

6/26 10:38

10:38 望遠で雁戸山．

6/26 10:38

10:38 山頂．

6/26 10:38

10:38 刈田岳と熊野岳．

6/26 10:40

10:40 名号峰の山頂直下から雁戸山．

6/26 10:40

10:40 少し望遠で雁戸山．

6/26 10:40

10:40 さらに望遠で雁戸山．

6/26 11:15

11:15 樹林の中を歩く．

6/26 11:58

11:58 八方平． もうすぐ避難小屋．

6/26 11:58

11:58 熊野岳山頂は雲の中．

6/26 12:40

12:40 八方平避難小屋．

6/26 12:40

12:40 小屋の近くにハクサンチドリが咲いている．

6/26 12:40

12:40 たくさんある．

6/26 12:40

12:40 南雁戸山と八方平避難小屋．

6/26 12:42

12:42 望遠で雁戸山．

6/26 12:43

12:43 快適な小屋だが近くに水場がないのが残念．

6/26 12:44

12:44 登山道には灌木の枝が張り出し煩わしい．

6/26 12:51

12:51 サラサドウダンツツジ．

6/26 12:52

12:52 シャクナゲ．

6/26 13:00

13:00 灌木の中を抜けると視界が開けた．左の樹林の中に避難小屋が見える．

6/26 13:00

13:00 望遠で避難小屋．

6/26 13:05

13:05 南雁戸山まであと少し．

6/26 13:06

13:06 シャクナゲ．

6/26 13:17

13:17 また灌木の樹林に入る．

6/26 13:25

13:25 南雁戸山山頂．

6/26 13:29

13:29 蔵王ダムと山形市がぼんやり見える．

6/26 13:29

13:29 北雁戸山．

6/26 13:43

13:43 ここから登山道は急になる．先ずは東側をトラバースする．

6/26 13:50

13:50 北雁戸山まで両側が急峻な稜線が続く．

6/26 13:54

13:54 シャクナゲが綺麗．

6/26 13:55

13:55 北雁戸山も立派，

6/26 14:24

14:24 北雁戸山に着いた．

6/26 14:24

14:24 三角点．

6/26 14:32

14:32 熊野岳は雲に隠れた．

6/26 14:33

14:33 急峻な蟻の戸渡りが見える．

6/26 14:35

14:35 蟻の戸渡りに向かって下る．

6/26 14:35

14:35 蟻の戸渡りから北に続く稜線．

6/26 14:41

14:41 蟻の戸渡りから北に続く稜線．

6/26 14:46

14:46 北雁戸山を振り返る．

6/26 14:52

14:52 蟻の戸渡り近くから北雁戸山．

6/26 14:52

14:52 蟻の戸渡りの稜線．

6/26 16:09

16:09 関沢コース分岐．

6/26 16:47

16:47 最後は笹谷峠に向かって林道を下る．

撮影機器：

LUMIX DC-TX2 パナソニック

感想

yukitsubasa

　新型コロナウイルスの影響でしばらく飲み会をしていないので後輩のストレスが溜まっている．それなら山に連れてってというので計画した山行．南東北も梅雨に入り天気の悪い日が続いており中止かと思ったが，雨の予報が曇りに変わったので決行した．実際には朝に時々小雨が降ったが，昼頃からは晴れ間もあり思ったより良い天気だった．

　日帰りなので地元の蔵王にしたが，中央蔵王だけでは物足りないので刈田岳から笹谷峠まで北蔵王を縦走する計画を立てた．このコースを単独の日帰りで歩くのは交通機関の関係でかなり難しいが，今回は2台の車で行き下山口の笹谷峠に1台を駐車し登山口に戻ることにした．普段は単独で歩いているが，連れがいると2台の車を有効に使えコースの選択枝が広がるのが良い．このコースは40年以上前に縦走したことがあるが，日帰りではなく熊野岳避難小屋に1泊した．中央分水嶺を日帰りで歩いている私としては分水嶺の日帰りの部分を増やすのも目的の一つなのでこのコースを選択した．

　名号峰から南雁戸山までの登山道は倒木や登山道に張り出した枝が邪魔で歩きにくい．何度も枝に頭をぶつけた．草も覆い被さり快適な登山道とは言い難い．そのためジャンルを ハイキング ではなく 無雪期ピークハント／縦走 として登録した．またブヨが多く歩いていても体にまとわりつき煩わしかった．でも，これはこの季節に付き物なので仕方がない．

　八方平避難小屋は暖炉のある快適な小屋で薪もあった．ガスコンロのカートリッジや賞味期限前のカンズメなどもあったが，利用した登山者が置いていったものだと思う．周囲の環境も良く機会があったら泊まりたい小屋だ．ただ水場が近くにないのが難点．

　急峻な雁戸山は1月，2月の厳冬期を含め何回も登っているが，今回も快適な稜線歩きを楽しめた．ただ後半に後輩の一人が体調不良になりこの稜線歩きは辛かったようだ．そのため今回は頻回に休んだためゆっくりなペースになっている．

　ここと重複する中央分水嶺山行：
蔵王の中央分水嶺　刈田岳〜熊野岳〜雁戸山〜笹谷峠
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1301350.html

　ここから北に続く中央分水嶺山行：
南面白山〜糸岳〜山形神室岳〜笹谷峠
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1301337.html

　ここから南に続く中央分水嶺山行：
蔵王の中央分水嶺　お田神避難小屋〜蔵王馬の背
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1305374.html

　ここから南に続く分水嶺山行：
蔵王の中央分水嶺　狩田峠〜屏風岳〜不忘山〜太平洋(山下駅)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2071044.html

　ここから東に続く山行：
蔵王の分水嶺　熊野岳（ロバの耳コース）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2471194.html