菰釣山から大栂への静かな尾根
- GPS
- 05:48
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
菰釣山から大栂は、所々道が不明瞭だったり消えていたり決して歩きやすいとは言えず、道標もありません。 下山後は、以前買って美味しかった道志七里味噌二種を道の駅で購入。 早速夕食にきゅうりにつけていただきました。 今日も道志の湯に立ち寄り、汗を流し昼寝をして、リフレッシュしてから帰りました。 |
写真
感想
朝、道志の森キャンプ場の横を通り西沢沿いに歩いている時はまだ太陽が山の向こうにあり、沢音を聞きながら涼しい森林歩きを満喫できて、林道歩きも苦になりませんでした。
林道から登山道に入りブナ沢から30分も登ると、いつもながらアレ?という感じにあっけなく甲相国境尾根にぶつかりますが、そこから一気に直射日光に晒され蒸し暑さも倍増して、避難小屋から菰釣山までのジワジワと登る坂道で汗だくになりました。
今回の目的地は、頂上よりちょっと下にあるという菰釣山の三角点と、大栂。
菰釣山の頂上から大栂を目指し下って行くと、思っていた以上にここを歩く人が多いようで、踏み跡がはっきり残っていて所々真新しい足跡もありましたが、三角点が見つからないまま尾根の真ん中からそれてトラバス気味に進み、傾斜が緩み再び尾根の上に乗ると、山頂から下ってくるヤブっぽい道が尾根の真ん中にあったので、帰りにはこっちに行こうと思いました。
緩やかに広がった尾根で木々の間を歩いていると気持ちが開放され、いつまでもここにいたいと思いますが、まとわりついてくる虫達が立ち止まるとたかろうとするので先を急ぎます。
一旦ヤブの斜面を下り、登り返すとやがて着いた大栂の広い山頂にもう少し長くいたかったけれど、まといつく虫達に追われるように引き返すことにしましたが、静かなこの山、季節を改めて再訪必至のいい山でした。
下って来る時に覚悟はしていたものの、ヤブの登りはキツくて、大ダルミを登り切った時にはかなり堪えましたが、下りに通らなかった尾根の真ん中のヤブは傾斜が更に急になり、登ろうとしてもヤブが押し返して来たり、ザックが引っかかって引き戻されたり、立ち止まると虫が集まってくるので休むに休めず、、、頭のなかでは帰りの温泉のことばかり考えていました。
その苦労の甲斐あって、三角点を見つけることができましたが、菰釣山頂上のソーラーパネルが見えた時にはホッとしました。
山頂のベンチでおにぎりを食べていても、虫達がブンブンうるさくてかなわず、うるさいという字を、八月蝿が相応しいんじゃないかなどと思いながらハエやアブやハチなどを追い払いました。
ヤブと虫で思いの外体力と気力を消耗してしまい、当初城ヶ尾峠から下山しようと思っていましたが、距離も短くて途中に水場があるピストンに切り替え、早々に下山しました。
ブナ沢の水場で汗を落とし、頭から水をかぶると今までまとわりついてきた虫達もどこかに行ってしまい、やっとひと心地つきました。
大栂は静かでいい所でした、季節を選んで是非再訪したい山です。
道志の山に来る時は帰りの温泉も楽しみですが、大汗をかいて虫に追いかけられた後の今回の温泉は格別でした。
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