テン泊で行く甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳
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- GPS
- 30:00
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,284m
- 下り
- 2,336m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回、昭文社のコースガイドを活用したが、初日の甲斐駒ケ岳の帰路で、双児山から北沢峠間を50分表記。道標上も50分とあったが、標高差600m以上でこの時間は、厳しく、100分かかりました。確かに今回ペースはゆっくりでしたが、この区間はゆとりをもって計画した方が良いです。下山後は、仙流荘の日帰り入浴600円は、清潔感あふれて良かった。但し、駐車場から離れているので車で移動した方が入浴後、楽です。 |
予約できる山小屋 |
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写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池
1/25,000地形図 1
ガイド地図
コンパス 1
笛 1
筆記具
ライター 2
ナイフ 1
保険証 1
飲料 2 水2リットル
ティッシュ
三角巾
バンドエイド 1
タオル 2
携帯電話 2
計画書
雨具 1
防寒着 1
スパッツ 1
手袋 1
ストック 1
ビニール袋 2
替え衣類 1 1セット
入浴道具
シュラフ 1
シュラフカバー 1
ザックカバー 1
クマよけ鈴 1
食器
水筒 2
時計 1
日焼け止め
非常食 4 行動食
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共同装備 |
テント 1 ライペン
テントマット 1
ツェルト
ランタン・マントル 1
コンロ 1
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋) 1
ローソク
ファーストエイドキット 1
医薬品
ラジオ
トランシーバ(使用帯)
カメラ 2
ビデオカメラ
ポリタンク 2
天気図用紙
車 1
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感想
1日早いお盆休みに入り、今回南アルプステン泊登山を計画しました。3ヶ月ぶりの登山で体力的には厳しいものになることは覚悟しましたが、ゆっくりのんびり登山をテーマに楽しむことにしました。テン泊は、決めましたが、重たい荷物を持っての縦走は厳しいので、北沢峠を拠点に甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳を目指すことにしました。
今回の登山では、名古屋方面の仕事上がりに直接山行に入るため、中央自動車道伊那ICから仙流荘を目指し、北沢峠には南アルプス林道バスを利用しました。駐車場は無料で往復2,600円(荷物あり)かかります。林道バスの運転手さんは、観光ガイドも兼ねており、途中の観光スポットで一時停車や徐行して山や花々など案内してくれます。また、お客様に合わせてバスの増発、繰り上げ出発など至れり尽くせりです。
北沢峠の拠点は、北沢駒仙小屋のキャンプ場(500円/泊)に決めました。沢沿いで広々として水場も近く、トイレは洋式で簡易水洗(汲み取り式)ですが、綺麗でした。但し、テン場が混んでいると朝の渋滞は発生します。北沢駒仙小屋は、大変きれいでこれなら小屋泊も良いかなとも思いました。
初日は、憧れの名山、甲斐駒ケ岳です。晴天に恵まれた中、樹林帯を沢沿いにゆっくりと登っていきます。途中岩場を通り過ぎると眺望のよい仙水峠に出ます。仙水峠からは、鳳凰三山がよく見えます。駒津峰までは、急登が続き、途中甲斐駒ケ岳を右手に見ながら進んで行き、駒津峰から六方石まで大きな岩が重なるルートになります。アップダウンもあり、休みながら慎重に進んだため時間を要してしまいました。
山頂へのアプローチは、直登ルートもありますが、ほとんどの人は迂回路を進んで行きます。山頂近くは、花崗岩の世界で照り返しが厳しく、非常に暑いのとズルズルと滑るので登るのに苦労しました。そのため摩利支天への分岐では、迷わず山頂を目指しました。途中、雲がかかって山頂が見えなくなる場面もありましたが、苦労して山頂に到着した時には、晴天の360度の視界に恵まれ感動しました。さわやかな風の中、ゆったりとした時間を過ごしました。
帰路は、駒津峰まで戻り、双児山を通って下山しました。下山時間はかかってしまいましたが、テン場に戻ってさっそくビールを調達し、隣のテントの人との登山談義に花を咲かせながら、今年一番のビールを堪能しました。この晩の星空は綺麗で、星空を眺めながらゆったりとした時間を過ごしました。
2日目は、藪沢・重幸新道を通って仙丈ケ岳へ5:00に出立しました。最初の林道では暑くて閉口しましたが、雪渓のある沢まで来ると冷たい涼しい風が非常に心地良い。藪沢小屋への分岐まで雪渓の上を通過し、高山植物も咲き乱れる中、沢沿いを登っていきます。馬ノ背との鞍部に出るとまもなくハイマツの登山道の先に仙丈ケ岳が見えました。千丈小屋の手前で3度目のライチョウに出会うことができました。晴天時の昼間とは、珍しいと思いました。
千丈小屋手前の水場でおいしい水を頂き、30分かけて千丈小屋から山頂を目指しました。昨日からの疲労も重なり、苦労しましたが、昨日に続いて晴天の中、仙丈ケ岳山頂に立つことができました。結構、山頂は込み合っていてゆっくりでき中たのですが、小仙丈ケ岳へと続く稜線歩きは、山岳風景が広がる中、大変快適でした。小仙丈ケ岳からは、一気に下りが続き、北沢峠に戻りました。
仙丈ケ岳への登山は、甲斐駒ケ岳に比べるとまだ楽でしたが、双方とも8時間前後の登山になり、結構ハードだったと思います。でもそれにもまして達成感とやり遂げた充実感も大きく、思い出深い山行になりました。南アルプスは、一つ一つの山が大きく大変ですが、ダイナミックで大変良いですね!
私も8/9、10の二日間でテン泊しました。
初日は甲斐駒、二日目に仙丈、しかもほぼ同じルートで
登られてますね。
きっとどこかですれ違っているかもしれませんね。
本当に良い天気でしたので、同じ時間を共有したものとして思わず投稿した次第であります。
お疲れ様でした^^
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