富士山・プリンスルートでゆったり砂走り
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- GPS
- 09:16
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,895m
- 下り
- 1,889m
コースタイム
水ヶ塚P 0600(始発バス) → 0630 5合目駐車場 → 0650 6合目 → 0720 新7合目 → 0810 新8合目 → 0830 9合目 → 0850 9.5合目 → 0920 富士宮頂上
0930 - お鉢まわり & 富士登山駅伝 見学 - 1400
(下り・プリンスルート)
御殿場口頂上 1400 → 1430 赤石八号館 → 1450 わらじ館 → 1510 走り6合分岐 → 1525 宝永第一火口 → 1535 第一火口縁 → 1540 6合目 → 1550 5合目駐車場
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
※御殿場口から水ヶ塚駐車場に戻るバスもあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所:なし 大砂走りは、赤石八号館、砂走館、わらじ館を過ぎてから始まる。 その後、プリンスルートへの分岐を見落とさないよう注意。 (御殿場口へ下山しても水ヶ塚へのバスはある) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
静岡側から、「楽しく砂走り」できないか、考えてみました。
世界遺産登録もあり、混雑するイメージのある富士山でしたが、「土曜日」を避ければ、思ったほどでもない、という印象を持ちました。
まず、水ヶ塚駐車場ですが、夏休みの日曜日・朝5時の到着で十分に駐車できました。
装備をしたりトイレに行ったりしてもなお、6時始発のバスとなり、富士宮5合目に6時30分の到着と、じつにスムーズでした。
先週に行った、木曽駒ヶ岳(管の平バスセンター)と比べた印象ですが、世界遺産登録ということもあり、スタッフも気合が入っていて好印象でした。
この時間から富士宮ルートを登ると、早い人だと8〜9合目、遅い人でも7合目付近から、下山するご来光組とすれ違うことになります。非常に疲れている方や外国の方も多く、そんなつもりではなくても、おとしものをしたり、落石される方がたまにありますので、頭上には常に注意してください。
ちょうどこの日、富士登山駅伝が行われていました。駅伝の選手もすごいのですが、エイドをしている自衛隊員もすごくて、あの山頂でキビキビした動作、はっきりした声、礼儀正しさ。私では想像できない訓練をしてるのだなぁ、と思いました。自衛隊も、部隊ごとにチームがあるようで、自分の部隊への声援は特に熱がはいっている様子が印象的でした。
さて、下山でプリンスルートへ向かう時は、富士宮口を登って右手、岩場を登って降りると臨時郵便局があります。そこから下ると御殿場口です。山小屋エリアを下ると登山道と下山道が分かれるので、下山道に進み、さらに宝永山へ向かってください。
登りもプリンスルートを使うと、ゆったりとした富士山を楽しむことができますが、健脚向けだと思います。とくに宝永山に登る時は、直登している下山道は砂走りになっているので、登るのは大変です。
あえて山頂を踏まずに、富士宮から宝永山あたりをブラブラと散歩し、山頂を眺めるのも楽しいかな?と思える道です。
※GPXファイルをDLする方はご注意ください。ログはお鉢まわりを3回ほどしていますので編集してください。
〜富士山大好きな方へ〜
最近出版された、「富士山――大自然への道案内」 (岩波新書) 小山 真人 著 をおすすめします。
「どうして御殿場は砂走りなのに、富士宮は岩なんだろう?」とか、「お鉢まわりをすると、赤いところや黒いところがあるのはなぜなんだろう?」といった疑問に応えてくれる一冊です。
一見すると地学の本にみえますが、「富士山全体をジオパーク(自然に親しむ公園)として楽しもう」という著者の狙いどおりに、どんどんと引き込まれます。
読んでいるうちに、「また富士山に行きたい」という気になってきてしまう、一冊です。
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