月山 花だより 第一幕から第二幕へ

2021年07月02日(金) [日帰り]

• GPS: 08:37
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,030m
• 下り: 1,013m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:54
• 休憩: 2:41
• 合計: 8:35

7:15 姥沢口
7:55 8:02 雄宝清水付近
8:18 8:20 月山リフト山麓駅
8:35 8:38 月山リフト山頂駅
9:18 9:18 牛首下
9:45 9:45 牛首
10:11 10:27 休憩
11:09 13:05 月山
14:11 14:26 牛首
14:43 14:43 牛首下
15:18 15:20 月山リフト山頂駅
15:36 15:36 月山リフト山麓駅
15:48 15:48 姥沢口
15:50 ゴール地点

天候

リフト上部〜牛首はガス，その上は快晴。庄内方向は晴れで，それ以外は雲海，の状態が終日続きました。気温高めで，20度いってたかも。風弱い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・本コース上では牛首下〜牛首間と鍛冶月光とりつき部分との2か所で，連続した雪上歩行になります。急な雪渓の残る姥ヶ岳コースを経由するかもしれないことも考えると，アイゼン持参が必要かと。今日は牛首より下で視界がわるかったこともあり，アイゼンなくて途中引き返しを選択した方もおられました。
・リフト上駅〜牛首下間は，ほぼ木道が出ていて雪渓横断も水平か，短いものです。一番リフトに近い雪渓横断箇所も周辺のブッシュが露出して縮小した感じです。
・四ツ谷沢川沿いコースの一番下の（姥沢寄りの）雪渓は，かなり縮小し，まもなく切れると思われます。夏道との段差もなくなってました。
・規制ロープを越えての立ち入りは避けましょう。

その他周辺情報

・道の駅にしかわ（西川町水沢）で月山地ビール買えます。ピルスナーとミュンヘン（黒）あり。
・本宮のお授け所でおききしたところでは，丑年だから特別なおふだ・お守りがあるわけではないそうです。また御朱印は印を自分で捺す形式だったと思います（リフト上駅の遥拝所でもその形式の御朱印を授かることができます）。

写真

7/2 5:35

朝の鶴岡市内から今日の月山。山頂まできれいに見えてますが，姥ヶ岳より右側が滝雲の連なりに。結局山でもずっとこの状態でした。

7/2 7:59

リフトに乗る前にちょっと寄り道して，四ツ谷川沿いコースの最初の雪渓のところ（雄宝清水付近）まで，お花見に。雪渓はだいぶ小さく低くなりました。

7/2 8:20

戻ってリフト駅に。

7/2 8:45

雪渓と木道が完全に分離し，雪と木道は往来できなくなりました。

7/2 8:47

姥ヶ岳分岐から，牛首下コースを見下ろすと，前半はほぼ木道が出ており，後半は雪渓が続くようでした。

7/2 8:47

今日は行かない姥ヶ岳の登りをチラ見すると，手前の木道は出てきましたが，まだやっぱり長くて急です。

7/2 8:58

牛首下まではほぼ木道，ときどき雪。

7/2 9:00

雪どけ水の轟音がごぉーっとひびきます。

7/2 9:12

牛首下を過ぎると，1か月前とそう変わらない（ほんとは変わってる）長い雪渓のぼり。今日はガスってます。コースロープ沿いに行けば迷うことはありません。

7/2 9:18

牛首下の，リフトから来る木道（右）と四ツ谷川沿いに来る木道（左）の合流点は，まだ雪の下です。ガスってると気づかないのでご注意。

7/2 10:00

ガスガスの中を登って牛首を過ぎると，抜けて青空です。ひゃっほう。

7/2 10:04

鍛冶月光のとりつきは，雪の面積はまだあまり減ってません。

7/2 10:12

晴れた〜（庄内側だけ雲がない）

7/2 10:40

摩耶山（中央）と粟島（その左上）と大佐渡（左上すみにかすかに）。

7/2 11:16

今日の芭蕉さん。晴れてすっきり。

7/2 11:26

このアングルで鳥海山が写ることは，10回登って3回くらいの確率です（個人の経験です）。

7/2 11:50

今日の山頂。

7/2 11:51

山頂から北側の尾根。右から大峰・オモワシ山・二の岳・弥陀ヶ原・八合目駐車場，と，くまなく見えての立谷沢川と鳥海山。

7/2 12:20

最上・村山方向は雲海です。月見が原をよこっちょから。

7/2 13:07

下りの時間でも雲の配置は変わりません。

7/2 13:16

すこしだけ雲が晴れて姥ヶ岳が。牛首より下では，リフトよりの後半で木道がよく出ているのが見えます。

7/2 13:17

延命地蔵様も青空の下。

7/2 14:16

晴れてよかった〜。牛首の分岐で振り返る。

7/2 14:45

その下はガスガスで視界不良のまま。

7/2 15:25

リフト沿いの花も，来るたびに組み合わせが変わって，季節の進行を感じます。今日は自分の推し植物のアカモノがちらっと見えたのと，一面に野イチゴ（ヘビイチゴか？）がなっていたのが印象的でした。

7/2 15:36

ご案内。

なんかりりしいミツバオウレン。標高の低いところでは葉がよく見える...

ギンリョウソウの大株ありました（部分）。

クルマバソウ。

花の育ちのよいユキザサ。

半分眠ったままのコミヤマカタバミ。

オオバキスミレわさわさ。

リュウキンカの明るい姿は，場所を変えつつ今日もはなやかでした。

雪解け水の奔流の脇にオオバミゾホオヅキ。

ノウゴウイチゴの葉っぱに...光る飾り物が...

雪消え直後の草原にはヒナザクラと，

フレッシュなチングルマ。

イワウメはよく開いていました。

今年のクロユリは多いみたいです。

クロユリつづき。

ツガザクラはまだ咲いてくれていました。

あちこちでアオノツガザクラ。

ミネズオウは探して探して，これが最後の数輪ってかんじでした。

晴れているとミヤマキンポウゲの光る花びらに露出が合わせづらい（←天気のせいにしている）

ミヤマリンドウはまだまだ少ないです。

わさわさとコバイケイソウ。

キバナノコマノツメは盛りでした。

キバナノコマノツメつづき。

ミヤマシオガマわさわさ。

今日も安定のミヤマウスユキソウ。

風にゆれるコタヌキラン。

イワカガミはいつも華やか。

アカモノ発見。

ハクサンチドリの花はいつ見ても複雑。（ウズラバ）

マルバウスゴらしいです。周囲がガスっててソフトフォーカス風に...

こちらはクロウスゴ。

〆は今日のツマトリソウ。この無欠の幾何学造形がダブルで来たらたまらない私です。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

blueblu

今日はエゾノツガザクラがまだ咲いているのでは，とお目当てにして行ってみた，ものの，もう終わっていたようでした※。雪消えが早かった場所では，チングルマはすっかり終わって穂になろうとしていました。クロユリは今年は多い年のようですが，そろそろ終盤でしょう。こうして「花のこよみ」は人間様とは無関係にどんどんめくれて進んでいくようです。今日は予想よりずっと晴れてよかったです。
※その後別の方のレコで，まだ咲いているよ情報を拝見しました。ありがとうございますー。