ひっそりとたたずむ酉谷山避難小屋で（2021）

2021年07月06日(火) [日帰り]

• GPS: 12:02
• 距離: 22.5km
• 登り: 1,706m
• 下り: 1,813m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:13
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:53

9:15 東日原
12:03 12:04 横篶山
12:52 13:15 一杯水避難小屋
13:51 13:51 ハンギョウノ頭
14:05 14:07 ハナド岩
14:16 14:17 大栗山
14:49 14:57 七跳尾根分岐
15:31 15:31 坊主山
16:03 16:08 酉谷山避難小屋
8:08 酉谷山避難小屋
8:31 8:31 行福のタオ
9:40 9:40 カラ滝ノ頭
9:59 9:59 大京谷ノ峰
10:09 10:15 大京谷ノクビレ
10:27 10:38 ウトウの頭
11:20 11:20 篶坂ノ丸
11:39 11:42 金袋山
12:03 12:03 人形山
12:09 12:10 ウッドサークル（ミズナラの巨木）
12:21 12:21 一石山
12:53 12:59 一石山神社
13:09 13:11 鍾乳洞バス停
13:14 13:14 稲村岩を経て鷹ノ巣山方面登山口
13:14 13:14 中日原バス停
13:15 東日原バス停

天候

1日目：小雨のち曇り
2日目：曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

危険か所なし

写真

（東日原）

重いものを持って腰痛になり、診察→リハビリ中。リハビリの先生のお許しを得ての山登り第一弾です。

（ヨコスズ尾根）　

酷い時はちょっと動くと激痛に襲われるほどでしたが、何より減衰した筋肉の増強が不可欠とのことです。

（一杯水避難小屋）
　
MRIで背骨に緊急に精査すべき異状ありとのことで大学病院へ→もうだめかと思いました→だいじょうぶでした。

（きれいな一杯水避難小屋内部）
　
病院の理学療法士の先生によると「右臀部から下肢の筋力低下が原因」とのこと

（ほっとする長沢背稜）
　　
筋力アップには登山の継続も薦められましたので、喜んで大好きな酉谷山避難小屋へ。

コロナ禍です。先着者がいたときのためにツェルトを用意しました。

（登山道から見る酉谷山避難小屋）

いつもの酉谷山避難小屋、懐かしい。
他に人なく、ツェルトの出番はありませんでした。

（酉谷山避難小屋）

しばしば大人数での利用がある酉谷山避難小屋ですが、7月10日〜11日に集団での利用があるようです。

（小屋の銘板）

過去にNHKに出演していた人が酉谷山避難小屋の有料のガイド登山を計画していたことがありますが、山岳会のメンバーが、この小さな小屋を集団で利用することがままあるようです。

（ローソクによる焦げ跡）

今どきまだ灯りを採るのにローソクを使うのも古風です。

（酉谷山避難小屋の水場）

さて、小屋まで7時間かかりましたが、この間、腰部・下肢に軽い痛みがあっただけでした。

（湧出口）

水場でビールと日本酒を冷やしている間に、コーヒーを淹れます。

（グレーチングの正しい置き方→画像のとおり）

山で飲むコーヒー→格別な味

（画像を拡大して見るとグレーチングがゴムシートに干渉していないことが分かる）

（トイレに付着した大便を清掃するブラシが、雑巾を洗うバケツに入れられていた）

汚れたバケツを洗うすべがないので、素手で洗いました。

（タワ尾根と雲海）

夕暮れの小川谷・タワ尾根

（2日目：破損しているトイレの窓）

右側の窓枠上部が破損しています。

（内側から見る）

（簡易補修）

ダクトテープを使ってゴミ袋を張り付けました。吹く風には耐えられないかもしれません。

（残置物）

・年代物のコッフェルと食器のセット
・感謝もなく飲んで、捨てられた空のペットボトル

（3月に利用したときにちり取りがなかったので持参した）

大多数の人は小屋を大切にきれいにしています→念のため

（清掃後の小屋内部）　

今日の体調も万全→気分最高

立つ鳥跡を濁さず→すっかりきれいにします

（清掃後のトイレ）
→トイレもきれいに清掃

（奉納のお願い＝複数にあっても可）
・トイレットペーパーを持ち帰るためのビニール袋
・トイレマジックリンの詰め替え
・雑巾

（下山に使うタワ尾根）

雨後のタワ尾根は滑りそうです。
一石山からの激下りで濡れた石に足を取られてしまって「大」の字に！

（ウトウの頭の銘板）

ときどき下半身（右側）の筋肉に張りが出たのでいつもの登山よりストレッチをする場面が多かったのですが、
リハビリ登山は特段の問題もなく終えることができました。

お世話になっているリハビリの先生のご指示通り、体と相談しながら歩きました。
ありがとうございます。
登山後のもえぎの湯で汗を流し爽快でした。

感想

老少年

とにかく酷い腰痛になり、家の中でちょっと歩いても床に伏せなければ痛みを我慢できないほどになりました。リハビリを担当して下さっている先生を頼って筋力増強に努め、登山再開となりました。

コロナ禍もあっての運動不足・日々の労働による疲れがたたっての腰痛だったようです。

いままでの登山でも疲れると出てくる筋肉の痛みの場所は、リハビリの先生に言い当てられました。原因が分かりましたので、その箇所の筋肉を増やしこれまでどおり夏山を楽しむことができそうです。

2021年の夏山は北岳〜間ノ岳テント泊（2泊3日）を予定しています。いつもは1泊のコースですが、念のため1泊目を白根御池小屋とし、2日目に北岳〜間ノ岳をゆっくり歩く予定です。

コメント

鷲尾健

お伺いします
トイレ個室内にはペーパー持ち帰り用ビニール袋を置いておく棚若しくはフックはありますか？

雑巾等は置いておく場所が決まっていますか？(その他の決まり事もありますか？)

以前、ミネラルウォーターを置いておきます、とレコされていたのはro-shonenさんだったと思いますがあってますか？

老少年

washiokenさん、こんばんは！
ご質問いただきました。

トイレに入ると左側に棚があります。
ペーパー持ち帰り用ビニール袋用のフックは棚の下、便器正面左側にあります。
ビニール袋（実際は不透明のポリ袋）は手提げ用でフックに通すことができる穴があるもの（サイズ＝8号）が適しています、

雑巾は、小屋に入った左手にあるストックボックスの上、右はじにまとまっておかれています。決まりごとはありませんが、次も予定のある人が汚れた雑巾を持ち帰って洗濯しまた持ってくるか、新しい雑巾を持ってくる人が何人かいらっしゃいます。

ミネラルウォーターは渇水時に備え、複数の心ある方が持ち上げて下さっているもののはほか、余分に持ってきたものを置いていって下さる方もいらっしゃるようです。

「心のない方」が水が出ているのに使ったり、空のペットボトルをそのまま残していくなどするので、このごろは一夜ぐらい水がなくても我慢すればいいだけのことと、ミネラルウォーターは置いていかないという人が少なくないようです。
それでもいつも2〜3本は未開封のものがあるようです。

空のペットボトルを持ち帰ることはあるのですが、持ち上げることはここしばらくはありません。そこまですることはないのかなぁというのが感想です。

厳寒期の渇水時、置かれているミネラルウォーターを使って湯を沸かし一息ついた人もいるでしょう。小屋ノートにお礼の言葉を残している人もいらっしゃいますが、空のペットボトルを捨て置き一言もなしで知らん顔という人がほとんどです。
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何度訪れても心休まる酉谷山避難小屋です。
小屋で所在なく時間を過ごすのが至福のときです。
是非デビューされてみて下さい。
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