金剛山


- GPS
- 03:42
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 743m
- 下り
- 750m
コースタイム
3'40(9.5km)
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> 千早城跡がスタートコース。金剛山は関西屈指の人気の山でどのコースも非常に整備されている。登山道のほとんどが階段になっている。今日は七合目辺りから雪道となったが、所々手すりもあるので非常に安心して歩くことができた。登山道はアイゼンを使わなくても大丈夫だったが、逆に山頂広場や山頂のある葛木神社付近がよく凍っていたのでそこだけアイゼンを使用した。ちなみにダイヤモンドトレールも道幅があり、非常に歩きやすい。今回で唯一荒れた感じがしたのは久留野峠付近の熊笹の茂る箇所だけだった。しかも久留野峠〜ロープウエイ千早駅間の林道はコンクリートで舗装された上に雪が積もっていたためかなり滑りやすかった。 <アクセス> 車を利用。駐車場は非常にたくさんある。有料(600円)。 <登山口> 金剛山バス停の駐車場横など、トイレ・自販機は多数有り。登山ポストは不明。 <道中> 山頂広場やちはや園地などにトイレ・自販機・売店・休憩所など多数有り。 <下山後の温泉> 国道170号線沿いにスーパー銭湯系が多数あった。ちなみに山頂のちはや園地内の香楠荘にも温泉がある。 |
写真
感想
今回は二百名山である金剛山。
今年になってスノーボードでは山に行っていたが、登山としては初めてとなる。記念すべき2009年初登山である金剛山は、安全に登れ且つ楽しかったので非常に良かった(笑)。
毎度の単独行のため初心者でも登れそうな冬山を探していたので、冬場も人気で登山者数も多いとあった金剛山に行ってみることにする。
車で金剛山登山口バス停に向かう。バス停駐車場に到着すると多数の登山者がいることに少々驚く。今まで冬の時期の平日では登山者に会うことがあまりなかったので、やはりここは違う!と感じてしまう(笑)。
登山口もいろいろとあるようだが、今回私は千早城跡から登る事にする。というのも最近山や歴史への造詣を深めようと「信長の野望」というゲームをやり始めている影響もあって、城にも興味が湧いていたからだ(笑)。しかし意外と何も無く、しかも誰もいなかった(笑)。仕方が無いので、となりにあった千早神社で今回と今年の安全を祈願しておくことにする。
千早神社を後にし、本格的に山登りを開始する。おそらくメインの登山道である千早本道に合流すると、非常に多くの登山者がいてかなりビックリする。私が選んだ千早城跡コースはマイナーなんやと少し寂しくなってしまった(笑)。千早本道はほとんどが階段になっており、しかもところどころに手すりがあるので非常に整備されていると感じる。階段は賛否両論があると思うが、後半の雪道になってから非常にありがたい存在だなと感じることができた。
出発が11時と遅かったので、すでに下山してくる人と多くすれ違ったが、大半の人が手にアイゼンを持っていた。ここではまだ雪が無かったが、やはりアイゼンが無いと登れないかなと思い、すれ違う人に聞いてみた。するとその人はアイゼンを手に持っていたが、意外にも「無くてもいけるよ」と答えてくれた(笑)。どっちやろと少し思いながら、どんどん進むと七合目あたりから雪道となった。
別に無茶をするつもりは無かったが、特にすべらなかったのでアイゼンはつけなかった。まさに階段と手すりとアドバイス?のお陰で難無く登ることができた。しかも登り始めてから1時間ほどで山頂広場に到着する事ができた。
山頂広場は非常ににぎやかだった。最初に目に入ったのが、金剛錬成会の褒賞ボード。順に見ていくと、なんと一万回以上という猛者もいた(笑)!ホンマなんかなと少し思いつつ、計算してみると毎日登っても30年近くかかる事に敬服してしまった。確かにすぐ登れるが、一万回はなかなかできません(笑)。
他にも売店・自販機・トイレ・休憩所や錬成会の登録所などもあり、昼食をとっている人も多く本当ににぎやかだった。私も昼食を取ろうと思いポイントを探してみることにする。少し左手に行った所に国見城跡広場(展望広場?)があり、少し寒かったがここで簡単な昼食を取る。ここからの見晴らしは非常に良く、大阪方面が見渡せるので、非常にテンションを上げることができた。
次に転法輪寺・葛木神社と進む。この辺りは非常に雰囲気があり、自分のお気に入りスポットに登録できそうだと感じた。しかしこの辺りは人も良く通っていたのに、意外にも道が急で凍っていたため、急遽アイゼンをつけることにする。少々今更感があったが、いちびって(注 関西弁で調子乗ってカッコつけるような意味)こけたらかっこ悪いという心理も働いたことは言うまでもない(笑)。
葛木神社の中に金剛山の最高地点の葛木岳があり、しかも入れないのは分かっていた。しかしなんとか印となるもの?を一目見れないかと思い回りをうろうろしてしまった。が、やはり無理だった(笑)。というのもなぜか三角点が大好きなので、結構必死なんです(笑)。
時間が結構余ったので、ダイヤモンドトレイル経由久留野峠の大回りで帰ることにする。しかもちはや園地内の大阪府最高地点の情報も気になった。
ちはや園地に向かう途中湧出岳山頂に寄る。少しマイナーな感があったが、やはり三角点を見るとかなりテンションが上がる(笑)!。やはり三角点フェチなので・・・(笑)。
大阪府最高地点は山頂方面からちはや園地に入ったすぐのとこにあった。ここでなぜか日本ナンバー2の男になった気がした(大阪の最高なので)。我ながらアホやなとつくづく思う(笑)。
ちはや園地もにぎやかなところだった。春とか秋ならもっと楽しそうだ。展望台やロープウェイの駅・ちはや星と自然のミュージアム・キャンプ場などもありファミリーで楽しめそうだ。まだまだ歩きたかったので今回は立ち寄らずそのまま進む。
伏見峠から久留野峠方面に進む。ちなみに伏見峠から念仏坂というコースでもロープウェイ千早駅方面にも下山できる。
この辺りの道はダイヤモンドトレイルとなっており、非常に雰囲気のある良い道だと感じた。整備状況は千早本道には劣るが、個人的にはこちらの方が自然な感じがして好きだった。雪もあり日陰部分は滑りがちなので慎重に進む。
30分程で久留野峠に到着。本当はすぐ近くの中葛木山も寄るつもりだったが、忘れてしまった。というのも思ったより久留野峠から下山する道が熊笹で分かりにくく、たまたまベテランそうな人が前を進んでいたので追いかけるのに必死だったからだ。
しかも久留野峠〜ロープウェイ千早駅間の林道はコンクリートで舗装されていたのだが、これがありがた迷惑に感じた(笑)。コンクリートの上に雪が積もっているので、かなり滑るのだ。アイゼンもちはや園地ではずしてしまっていたので、コンクリート部分の脇を通る事で何とかクリアーした。無事に下山できたが、少しいちびりすぎたか・・・(笑)。
ロープウェイ千早駅から登山口バス停横駐車場までは車道となったので、安全だったが、少し面白くなかった。しかもかなり長かった!
今回も無事に山行を終えることができて感謝である。今年一年無事に山に行けるように願いながら金剛山を後にした。
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