御嶽山 田の原登山口からお鉢巡り
- GPS
- 08:50
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 991m
コースタイム
07:15 金剛童子 07:20
07:40 八合目石室
08:20 九合目
08:30 一口水
08:45 九合目石室 08:50
09:15 王滝頂上山荘
10:00 剣ヶ峰 10:15
11:45 二ノ池本館 12:15 【大休憩】
12:25 王滝頂上山荘
13:10 九合目石室
14:00 八合目石室
14:12 金剛童子 14:15
15:00 王滝登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道19号線より県道20号線経由で「おんたけスキー場」を目指す。 (標識あり) 途中県道256号線にて「御嶽・田の原方面」の標識に従う。 牧尾ダムの手前で道路工事あり、御嶽湖の南側道路を走り、王滝村に至る。 王滝村からは一本道。 【駐車場】 田の原天然公園に大きな駐車場あり。(300台くらい可) 登山口に近い駐車場から順に埋まってゆくので早着が望ましい。 朝5時30分時点で登山口に近い駐車場は8割くらい埋まっていました。 (車中泊組みもかなりあり) 【トイレ】 田の原駐車場に2ケ所あり。 登山口に近いトイレは非常に綺麗でした。 【食料調達】 国道19号を外れると、殆ど期待薄です。 王滝村に酒屋と食料品を扱う店がありますが、営業時間は微妙。 途中に道の駅がありますが、ここも期待しないほうが良いでしょう。 車中泊組みの我々も、王滝村の店で調達しましたが、品数は。。。でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体の整備状況は良好です。道標も適所にあり、迷うことは無いかもしれません。 岩に書かれた表示やケルンも視界が悪い時の頼りになりそう。 【王滝口〜王滝頂上山荘】 最初は平坦な砂利道。次第に階段状の道に変わり、途中から道幅も狭くなり 勾配が急になります。 岩や木で出来た階段状の道をひたすら登ることになります。 八合目直下の金剛童子付近が森林限界。 視界は開けますが、歩きにくい急勾配の道が続きます。 下山者とのスレ違いも気を使います。 【王滝頂上山荘〜剣ヶ峰】 視界が良ければ何も心配無用のルートですが、風やガスなど油断は禁物。 【剣ヶ峰〜お鉢巡り(ニノ池):反時計回り】 剣ヶ峰直下は岩場の下降のため、足元注意。 全体的には岩場(ガレ)やザレ場の道のため、気を抜かないであるきましょう。 晴れていれば景色が良いので、楽しい歩行になると思います。 【登山ポスト】 登山口にポスト設置あります 【トイレ】 田の原駐車場、王滝頂上山荘、剣ヶ峰山荘、ニノ池山荘 それぞれにあります。使用にあたり、協力金が必要です。 【下山後の温泉】 県道256号線沿いに、宿泊施設で日帰り入浴可能な場所があります。 (名古屋市民休暇村、たかの湯) 我々は、日帰り温泉「ひだまりの湯」を利用。(500円/人) |
写真
感想
2013年「今年の行きたい山」候補になっていました御嶽山。
3000mオーバーということで、カミさんの高山病も心配ながら、ついに決行。
会社のお盆休みを利用して前日に車中泊。空気の綺麗な場所でベスセウス流星群を
拝みながら高地順応(大袈裟か?)を兼ねるという計画です。
前日夕方に田の原自然公園に到着。登山口付近の駐車場は3割程度埋まっているだけの状況。
車中泊のための場所取りも苦労すること無く良い場所をキープ。
夜には「満点の星」とはいかないながらも、大きく尾をたなびく流れ星を幾つか
拝むことが出来ました。
翌日は5時少し前に起床。早朝到着の車の音が耳につくようになり起きてしまいました。
本当は5時半起床予定でしたが、このおかげで駐車場からのご来光を拝むことが出来、思わぬ副産物となり得した気分。
北の方角においては、御嶽山越しに乗鞍や槍穂の姿も確認出来ました。(この日はこれが最後の槍穂でした)
朝食を済ませ、6時20分に登山開始。順調な歩行と思いきや、早々に階段や急勾配の洗礼。
空気が薄いことも影響してか、カミさんのペースが上がりません。
それでも、八合目直下の金剛童子までは1時間弱の好ペース。ここから先も、歩きにくい岩場の急勾配が続きます。
澄み切った青空と廻りの景色に元気を貰いながら黙々と足を進めますがカミさんのペースがガックリと落ちました。
(息がスグあがってしまうようです)
カミさんに頭痛や吐き気が無いか確認しながらひたすら登ります。
自分も心なしか呼吸が苦しく、足取りも重い。
登山開始時に期待していた遠方の山々や富士山の姿は雲に隠れて見えませんでしたが
眼下に見える素晴らしい景色に感動しながら進みます。
登山開始から約3時間。王滝頂上山荘に到着。バテバテのカミさんでしたが、まずは剣ヶ峰へ向かいます。
頂上山荘から剣ヶ峰までは「目と鼻の先」に見えますが、息切れの両名にとっては
「歩けど歩けど、距離が縮まらない間隔」
コースタイムの倍くらい掛けて剣ヶ峰に到着。(直前の階段には参りました)
剣が峰には多くの登山者で賑わっていました。山頂の記念写真も順番待ちです。
山頂で暫しの休憩を取ったあと、カミさんに「お鉢巡り」か「下山」の打診を
したところ、「お鉢巡り」の回答。
時間的にもまだ余裕があったので、ニノ池本館で昼食を摂るプランに切り替える。
お鉢巡りのコースは、雰囲気のある景色の良いコースですが、岩場のアップダウンや
ザレ場の通過があり、これに意外とカミさんが手こずることに。(登りは息切れ、下りは転倒の恐怖)
ここもコースタイムの倍くらい掛かりニノ池本館に到着。
かなり疲れきった模様でしたが、昼食を摂って若干の元気回復。
ココからは剣ヶ峰に戻らず、王滝頂上山荘方面にトラバースするコースを選択。
途中、ザレた道もありますが、アップダウンが少なく歩きやすい道でした。
王滝頂上山荘からは往路を下ります。急勾配の下りで、足元も不安定。
ペースの早い下山者や登って来る登山者に道を譲ったりで、落ち着きません。
八合目辺りからカミさんの膝が笑い始めたらしくペースダウン。
実は自分も膝周りが痛いようなダルイような不安な症状が出てきたので
早る気持ちを抑えながらスローペースの下山です。
何時出発点の駐車場に辿り着けるか不安な気持ちでしたが、2時間強掛けて15時に到着。
汗だくの衣類を着替えて、途中の日帰り温泉で汗を流し帰途に就きました。
帰りには、高速道路の渋滞の影響で予定より多くの時間が掛かりましたが、21時過ぎには無事自宅に着きました。
遠方の景色は雲の中でしたが、青空の下、壮大な景色を楽しむことが出来、良い山行でした。
ただ、薄い酸素の中の行動をはじめ、岩場やザレ場の通過など夫婦登山としての課題がハッキリしたようです。
安全に下山出来るのが最終目的ですが、所要時間が大きく狂うのはリスクが増える
事になるので、少しづつ課題克服してゆきたいと思います。
さあ、次は何処に登ろうか?
PS:そう言えば、今回の山行中では行者さんを見たのは2・3名だったような。
お盆という時期も影響しているのでしょうか?
逆に、子供連れ登山がやたら目につきました。
はじめまして!!
二の池小屋で我々の反対側に座られた方ですね。
同日別ルートの様子がパラレルに判って楽しく拝見させていただきました。
田の原は、日の出を見ることができる登山口なのですね。
濁河や五の池で子供は見ませんでした。
剣が峰よりも静かかもしれません。
HPも拝見しました。今後のドライブガイドにさせて頂きます。
はじめまして。
fuararunpuさんの山行記録を見て、「もしかしたら?」と思っておりました。
やはり、通路を挟んだニノ池側にいらした方でしたね。
我々も少々バテ気味でしたが、楽しい一日を過ごすことが出来ました。
田の原から日の出 が拝めるとは思っていませんでしたが、車中泊をして初めて分かりました。
夏とは言え、夜の気温は寒いくらいでした。
また、どこかで遭遇できると楽しいですね。
安全な山行 を!!
PS:HPの更新が少々滞っています。
そのうちにまとめて。。。
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