ヤビツ峠から塔ノ岳

2009年01月24日(土) [日帰り]

• GPS: 07:57
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,057m
• 下り: 1,529m

コースタイム

9:30ヤビツ峠発　⇒10:00富士見山荘　⇒11:20三ノ塔　⇒12:40新大日　
⇒13:30塔ノ岳（1時間休憩）　⇒15:30堀山の家　⇒16:00駒止茶屋　
⇒17:00大倉バス停

天候

曇りから三ノ塔をこえたあたり（11:20）から霰、塔ノ岳頂上（13:30）には本格的な雪

コース状況／危険箇所等

金曜日（23日）暖かったのと、24日もかなり温度が上がっていたので道の凍結は
なく、バスはヤビツ峠まで入った。
富士見山荘から二ノ塔までは雪も殆どなく、多少霜柱が溶けてぬかるむ程度。
三ノ塔をこえたあたりから霰が降り出す。また、北面の斜面はかなり凍結してい
てアイゼンが必須。
しかし、積雪はないため凍結した地面、岩場、ぬかるみと続いてアイゼンを履い
ていると非常に歩きづらいのではないか。
新大日以降はアイゼンなしでも凍結しているところはそれほどないため、問題な
い（但しストックはあった方がよい）。
塔ノ岳頂上の気温は昼で−2度。かなりの雪で視界も数百メーター程。霧はでず、
風もないためその点はよかった。
大倉への下りは多少の凍結があるが、アイゼンを装着するほどではない。ストック
だけで十分。大倉高原山の家の水は相変わらずあふれている。

写真

1/24 9:00

ヤビツ峠は雪は道端にちょこっと

1/24 9:34

登山口の富士見山荘。富士山見えないけど。

1/24 9:34

準備完了のヘベレストメンバー。最後尾になっちゃったけどね。

1/24 10:09

盛り上がる霜柱。踏み抜くと10cmくらい足がうもってびっくりします。

1/24 10:18

今日は大島まではっきり見えます。

1/24 10:56

江ノ島からその先の千葉まではっきり。

1/24 11:03

三ノ塔から塔ノ岳までの縦走路を眺める。

1/24 11:48

山々に雲が降りてきました。

1/24 12:13

結構雪が降ってきました。

1/24 12:20

崖下を眺める。くらっとします。

1/24 12:24

崩壊地は雪も積もってきたので慎重に渡ります。

1/24 12:24

崩壊地を真上から。落ちたら痛寒そう。。。

1/24 12:39

塔ノ岳にも雲が降りてきています。

1/24 13:05

遂に全員アイゼン装着。。。もっと早くつけるべきか？

1/24 13:17

鹿の親子に会いました。

1/24 13:26

すっかり冬景色。

1/24 13:53

塔ノ岳山頂。尊仏山荘へ向かうヘベレストメンバー。

1/24 13:53

振り返れば半分雲に覆われています。

1/24 14:02

自家製チーズバーガーにかぶりつきご満悦のメンバー。手は寒くないのか？

1/24 14:22

遅い昼食準備中

1/24 14:22

登頂証拠写真

1/24 14:39

降雪がひどくなってきたので撤収準備

1/24 16:17

500m降りてきたけどまだ雪が降っています。

1/24 16:17

すっかり雪景色。

1/24 17:03

夜景寸前の町並みを大倉高原山の家から。

撮影機器：

Optio W60 ペンタックス

感想

GIN

ヘベレストの新春一回目の山行は塔ノ岳に決定。でも装備がないやら体調不良や
らで集合したのは5名。
ヤビツ峠から富士見山荘に至り、いざ出発。でも結構ゆっくりペース。いつもだ
と駆け出しそうな二人が元気なし。原因は二日酔い。。。
おかげで楽ちんペースでの山行となりました。

三ノ塔までは振り返れば海が輝いてみえ、景色を堪能。そこを過ぎるとぱらぱら
と霰が落ちてきます。思わず楽しくなって「吹雪いちゃえ」。
この言葉が後に本当になるとは。。。

下りは北面斜面が多く、凍結していてつるつるです。果敢にアイゼンも履かずに
挑戦するからへっぴり腰、こける。鎖場で大騒ぎ。
随分時間を食って予定より30分遅れで塔ノ岳頂上へ到着。

遅い昼食は自家製チーズバーガーを作り出すメンバーあり、自家製コーヒーを入
れるメンバーあり、まずそうに非常用ごはんを食べるメンバーあり。。。
そんなことをしていると雪も本降り。視界も悪くなってきました。
顔を見合わせ「霧でなきゃいいね。。。」「風でなきゃいいね。。。」
「降りるか。。。」

降りても降りても雪は止まず、結局800m位まで雪でした。
ヘベレストとしては初めての雪の中山行となり、いい経験にもなったし、楽しい
一日を過ごしました。