真夏の遠征その1〜 甲斐駒ケ岳 黒戸尾根ピストン

2013年08月13日(火) [日帰り]

• GPS: 06:52
• 距離: 16.1km
• 登り: 2,345m
• 下り: 2,338m

コースタイム

5:45竹宇駒ケ岳神社-6:30笹の平分岐点-7:10刃渡り-7:20刀利天狗-7:39五合目小屋跡7:45-8:09七丈小屋-8:37八合目御来迎場-8:55九合目剣岩-9:15甲斐駒ケ岳山頂9:35-11:17刃渡り-11:53笹の平分岐点-12:37竹宇駒ケ岳神社

天候

概ね晴れ…暑かったです。
下山時熱中症で救急搬送されていた方がおりました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

竹宇駒ケ岳神社登山口に駐車場があります。
今の時期時間が遅いと川遊びの家族連れでいっぱいです。

コース状況／危険箇所等

とにかく急登で長かったです。さすが日本三大急登。
梯子の下りは後ろ向きで手を使って降りられた方が宜しいかと思います。
自分としては梯子の間が棒2本分より広く見える(傾斜がゆるい)場合はそのまま降ります。
刃渡りは思ったほど危険ではありませんでした。

写真

尾白川渓谷駐車場にある地図です。

皇太子殿下登山記念碑…おにぎりを食べながら読む
不敬で申し訳ない。

駒ケ岳神社で安全祈願していざ出発

つり橋は五人まで

刃渡りへ到着…思ったより危険ではない

むしろ絶景ポイント

刀利天狗着

五合目跡地…山頂が見えないですが、あの辺りかな。

ここからいよいよ梯子の連続地帯へ。

やっと七丈小屋だぁ

ほぼ通年営業みたいです。
冬場は登りたくないナァ

第二小屋通過します。

かの有名な…

ガスってきました。急がねば。

もうちょっと。手が届きそう。

ヒャッホー。

お約束です。

お約束です。世界陸上トレラン

天気最高〜

景色最高〜

さて、帰ろうか。

また山頂がガスってきました。
相変わらず運が良いです。
日ごろの行いは悪いですが…

下りの梯子はキツイ。

下りの刃渡りはそうでもありません。

長かったぁ〜まだ40分位かかりそうですが。

お疲れ様でした。
怪我無く無事に降りられました。
有難うございます。

感想

spelunker

最近ゆる登山が続いていたのと
昨年行った北岳からの展望が素晴らしかったので、今年は甲斐駒ケ岳…と○○山へ行こうかなと思い、折角だから日本三大急登を体感したく、遠征その1として
黒戸尾根から甲斐駒ケ岳へ向いました。

朝3:00に出発するものの、高速をノンビリ走っていたら
尾白渓谷駐車場に着いたのが5:30になってました。
皇太子殿下の記念碑を見ながらおにぎりを食べて支度し、
いよいよ出発。

コースタイムが16時間位の行程なので初日はトレラン装備で行きます。
竹宇駒ケ岳神社まで走ったら久々に横っ腹が痛い…食べてすぐ走るのは止めましょう(笑)
つり橋を渡ったら早歩きに切替えた所痛みが大分治まったので
そのままのペースで笹の平へ。

ペースがいまいち掴めませんので、塩タブレットを口にしただけで
休憩はなしにしました。

しばらく進むと刃渡りにでました。
ここが有名な…思ったより危険な感じはしませんでしたが
油断は禁物なので、慎重に進み、刃利天狗へ。
ペースがわからないのでここもスルー。
暫くしたら下り始めたのでなんだかなぁと思っていたら
五合目小屋跡に出た所で見晴らしがよくなり
ようやく5分ほど休憩をとりました。
500mlペットボトルを4本持って行きましたが
凍っていて殆ど飲めない…失敗でした。

解けた分と栄養ゼリーを飲んで、のどを潤し
いざ梯子の連続地点へ…それにしても急です。
昨年行った西黒尾根は何だったのでしょうか。
と文句を言っても仕方がありませんが、

暫く走ったり歩いたりしていると七丈小屋へ。
水がありましたが、まだ500mlも飲んでいないので
こちらもスルーしました。

それからひたすら登ると視界が開けてきました。
それにしても朝から暑い…風が吹くと涼しいですが。

いよいよ甲斐駒ケ岳の山頂が見えて来たところで
ペースを上げてゴール(笑)

3時間半かぁ〜早い人は3時間切るらしいので…無理でしょ。

それにしても天気が素晴らしく、昨年登った北岳や
仙丈ケ岳がよく見えます。
頑張って登った甲斐があったもんです。(かけているわけではありませんよ)

20分ほど休憩して下山開始。

帰りは緩めのペースで下山して
12時半過ぎに駒ケ岳神社に着きました。

下界は余りにも暑かったので
まだ凍っていたペットボトルの氷を飲みつつ
尾白川渓谷に飛び込みました(笑)

ずぶ濡れで駐車場まで行くと救急車がきました。
何かと思ったら熱中症で倒れた方がいたみたいです。
皆さんも気をつけましょう。

その2へ続く