最高の天気に恵まれた稜線歩き 飯豊山 飯豊山荘〜本山 テント1泊
- GPS
- 35:20
- 距離
- 41.9km
- 登り
- 3,566m
- 下り
- 3,562m
コースタイム
3:30 登山開始
5:07 湯沢峰〜5:15
5:52 滝見場
6:26 水場〜6:45
7:34 梶川峰
8:19 分岐点〜8:38
8:44 胎内山
9:04 門内岳
9:56 北股岳〜10:09
10:26 梅花皮小屋
11:05 梅花皮岳
11:29 烏帽子岳〜11:48
12:35 御手洗ノ池〜12:44
13:11 天狗ノ庭
13:58 御西小屋〜テント設営〜14:11
15:08 駒形山
15:25 飯豊本山〜15:32
15:45 本山小屋
16:01 飯豊本山
17:15 御西小屋
2:30 起床
2:42 登山開始
4:00 大日岳〜朝食〜4:57
6:00 御西小屋〜荷物整理〜6:38
8:58 烏帽子岳〜9:08
9:26 梅花皮岳〜9:39
10:00 梅花皮小屋
10:17 北股岳
11:04 門内岳
11:28 梶川尾根方面への分岐点
11:54 地神山
12:07 丸森尾根方面への分岐点
12:35 丸森峰
13:26 水場〜13:36
14:50 駐車場着
天候 | 青い空が広がった2日間♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道113号から飯豊山荘方面へ、 そこから先、一切右折左折せずに、道なりで到着します。 ダートもなく、最後の駐車場まで快適に進めたのはかなりありがたいことです。 山荘内にしかトイレはない様子。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まず、梶川尾根も丸森尾根もかなりの急登でしんどいです。 これに尽きる! 石転び沢、ダイグラ尾根(現在通行止め)は上級コースなので、自分の選択肢にはなかったです。 稜線上に出てしまえば、ずーーっと続く快適な道が待っています♪ |
写真
感想
奥深い飯豊連峰を歩いてきました!
本来は縦走したかったのですが、車アクセスの為、山荘からの往復です。
駐車場に到着後、満天の星空を眺めていると、あちこちで流れ星が流れまくり!!
たった5分程の間に20は見れたと思います。
いつも通り暗い中、ヘッデンをつけながらの登りあげ。
急登に次ぐ急登、もしかしたら今まで経験のないレベルかもしれません。
途中のチェックポイントに着くたびにザックをおろしてしっかりと休憩をとりました。
急な坂を降りて冷たい五郎清水で生き返り、再び急な登山道を進みます。
梶川峰の標識を見つけたらしめたもの、これにて急登はひとまず終了♪
途中、すれ違った2組の登山者に「梅花皮小屋の水場が素晴らしいので、そこで必要分を手に入れておいたほうが良い」と教えていただきました。
門内小屋を過ぎ、北股岳の登りもそこまできつくはなく、さくっと山頂。
そこから見るずっとずっと奥まで続く道が、「今回の山行は並じゃない」と教えてくれます。
梅花皮小屋に着くと、まあ出るわ出るわ、素晴らしい水量の水場。
頭からかぶってリフレッシュ!
カラの容器も充填♪
登り、下り、また登り、また下る。
危険度は低い、単純な作業をひらすら続けます。
肩に食い込んだザック、悲鳴をあげてき始めました。
どこらへんだったでしょうか?
確か天狗ノ庭を過ぎた辺りで、一人の年配の方に追いつきました。
座り込んで道を譲ってくれたのですが、自分もへとへとだったため、
「一緒に少し休ませてください〜」と隣にへたりこみました。
話しているうちに、御西小屋の管理人さんだということが判明。
今日のこの後の予定を話し、幕営料を支払う前にテントを張らせていただく許可を快くいただきました。
お先に!と歩き出し、後ろめたさを感じずにテントを組み立てます。
必要なものだけをアタックザックに入れ、ようやく本山へ向かいます。
この道のりも近いようで長く、わかっているのに駒形山で一度がっくりしました。
雲もだいぶ山頂に近づき、
「これだけ素晴らしい稜線歩きを味わわせてくれたんだ。山頂が曇りでもいいじゃない♪」
と言い聞かせながら歩いたのですが、なんとかもってくれました♪
長い長い道のりに、周りに他の方がいるのにもかかわらず声を上げてのガッツポーズ。
まだ本山小屋へバッジを買う往復が待っているのですが、それはもう気楽なもの。
ガスってもいいし、暗くなってもいいし、なんなら雨が降ってもいいですよ〜♪っと鼻歌をフンフン歌いながら御西小屋へ戻りました。
管理人さんに戻ってくることが出来た報告、幕営料の支払い、
水場を聞きながら「高くて申し訳ない」と500円のコカ・コーラを「とんでもない!」と頂きました。
水場では、手を洗い続けられないほど冷たい水が溢れ、
タオルを濡らして体を拭いてリフレッシュ!!
前述しましたが、御西小屋を利用するのであれば、御西小屋の水場を利用するのが最もよいです。
テントも3張りと少なく快適。
食事をとり、19時には就寝。明日も早い。
2:30。
枕の下に置いたバイブの目覚ましがなるよりほんの早く目が覚め、停める。
テントのジッパーを開け、顔だけが外に出るようにすると…
これまた満天の星空。周りに明かりなんて一切ありません。
真の闇に真の星空。
数えるのも馬鹿馬鹿しくなるほどの流れ星を見ながら、寝る前に用意しておいたアタックザックのみを持ち出発。
暗闇の中でも、特に分岐点もない大日岳は問題なく歩けました。
山頂についても暗闇。流れ星の続きを楽しみながら日の出を待ちます。
うっすらと明るくなってきた頃、寒くなりレインウェアの上だけを羽織りながら食事の準備。
ちょうど食べ終えた頃、4:53、日が出てきました。
何度も何度もシャッターを押し、名残惜しみながら下山。
御西小屋で片付け後、管理人さんに最大限のお礼をし、長い道のりを戻ります。
基本的に来た道を戻るだけなので、問題はありません。
せっかくなので梶川尾根ではなく丸森尾根から降りてみるという相違点だけ。
さてその尾根の違いですが、ハッキリ言って「どちらもしんどい」。
これに尽きます。
急さも長さも優劣つけられぬほどの、ある意味、名急登?
下山後に一直線に温泉へ向かうほどの汗だく。
そこにあってくれてありがとう!飯豊山荘!
きつさも良さも、全部が込められた素晴らしい稜線。
丸2日の晴天に、そして歩き続けられる健康体に感謝。
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