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Yamareco

記録ID: 334025
全員に公開
ハイキング
阿蘇・九重

由布岳〜正面口から西峰・東峰・日向岳

2013年08月16日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:51
距離
9.5km
登り
1,064m
下り
1,050m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:59 由布登山口バス停
09:15 由布高原園地
09:38 合野越
10:46 マタエ
11:08 西峰 11:27
11:44 マタエ
11:56 東峰 12:18
13:22 日向越
13:34 日向岳
14:16 由布高原園地
14:28 由布登山口
天候
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
起点・終点:由布登山口バス停

(鉄)古賀→小倉→別府 特急にちりん(小倉→別府) 3,150+1,200
(バ)別府駅西口→由布登山口 700
(バ)由布登山口→別府駅西口 700
(鉄)別府→香椎→福工大前 特急ソニック(別府→香椎) 3,350+2,880
計:11,980
コース状況/
危険箇所等
○正面口〜マタエ
・危険箇所なし
○マタエ〜西峰
・数ヶ所鎖あり。けっこう怖い岩場がある。
・西峰の山頂は小広くて休憩には最適。
○マタエ〜東峰
・岩がゴツゴツしていて段差は大きめだが、危険箇所なし。
・東峰の山頂は西峰とは対照的に岩だらけで狭い。
○東峰〜東登山道
・けっこう険しい。岩が多く、ロープや鎖が付いているところが多くある。
○日向岳〜自然観察路
・危険箇所なし。
・日向岳の山頂には日向岳展望所と書かれているが、展望はない。
・自然観察路は、地図で見ると平坦に見えるが、谷をいくつか渡るのでアップダウンがあって意外にキツい。
別府駅西口
朝8時過ぎ。
ここから路線バスで登山口へ。
2013年08月18日 18:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:39
別府駅西口
朝8時過ぎ。
ここから路線バスで登山口へ。
バスの車窓からの由布岳
まさに豊後富士!
2013年08月18日 18:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:39
バスの車窓からの由布岳
まさに豊後富士!
由布登山口バス停
2013年08月18日 18:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:39
由布登山口バス停
バス停からの由布岳
2013年08月18日 18:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:39
バス停からの由布岳
バス停のすぐ近くに登山口
2013年08月18日 18:39撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
8/18 18:39
バス停のすぐ近くに登山口
登山口の大きな案内板
2013年08月18日 18:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:40
登山口の大きな案内板
まずは草原を行く。
2013年08月18日 18:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:40
まずは草原を行く。
豊後富士、秀峰です。
2013年08月18日 18:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:40
豊後富士、秀峰です。
左手の山は、いもりヶ城。
2013年08月18日 18:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:40
左手の山は、いもりヶ城。
右手には、日向岳と奥に鶴見岳。
2013年08月18日 18:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
8/18 18:40
右手には、日向岳と奥に鶴見岳。
由布高原園地
草原が終わってここから樹林に入る。
2013年08月18日 18:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:40
由布高原園地
草原が終わってここから樹林に入る。
しばらくは歩きやすい緩やかな道。
2013年08月18日 18:41撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:41
しばらくは歩きやすい緩やかな道。
合野越
ここで小休止。ここからはジグザグの登り。
2013年08月18日 18:41撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:41
合野越
ここで小休止。ここからはジグザグの登り。
標高1200m近くになると、木がまばらになる。
2013年08月18日 18:41撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:41
標高1200m近くになると、木がまばらになる。
山頂はまだ遠い・・・
2013年08月18日 18:41撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:41
山頂はまだ遠い・・・
いもりヶ城が下に見える。
2013年08月18日 18:41撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:41
いもりヶ城が下に見える。
湯布院の市街地も見えてきた。
2013年08月18日 18:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:42
湯布院の市街地も見えてきた。
サイヨウシャジン
2013年08月18日 18:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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サイヨウシャジン
シオカラトンボ
2013年08月18日 18:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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シオカラトンボ
カワラナデシコ
2013年08月18日 18:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:42
カワラナデシコ
オトギリソウかな?
2013年08月18日 18:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:42
オトギリソウかな?
イヨフウロ
西峰の山頂近くにもたくさん咲いていた。
2013年08月18日 18:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:42
イヨフウロ
西峰の山頂近くにもたくさん咲いていた。
マタエに到着。
涼しい風が吹いていて、とても気持ちいい場所。
2013年08月18日 18:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:43
マタエに到着。
涼しい風が吹いていて、とても気持ちいい場所。
マタエは、西峰と東峰の中間にある。
2013年08月18日 18:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:43
マタエは、西峰と東峰の中間にある。
マタエからの西峰。
険しそう。
2013年08月18日 18:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:43
マタエからの西峰。
険しそう。
西峰の斜面と湯布院市街
2013年08月18日 18:44撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:44
西峰の斜面と湯布院市街
ヤマハハコに見えるけど・・・九州にはないらしいし・・・
ホソバノ(細葉の)ヤマハハコかな?
2013年08月18日 18:44撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:44
ヤマハハコに見えるけど・・・九州にはないらしいし・・・
ホソバノ(細葉の)ヤマハハコかな?
西峰までの道には鎖場がいくつかある。
ここが一番の危険箇所。
2013年08月18日 18:44撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:44
西峰までの道には鎖場がいくつかある。
ここが一番の危険箇所。
西峰から東峰を見る。
2013年08月18日 18:44撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:44
西峰から東峰を見る。
西峰山頂に到着。
2013年08月18日 18:44撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:44
西峰山頂に到着。
西峰山頂。
展望は360度。
2013年08月18日 18:44撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:44
西峰山頂。
展望は360度。
鶴見岳のあたりからは雲が湧き出ている。
2013年08月18日 18:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:45
鶴見岳のあたりからは雲が湧き出ている。
火口の向こうに東峰。
2013年08月18日 18:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:45
火口の向こうに東峰。
西峰からの湯布院市街。
2013年08月18日 18:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:45
西峰からの湯布院市街。
内山と奥に伽藍岳。左手には大分自動車道。
2013年08月18日 18:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:45
内山と奥に伽藍岳。左手には大分自動車道。
山頂のホソバノヤマハハコ
2013年08月18日 18:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:45
山頂のホソバノヤマハハコ
西峰の山頂も離れてみると絶壁。
2013年08月18日 18:46撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:46
西峰の山頂も離れてみると絶壁。
西峰からマタエに戻る。
岩場は慎重に。
2013年08月18日 18:46撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:46
西峰からマタエに戻る。
岩場は慎重に。
東峰
2013年08月18日 18:46撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:46
東峰
再びマタエ。
今度は東峰へ。
2013年08月18日 18:46撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:46
再びマタエ。
今度は東峰へ。
西峰の険しい道。
2013年08月18日 18:46撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:46
西峰の険しい道。
西峰
2013年08月18日 18:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:47
西峰
東峰の山頂から西峰を見る。
2013年08月18日 18:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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東峰の山頂から西峰を見る。
東峰山頂
2013年08月18日 18:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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東峰山頂
東峰山頂
2013年08月18日 18:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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東峰山頂
東峰の石仏
2013年08月18日 18:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:47
東峰の石仏
東峰からの鶴見岳
2013年08月18日 18:47撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:47
東峰からの鶴見岳
東峰の山頂は西峰とは対照的に岩だらけ。
2013年08月18日 18:48撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:48
東峰の山頂は西峰とは対照的に岩だらけ。
お鉢巡りの道を少しだけ行く。
2013年08月18日 18:48撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:48
お鉢巡りの道を少しだけ行く。
このような岩だらけの道が続く。
2013年08月18日 18:48撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:48
このような岩だらけの道が続く。
足下でチクチクするのはこのアザミ。
2013年08月18日 18:49撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:49
足下でチクチクするのはこのアザミ。
東峰
少し離れてみるとなかなかの急斜面。
2013年08月18日 18:49撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:49
東峰
少し離れてみるとなかなかの急斜面。
東峰
2013年08月18日 18:49撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:49
東峰
東登山口への分岐。
ここから下る。
2013年08月18日 18:49撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:49
東登山口への分岐。
ここから下る。
西峰。
右端にお鉢巡りの道が見える。
2013年08月18日 18:49撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:49
西峰。
右端にお鉢巡りの道が見える。
東峰と西峰の一部。
間にある火口は広くて深い。
2013年08月18日 18:50撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:50
東峰と西峰の一部。
間にある火口は広くて深い。
コオニユリが一輪だけあった。
2013年08月18日 18:50撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:50
コオニユリが一輪だけあった。
東峰の斜面
2013年08月18日 18:50撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:50
東峰の斜面
てんとうむし発見。
2013年08月18日 18:50撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:50
てんとうむし発見。
お鉢の外壁
2013年08月18日 18:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:51
お鉢の外壁
正面に鶴見岳。
足元には鎖・・・
2013年08月18日 18:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
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正面に鶴見岳。
足元には鎖・・・
さらに鎖を下る。
2013年08月18日 18:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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さらに鎖を下る。
東登山道はこのような鎖がいくつもある。
2013年08月18日 18:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
8/18 18:51
東登山道はこのような鎖がいくつもある。
岩だらけの山頂部
2013年08月18日 18:52撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:52
岩だらけの山頂部
今度はロープ。
2013年08月18日 18:52撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:52
今度はロープ。
日向越。
東登山口に降りる予定だったが、バスの待ち時間が長くなりそうなので、観察路経由で正面口に下ることにした。
2013年08月18日 18:52撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:52
日向越。
東登山口に降りる予定だったが、バスの待ち時間が長くなりそうなので、観察路経由で正面口に下ることにした。
日向岳にも寄ってみる。
「日向岳展望所」と書いてあるが、展望はない。
日向岳のあたりは歩く人が少ないせいか踏み跡も薄め。
2013年08月18日 18:53撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:53
日向岳にも寄ってみる。
「日向岳展望所」と書いてあるが、展望はない。
日向岳のあたりは歩く人が少ないせいか踏み跡も薄め。
道の真ん中にクワガタがいた。
危うく踏むところだった。
2013年08月18日 18:54撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:54
道の真ん中にクワガタがいた。
危うく踏むところだった。
自然観察路は岩と苔が多い。
そしてちょっと蒸し暑い。
2013年08月18日 18:54撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
8/18 18:54
自然観察路は岩と苔が多い。
そしてちょっと蒸し暑い。
由布高原園地
ここで正面口と合流。
2013年08月18日 18:54撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:54
由布高原園地
ここで正面口と合流。
由布高原園地の案内板。
2013年08月18日 18:54撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:54
由布高原園地の案内板。
振り返ると由布岳。
2013年08月18日 18:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:55
振り返ると由布岳。
草原の道を下って行く。
2013年08月18日 18:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:55
草原の道を下って行く。
草原の道と由布岳
2013年08月18日 18:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
8/18 18:55
草原の道と由布岳
日向岳と鶴見岳
2013年08月18日 18:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
8/18 18:55
日向岳と鶴見岳
日向岳と鶴見岳
何度みても美しい。
2013年08月18日 18:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
8/18 18:55
日向岳と鶴見岳
何度みても美しい。
登山口
登山ポストと杖がたくさん。
2013年08月18日 18:56撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:56
登山口
登山ポストと杖がたくさん。
2013年08月18日 18:56撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:56
由布登山口バス停
バスに乗って別府駅に戻る。
2013年08月18日 18:56撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:56
由布登山口バス停
バスに乗って別府駅に戻る。
別府駅
油屋熊八の像。
いったいどんなシーンなんだか。。。
2013年08月18日 18:56撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:56
別府駅
油屋熊八の像。
いったいどんなシーンなんだか。。。
駅から10分ほど歩いて、北浜で温泉。
花菱ホテル。海を見ながら温泉に入れる。
しかも500円。
2013年08月18日 18:57撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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8/18 18:57
駅から10分ほど歩いて、北浜で温泉。
花菱ホテル。海を見ながら温泉に入れる。
しかも500円。
別府駅に戻って電車待ち。
2013年08月18日 18:57撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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別府駅に戻って電車待ち。
別府駅
駅弁を買うつもりだったが売ってなかった・・・
2013年08月18日 18:57撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:57
別府駅
駅弁を買うつもりだったが売ってなかった・・・
帰りは特急ソニック。
2013年08月18日 18:57撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
8/18 18:57
帰りは特急ソニック。
撮影機器:

感想

盆休みの帰省中、日帰りで由布岳へ。
始発電車でまずは小倉へ、特急にちりんに乗り替えて別府で降りる。
西口3番乗り場から湯布院行きの路線バスに乗り、40分ほどの由布登山口バス停で下車。
バス停そばに駐車場があり、朝9時頃でほぼ満車だった。トイレもある。

道路を横断してすぐに[b]由布岳登山口[/b]。登山ポストと大きな案内板がある。
そして、いきなりここからの眺めが素晴らしい。
阿蘇・くじゅうエリアの特徴でもある広大な草原と、正面にどーんと由布岳。
麓は草原、中腹に樹林帯があって、山頂部は岩だらけ。
左手には草原の山、いもりヶ城。右手には樹林に覆われた日向岳とその奥に鶴見岳。

まずは草原の道を、景色を眺めつつ緩やかに登る。
[b]由布高原園地[/b]に着くと、登山口と同じ大きな案内板があり、自然観察路への分岐がある。
ここからは樹林の道。
アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、いろんなセミが鳴いている。
しばらく樹林の道を緩やかに登って行くと、小広い[b]合野越[/b]に出る。ここで小休止。

合野越からも樹林が続く。
道はジグザグに登っていくが、傾斜は緩く歩きやすいため、いつの間にか高度を稼いでいる感じ。
標高1200m近くになると木がまばらになり、眺めが良くなる。
さらに標高1300mを過ぎると段々と道に岩が多くなり、段差が大きくなっていく。
道がまっすぐな登りに変わってガレた場所を少し登ると[b]マタエ[/b]に到着。

マタエは西峰と東峰の間の鞍部で、眺めが良く冷たい風も吹いていて心地いい。
少し休んだら西峰へ。マタエから西峰へはいきなり鎖から始まる。
いくつかの岩場鎖場があり、想像以上に危険な道。1歩1歩慎重に。
道が平坦になると[b]西峰[/b]の山頂に到着。
西峰の山頂は平坦で小広く、眺めは360度。

展望を楽しんで一休みしたら、再び危険な岩場を通ってマタエに戻り、今度は東峰に向かって登る。
東峰への登りは段差は大きめだが危険な所はない。
西峰の危険な岩場を脇目に眺めつつ、あっという間に[b]東峰[/b]の山頂。
東峰の山頂は、西峰とは対照的に岩だらけで狭い。
そして、人が多い。表口から東峰を往復するだけでも、危険箇所もなく絶景も見られるし、十分楽しめそう。

東峰からはお鉢を少し進んで東登山道を下る。
お鉢の道は岩の合間を縫うように進むため、狭くて段差が大きい箇所がたくさんある。
東口の登山道は、表口と同じような歩きやすい道かと思っていたが、とんでもない。
鎖やロープが多くあり、身長の倍以上ありそうな段差を鎖を頼りに下る箇所がいくつもあった。
樹林に入って歩きやすいが単調な道がしばらく続くと、[b]日向越[/b]の分岐に出る。

計画では東口に下りる予定だったが、このまま下るとバスの待ち時間が40分くらいになりそうなので、遠回りして自然観察路を通って正面口に下りることにした。
ついでに日向岳にも寄ってみる。
平坦な道を行き、軽く下って急坂を短く登り返すと、[b]日向岳[/b]の山頂。
標柱には「日向岳展望所」と書かれているが、展望はない。
日向岳の周辺は訪れる人が少ないせいか、踏み跡は薄めだが、テープはたくさん付けてある。

日向岳から自然観察路に戻って正面口を目指す。
バスの時間を気にして少し急ぎ足。
自然観察路は地図で見ると平坦だが、実際にはいくつかの谷筋を回り込んで超えるため、登り返しが多くて以外とキツい。
岩と苔が多いが、危険なところはない。
道が下りがちになって、岩がだんだん少なくなると、[b]由布高原園地[/b]に出て正面登山道と合流する。

ここまでくれば、あとは草原の道を下るだけ。
周囲の景色を眺めつつ、由布岳を振り返りつつ、草原の道をのんびりと下る。
[b]由布岳登山口[/b]に着いたのは、バスの時間の15分前。
予定変更はうまくいったようだ。
バスに乗って別府駅へ。

別府駅から10分ほど歩いて北浜の花菱ホテルで温泉。
このあたりのホテルは日帰りで海を見ながら温泉に入れて、しかも安い。
汗を流してサッパリしたら駅まで戻って帰りの電車待ち。
特急電車はまたしてもグリーンしか空いてなかった。
それにしても、JR九州の特急電車のグリーン席はなんだか豪華だ・・・

由布岳。
豊後富士の名にふさわしく、麓から眺める姿も、山頂からの展望も、どちらもすばらしい。
そして周辺には温泉も豊富。湯布院とか別府で一泊するともっと良さそう。
5月に登った高千穂峰といい、数年前に登った阿蘇といい、九州の火山は本当に印象的。

○コース参考
・山と渓谷社 新・分県登山ガイド43 大分県の山 「15 由布岳(1)正面登山口コース」「16 由布岳(2)東登山口コース」
・昭文社 山と高原地図 「56 阿蘇・九重」(2011年版)

○すべての写真(Googleフォト)
https://goo.gl/photos/ifCUuXeJWLy5gSKL8

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由布岳 正面登り
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