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Yamareco

記録ID: 3350137
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

梅雨明け猛暑の塔ノ岳-三ノ塔尾根

2021年07月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:14
距離
16.8km
登り
1,514m
下り
1,533m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
1:34
合計
7:13
8:31
22
8:53
8:53
14
9:07
9:07
4
9:11
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14
9:25
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15
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9:45
8
9:53
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7
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16
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10:31
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8
11:02
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4
11:06
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17
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1
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12:04
1
12:05
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17
12:24
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3
12:27
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8
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57
14:59
15:00
26
15:26
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18
LAPLAND
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
渋沢駅から大倉バス停
コース状況/
危険箇所等
・大倉尾根、表尾根は整備良好。ただし、行者ヶ岳、烏尾山付近は一部ブッシュがかぶさってきており、道端のイバラにも要注意です。
・三ノ塔尾根は全般に木段が傷んでいますが道ははっきりしています。林道が増えたので「登山道」の表示に注意。最後は地面に置いた「戸川方面」という古い道標に従って尾根を右に下り、牛首へ至ります。
大倉出発時で既に猛暑。本日カメラ忘れでスマホ撮影
2021年07月17日 08:31撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 8:31
大倉出発時で既に猛暑。本日カメラ忘れでスマホ撮影
駒止茶屋上で汗拭き休憩。かすかに吹き上がる涼風が救い
2021年07月17日 09:44撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 9:44
駒止茶屋上で汗拭き休憩。かすかに吹き上がる涼風が救い
表尾根方面はガス(堀山付近より)。蒸します
2021年07月17日 09:49撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 9:49
表尾根方面はガス(堀山付近より)。蒸します
金冷シでガス突入。涼しくてありがたい
2021年07月17日 11:07撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 11:07
金冷シでガス突入。涼しくてありがたい
塔ノ岳山頂目前。トイレ処理用ソーラー増設で造成
2021年07月17日 11:21撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
2
7/17 11:21
塔ノ岳山頂目前。トイレ処理用ソーラー増設で造成
山頂到着! 雲間の夏富士
2021年07月17日 11:22撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
7/17 11:22
山頂到着! 雲間の夏富士
アップ。雪が見事なほど少ない
2021年07月17日 11:23撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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7/17 11:23
アップ。雪が見事なほど少ない
にぎやかな道標を入れて
2021年07月17日 11:24撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 11:24
にぎやかな道標を入れて
尊仏山荘で缶ビールで弁当を使う。暑くてカップ麺はパス
2021年07月17日 11:38撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 11:38
尊仏山荘で缶ビールで弁当を使う。暑くてカップ麺はパス
畠山チャンプが水曜日に記録を更新したお祝いとか
2021年07月17日 11:38撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
1
7/17 11:38
畠山チャンプが水曜日に記録を更新したお祝いとか
夏空と山小屋
2021年07月17日 11:58撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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7/17 11:58
夏空と山小屋
蛭ヶ岳方面にも雲がもくもく
2021年07月17日 11:58撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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7/17 11:58
蛭ヶ岳方面にも雲がもくもく
これから向かう表尾根木ノ又大日方面
2021年07月17日 12:06撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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7/17 12:06
これから向かう表尾根木ノ又大日方面
道端のノイバラが花盛り
2021年07月17日 12:13撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 12:13
道端のノイバラが花盛り
木ノ又小屋にトイレと舞台?ができていた
2021年07月17日 12:25撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 12:25
木ノ又小屋にトイレと舞台?ができていた
書策小屋跡から行者ヶ岳方面
2021年07月17日 12:54撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 12:54
書策小屋跡から行者ヶ岳方面
行者の鎖・きつい方
2021年07月17日 13:01撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 13:01
行者の鎖・きつい方
同・らくな方
2021年07月17日 13:06撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 13:06
同・らくな方
烏尾山荘と三ノ塔。登り返しが面倒
2021年07月17日 13:29撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 13:29
烏尾山荘と三ノ塔。登り返しが面倒
ようやく着いた三ノ塔から大山(なんだ、この青いのは?)
2021年07月17日 13:56撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 13:56
ようやく着いた三ノ塔から大山(なんだ、この青いのは?)
避難小屋級休憩所。背景は大山
2021年07月17日 13:56撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 13:56
避難小屋級休憩所。背景は大山
三ノ塔尾根から下界を望む。遠くに相模湾
2021年07月17日 14:10撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 14:10
三ノ塔尾根から下界を望む。遠くに相模湾
立派な林道と交差
2021年07月17日 14:44撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 14:44
立派な林道と交差
牛首の林道到着。2台駐車していた
2021年07月17日 14:59撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 14:59
牛首の林道到着。2台駐車していた
風の吊り橋を見てホッと一息。すこぶる暑い
2021年07月17日 15:38撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
7/17 15:38
風の吊り橋を見てホッと一息。すこぶる暑い

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 1/25000地形図 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 ストック 水筒 時計 非常食 緊急保温シート 着替え ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 GPS

感想

 千葉・鋸山郡界尾根から帰って、右膝に痛みが走ることが増えた。医者にアンクルウエイトを付けた速歩トレーニングはやめた方が良いと言われ、自転車などに切り替えてリハビリすること2か月。梅雨も明けたので膝の具合を見ようと山へ向かった。
 久々のリハビリ登山ゆえ行き先に悩んだが、整備が良くて逃げ込む茶屋も多い大倉尾根を選択。ここなら引き返すのも簡単だ。もっとも、大倉のバス停から歩き出した早々の暑さには、ちょっぴり後悔した。熱中症になりかけた3年前の二の舞は演じたくない。
 猛暑とコロナの緊急事態宣言等のせいか、登山者の数は春秋ほどではない。見晴茶屋裏の急坂を調子に乗って一気に通過したらどっと汗が出た。ただ、道の谷側に寄ると涼しい微風が上がってくるので、なんとかしのげそうだ。
 駒止茶屋の上のベンチで汗拭き休憩を取り、木道を行く。右手に見える表尾根はガスの中。堀山の家前で思わず「まだ550mもあるのか」と言葉が漏れたのは体力低下の証でしかない。だんだん動かなくなってきた脚に鞭打って、花立の階段地獄300段以上を登り切った。いつの間にかガスは去って朦気の中に連なる稜線が見渡せる。もくもくとした白い雲の連なりにヒヤリとしたが、おそらく積乱雲にはならないだろうと読んだ。
 階段地獄以降、金冷シ付近を除けば日影を作る木々はまばらとなる。暑さに加えて今日の日差しは格別の強さだ。先日、昼間に自転車で1時間走ったら両腕が真っ赤になって懲りたので、念入りに日焼け止めを顔と腕に塗り込んできたが、頂上に着いたら塗り直した方がいいかもしれない。
 暑さと汗拭き休憩で時間がかかったが、何とか3時間を切って塔ノ岳着。汗を拭いて尊仏山荘に逃げ込み、缶ビールで昼食とした。カップ麺や飲み物を求める客は引きも切らないが、なぜか中で休む人はおらず、最後まで貸し切り状態。ボッカを続けるチャンプこと畠山さんが7000回超の登頂を果たしたお祝いの飾りを、小屋番さんが外すところだった。
 増設した太陽電池の電力を小屋でも使うのかと尋ねると、「あれはトイレ専用」との返事。「プロパン使わなくなったら、ボンベ上げてくる畠山さんが困るんじゃないかな」と笑っていた。冗談はさておき、なかなかオール電化の山小屋とはいかないだろう。
 さて、ここまで膝は特に問題ないようだし、疲れもいくらか取れたので、表尾根を三ノ塔まで辿って大倉へ下山する当初計画を完遂することにした。全般としては下り基調だから体力的には楽だ。南から稜線を微風が吹き渡り、暑さもさほど感じない。
 木ノ又小屋を通過する際、ふと裏手に新しい小屋が立っているのが見えた。覗いてみると2つのトイレだった。その前に舞台のような巨大休憩ベンチ?もしつらえられている。以前、トイレの場所を尋ねた男性に、小屋の人が「トイレは女性専用なので、男性は裏の先の方で済ませて」と答えていたのを思い出した。
 新大日から見下ろす先は薄めのガスが漂って、時おり日が陰るのは涼しくていい。ハイカーは少なめで、少なくとも追い越し・追い抜かれはなく、気を遣わずにマイペースで歩けるのもありがたい。行者の鎖を越え、イバラに気を付けながら時にかぶさっているブッシュをかき分けて進む。烏尾山へのわずかな登り返しで息が上がり、山頂でウオーターブレイクにした。
 鋸山で懲りて2.5L持参した水だが、この暑さではなお不足だったかもしれない。残り1L足らずとなり、少し倹約して歩くことにした。とりあえずは最低鞍部への下り木段だから、汗をかくことは少ない。一方、三ノ塔への登り返しでは雑木とブッシュに風を遮られた陽だまり区間を歩くことになり、その蒸し暑さに辟易した。
 山頂近くでやっと風が吹き渡り、生き返った心地がした。若者グループら数人が休む三ノ塔山頂で汗を拭い、下山態勢を整える。膝は休憩後、歩き始めてしばらく違和感めいた感触があるものの、歩いているうちに解消するようだ。医者は膝軟骨に異常はないと言っていたが、潤滑が悪くなっているのだろうか。
 三ノ塔尾根は、20年くらいたっていそうな木段が続くある意味単調なルート。杉の植林帯の中だが、道迷いの心配は少ない。やがて勾配が増して標高1000mを切った先で、女性2人に追いついた。70歳台見当とその娘くらいの年齢の2人で、「道を間違えちゃった」と年配の女性がポツリ。ここがどこか分かっているのだろうかと心配になり、「大倉へ下りますか」と尋ねると、若い方が「牛首まで行ってそこでタクシー呼びます」と答えたので安心した。進めないわけではないようなので、失礼して進発した。
 この先、記憶にあるより新しい林道との交差が増え、ところどころ新しく補修した木段も現れた。牛首の林道へ下りる付近の記憶が薄れ、尾根を直進する林道と地面に置かれた「戸川方面」と書かれた道標のどちらを辿ればいいか、しばし逡巡。地図で戸川が大倉の先の地名と確認して、道標通り右へ下る道を採った。
 日差しはなお暑く、標高700mを切ったあたりから時々そよぐ風も生暖かくなっている。牛首からの林道が午後の日が遮られる東斜面を行くのは助かった。林道歩きの途中でついに持参の水が尽きたが、もうあと少しだ。牛首から40分、水無川を渡る風の吊り橋に到着。橋の上は直射日光が暑い。せっかく乾きかけた登山シャツにじっとりと汗がにじみ出した。早く冷たいものが飲みたい。

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