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Yamareco

記録ID: 335963
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ハイキング
阿蘇・九重

阿蘇・中岳→高岳 天気とカメムシの歓迎を受けて

2013年08月19日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:45
距離
8.2km
登り
478m
下り
375m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

砂千里駐車場  10:00
中岳      11:12(〜11:28)
高岳      11:43(〜12:19)
中岳      12:30(〜12:34)
砂千里駐車場  13:23

(計3時間23分、休憩含む)
天候 快晴→晴れ(弱風)
風がないと暑い。日差しはかなり強かったです。
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車でロープウェイ阿蘇山西駅まで送ってもらい出発しました。
ロープウェイ阿蘇山西駅からは有料道路沿いに砂千里まで歩道があり、歩いて行くことができます。(こちらは勿論無料、砂千里まで12分でした)
砂千里の入口に駐車場はありますが小さめです。すぐそこが火口西展望所なので、埋まっていてもここの駐車場にとめることができます。

トイレは両ロープウェイ駅の周辺のみ。砂千里の駐車場にはなし。
コース状況/
危険箇所等
今回もちゃんとログをとりました。

阿蘇山西駅〜砂千里の駐車場
有料道路入り口手前から売店を回り込むようにして遊歩道の入り口へ(看板有り)。駐車場までは舗装された道の緩い登りが続きます。

砂千里の駐車場〜中岳
まずは木道で砂千里ヶ浜を突っ切ります。火口壁を左に見つつ小さな丘の上を進むとやがて岩稜の間のガレた所を登るようになりますが、ここは風が遮られて暑かったです。下りでは外国人の方が岩だらけの道に苦労されていました。
登りきると稜線に着き、風が吹いてきて中岳火口をはじめ眺めも開けます。
1496メートル峰の西までくると緩やかになり、左が切れ落ちた道を進みわずかに登ると中岳山頂。山頂は割と狭いです。火口東駅方面へは現在立ち入り可能で、山頂からそちらへ向かわれる方もいました。

中岳〜高岳
中岳から全く樹木のない(このルート上全域そうですが)稜線を緩く登り、指導標のたつ月見小屋への分岐から石の転がる斜面を進みます。折り返して登り着いた所の左に高岳の山頂があります。こちらは休憩スペース広めでした。

全体にペンキの矢印、×印はかなり頻繁にあり、指導標も多く設置されているので普通の天気なら迷うことはまずないと思います。
今日は九州初山行!
張り切っていきましょう!
今日は九州初山行!
張り切っていきましょう!
有料道路の横の遊歩道を歩くことしばし、砂千里の駐車場に到着。ここから登って行きます。
有料道路の横の遊歩道を歩くことしばし、砂千里の駐車場に到着。ここから登って行きます。
中岳火口の噴煙がモクモク
砂千里、異世界です。
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中岳火口の噴煙がモクモク
砂千里、異世界です。
ここからは岩だらけの急登。
ただでさえ日差しが強いのに、両側の尾根が風を遮るもんだからひどく暑い(xx)
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ここからは岩だらけの急登。
ただでさえ日差しが強いのに、両側の尾根が風を遮るもんだからひどく暑い(xx)
いやーやっと登り抜けた〜
いい眺めだねえ〜。風も涼しいっす。
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いやーやっと登り抜けた〜
いい眺めだねえ〜。風も涼しいっす。
登ってきたとこを見下ろす
やっぱ砂千里だけ異質だ〜
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登ってきたとこを見下ろす
やっぱ砂千里だけ異質だ〜
おおおっ!中岳火口!!
煙がモクモク、と思ったら朝より元気がなくなってるような。そういえば昨日桜島は5千メートルの噴煙をあげたそうですね。
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おおおっ!中岳火口!!
煙がモクモク、と思ったら朝より元気がなくなってるような。そういえば昨日桜島は5千メートルの噴煙をあげたそうですね。
ウネウネのミルフィーユ
火山、って感じ。
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ウネウネのミルフィーユ
火山、って感じ。
稜線に出ると阿蘇五岳の末っ子、根子岳が登場。
とんがってるのが天狗峰ってやつか〜。カッコいいなあ。
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稜線に出ると阿蘇五岳の末っ子、根子岳が登場。
とんがってるのが天狗峰ってやつか〜。カッコいいなあ。
中岳火口の全貌
南北にいくつも火口が並んで見えます。一番手前の第4火口は大正時代に活動していたそう。現在活動中は第1。
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中岳火口の全貌
南北にいくつも火口が並んで見えます。一番手前の第4火口は大正時代に活動していたそう。現在活動中は第1。
中岳山頂到着
九州の山初登頂!!
お天気もサイコー(^0^)/
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中岳山頂到着
九州の山初登頂!!
お天気もサイコー(^0^)/
ブンブン羽音がうるさいなあと思ったら、そこらじゅうカメムシだらけじゃないか!
私の体めがけて何の躊躇も無くまっすぐ飛んできます。なんかメチャクチャ歓迎されてる(。。)?
よく見たら地面にもいっぱいひっくり返ってるし(ーー;)
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ブンブン羽音がうるさいなあと思ったら、そこらじゅうカメムシだらけじゃないか!
私の体めがけて何の躊躇も無くまっすぐ飛んできます。なんかメチャクチャ歓迎されてる(。。)?
よく見たら地面にもいっぱいひっくり返ってるし(ーー;)
仙酔峡方面
緑がきれい。手前の楢尾岳は他のところと色が違いますね。
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仙酔峡方面
緑がきれい。手前の楢尾岳は他のところと色が違いますね。
ロープウェイ火口東駅。だいぶ荒廃しちゃってます。
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ロープウェイ火口東駅。だいぶ荒廃しちゃってます。
熊本の市街地からよく見えた金峰山の奥、とおーくの方には雲仙・平成新山がぼんやり浮かんでいました。
中岳山頂から。
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熊本の市街地からよく見えた金峰山の奥、とおーくの方には雲仙・平成新山がぼんやり浮かんでいました。
中岳山頂から。
中岳から高岳へはわりとあっという間です。ここは月見小屋の分岐。
中岳から高岳へはわりとあっという間です。ここは月見小屋の分岐。
高岳山頂、到着!
カメムシの歓迎をうけながら、パンケーキでも食べよう。
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高岳山頂、到着!
カメムシの歓迎をうけながら、パンケーキでも食べよう。
再び中岳
ちょこんととび出しただけの意外と小さなピーク。
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再び中岳
ちょこんととび出しただけの意外と小さなピーク。
10人弱の外人さんに道をゆずってもらい、無事駐車場に戻ってきました。
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10人弱の外人さんに道をゆずってもらい、無事駐車場に戻ってきました。
すぐそこなので、西展望所からも火口を見学。
すぐそこで有毒ガスが湧き出る恐ろしい眺めですが、これを観光の目玉にする人間もまた恐ろしい。
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すぐそこなので、西展望所からも火口を見学。
すぐそこで有毒ガスが湧き出る恐ろしい眺めですが、これを観光の目玉にする人間もまた恐ろしい。
<おまけ>砂千里ヶ浜
砂千里とは対照的な草千里。烏帽子岳との取り合わせがいい。
阿蘇の代表的な光景ですね。
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<おまけ>砂千里ヶ浜
砂千里とは対照的な草千里。烏帽子岳との取り合わせがいい。
阿蘇の代表的な光景ですね。
<おまけ2>米塚
かわいい。
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<おまけ2>米塚
かわいい。

感想

何も前置き無しですが今回は九州へやって来ました!!

初めての九州の山、標高が上がれば涼しいかな〜と思っていましたが想像以上に暑いので参りました(ーー)
実際山頂とか稜線上での風は結構涼しく、下界よりは確実に気温は低いはずです。しかしお天気が良すぎたため(これはもちろん良いことなのですが)、木のまったく無いすなわち日陰の無い阿蘇山のてっぺんでは真夏の日差しがじかにあたり焼かれるようでした。
日焼け止めを塗らなかった腕は当然まっかっか。今もお風呂につかるのに一苦労です。

それにしても何であんなにカメムシがいたのかな。やけにたくさん飛んでたぞ。
夏になればアブがたくさん飛んでいる山頂はいくらでもあるし、以前美ヶ原の武石峰に行った時はゴマ粒大の羽虫の蚊柱の中でラーメンを食べましたが、カメムシがたくさんとは初めてです。ここでは毎年夏の風物詩、みたいな感じなんでしょうか?
かわりに嫌いなアブが少なかったしカメはデコピンで落とせるから、これはこれでよかったのかも?臭くもなかったし。

平日なので人は少なかったですが、多くの外国人含め25人くらいのハイカーに会いました。
山頂では埼玉から来たという方、静岡から来たという方とそれぞれ少しお話。久住山はいいよ〜とすすめられました。(楽しみ♪)
短い距離のお手軽ハイクでしたが天気もよく、他には無いような眺め(間近の火口、街が広がるカルデラ、体に群がるカメムシ、、、)を得られ、いつもとひと味違う山行でした。

もう疲れたのでこの辺で終わりです(_ _)
明日はおすすめもいただいた久住山へ向かいたいと思います。


<今日踏んだ主なピーク>
中岳(初)
高岳(初)

↓翌日の久住山の記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-336390.html

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