猛暑・筋肉痛・岩岩の三重苦の中 水ノ塔山・東篭ノ登山で今年初花三昧
- GPS
- 05:03
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 488m
- 下り
- 480m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 道の駅「雷電くるみの里」 |
写真
感想
仕事が火曜日でひと段落ついた。木曜日からの4連休、水曜日も休みを取り勝手に5連休とした。もう梅雨明けもしているので低山は暑い、4連休はアルプスの山小屋はきっと取れないだろう、そういうことで登山口の標高が高い山を中心に色々と計画を立てておいた。できればなかなか行くことができない北信の方にも少しは顔を出したいと思っている。
しかし、仕事を終えてから出発したのであれば北信にたどり着くには困難だ。ということで、浅間高原の山々を一つ登ることにした。水ノ塔山と東篭の塔山である。
ここら辺の山々はなかなか便利なので何度か来ている。もちろん浅間山も前掛山まで登ったことがあるし、黒斑山・高峰山・湯の丸山などにもおとずれたことがある。よって、今回はこのコースを選んだ、次回は池の平湿原や西篭の塔山、烏帽子岳などを考えていくのであろう。
さて、車中泊は横川SA。標高が高くて気持ちよかった。しかし、佐久平PAにて朝食をとり高峰ビジターセンターにたどり着くと9時近かった。これは本当に時間コーディネートがうまくいっていなかった。やはりこの時期の山は朝早く出て午前中までには戻ってくるのが基本だ。そうしていればきっと、三重苦の一つであった猛暑はなかったはずだ。
スタート地点で標高1900m、水ノ塔山や東篭の塔山は2200程度なので正直なめてしまっていたところもある。そう、土曜日の富士山(宝永山)の筋肉痛が全身にきていたのである。両膝、両脹脛と膝をつなぐ腱、そして腹筋の筋肉痛、足を上げるときに腹筋に力を入れると痛いのだ。さらに両胸筋、ザックで両方に引っ張られると痛む。チェストバンドをきつめに締めて胸筋を寄せて上げる、胸筋を柔らかい状態にして歩かないと痛い。よくこんな状況でも歩く気になるというのだが、休日なのでどこかに行きたいのだ。
一番きつかったのは水ノ塔山への登りだろうか。ただひたすらに登るだけではない。火山らしい岩岩の道だ、それを一つ一つ乗り越えるように進んでいくが、どこかで体を捻ったり足を高くあげたりすると体のどこかが痛む。「いつ止めよう、今でしょ!!」とか言いながらも執念だけで登っていく。すると山頂は突然に現れた。ラブストーリーは突然に現れないが山頂は突然だった。ここまでで消費水分は500ml、残り1lだ。行くか辞めるか、私は「すわ!!」と稜線に飛び出した。コースタイム37分、きっと水はもつだろう。なんだかんだ言って20m上げるだけだ。
稜線は楽しく歩くことができた、そして途中から雲が出始め日光を遮ってくれたこともあり、暑さはあまり感じなくなった。予定通り水分を使用せ東篭の塔山にたどり着いた。ここにはたくさんのハイカーが休憩していた。そのほとんどは池の平の駐車場に車を置いてからピストンするのだそうだ。ピークハンターにとってはそれだけ価値のある山なのであろう。
一等三角点百名山をはじめいろいろ選ばれている。そして、長野県と群馬県の境界上にあるので「ぐんま百名山」「信州百名山」双方に選ばれていたりするのだ。
ほとんどの人にならい、私も池の平まで下山することにした。その道は優しい下り道で1kmであった。今回は池の平散策は外した、もう時間が遅いことと、仕切りに雷の音が響いていたのだ。次回また来よう、今度はコマクサを見にこようと誓った。
ビジターセンターの帰りは林道を歩いていく。その道にも高山植物がたんまりとあり、時々足を止めてカメラを向ける。また、ヒョウモンチョウやアサギマダラも来ていたが私の前では止まってくれなかった。高峰温泉では、湯上がり卵肌の浴衣美人が玄関先に出て美味しそうに牛乳を飲んでいた。
ビジターセンターに戻る前に、以前黒斑山や高峰山に登った時の赤線と接続させておく。いつか、この赤線群も自宅からの赤線と接続することもあるかもしれないと思いながら。それを確認してからビジターセンターの駐車場に戻り、GPSを切った。
この筋肉痛はしばらく続くのだろうなあと思いながら、飲みきれなかったポカリスエットでイブプロフェン鎮痛薬を飲む、いざとなったらロキソニンもあるがそれは余程の時だ。
その後、道の駅「雷電くるみの里」でそばをいただき、車は上信越道を北に向かった。気温次第で、飯綱山か黒姫山、筋肉痛で無理なら、さらに別の山、なでしこジャパンの試合でも見ながら考えるとするか。
コメント
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夏山だとこういう道なんだな〜と
今回よく判りました
もう少し力があればコマクサを見にいきたかったのですが、今回は諦めました。
池の平奥、西篭の塔山にあるそうです。
私は結局夏に訪れることになりましたが冬だったらどうなのだろうか。遠征が終わったらレコを確認させていただきます。
aideiei @長野県でした。
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