20210721_南郷発着_出野沢両岸尾根ヴァリエーションハイキング


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 679m
- 下り
- 671m
コースタイム
天候 | 晴れ。暑い。あと一歩で猛暑日。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
バリーエーションルートを辿ります。地図読みスキルは必須です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
時計
タオル
高度計
GPS
熊撃退スプレー
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感想
●出野沢左岸尾根
南郷バス停から少し戻った箇所(101表示)が登山口です。道なりに登っていくと墓地に行きつきます。その脇の道を辿っていけば尾根に取り付けます。
登り始から急傾斜ですが、九十九折りの踏み跡があり、バリーエーションルートにしては歩き易いです。100メートルほで傾斜が緩み、穏やかな尾根になります。
620メートル地点に小屋が立っています。ここから680メートル付近のもう一つの小屋までは穏やかです。この小屋の先からは急傾斜になります。
急傾斜は50メートルほどですが、踏み跡はほぼ消えます。ヤマレコの軌跡では720メートル付近から左に向き変えて尾根に合流する事になっていますが、実際はまっすぐ登って尾根に合流します。
尾根に乗ってから一寸登ると小ピークに乗ります。小さな道標があり、ここで一般登山道と合流します。笹平と浅間嶺を結ぶ一般登山道です。
●笹平コース
一般登山道ですので、道標も無いわけではありません。危険個所も難しい箇所もありません。唯一気を付けるべき箇所は、出野沢右岸尾根の分岐には目印が無いという事でしょうか。地図とコンパスの組み合わせで下るべき尾根を選択します。GPSの使用もお勧めします。
●出野沢右岸尾根
尾根は全体的に緩やかで傾斜もゆるく歩きやすいです。バリエーションルートらしからぬ穏やかさです。分岐する箇所が複数あり、道標は一切ありません。しかし、尾根がきっちり分岐していてるので、コンパスが使えて地図が読めれば、進むべき方向に困ることはありません。
この尾根上で最も現在位置を特定し易いのが、745メートル付近の廃小屋です。登りに使った左岸尾根の小屋とは異なり、見捨てられた廃小屋です。中はボロボロで周辺にはコカ・コーラの瓶やお酒の瓶が多数転がっています。どうして瓶が放置されているのかは皆目見当が付きませんが、荒れ果てた雰囲気を漂わせるには十分です。
廃小屋の脇を抜け、更に下っていきます。650メートル付近で明瞭な尾根の分岐に行き当たります。この分岐では左の尾根を選択します。やや急な斜面を50メートルほど下ると傾斜が緩み小さな広場のようになります。ここがこのコースの肝になります。広場の端から下を覗いても、尾根が続いていません。右も左も正面も斜面です。更にその下に視線を移すと正面斜面の下の方で傾斜が緩くなっているように見えます。しかし、こちらに下ってはいけません。左の斜面を下るのが正解です。下り始めは本当に正しいのかと首を傾げたくなるような斜面ですが、30メートルほど下ると、細くて岩がごつごつしてはいますが、尾根らしくなります。ここまでくれば後は一本道です。尾根に沿って下っていけば、南郷神社社殿の裏まで下る事が出来ます。
神社から先は参道を下るだけです。
付記
出野沢右岸尾根を下っている最中にカモシカに出会いました。廃小屋から少し下った辺りです。カモシカは僕を見ていました。僕も立ち止まりカモシカを見つめました。カモシカが動く気配がなさそうだったので、尾根を外して迂回しようと歩きだしたら、カモシカは身を翻して向こうへ行ってしまいました。
今気がついたのですが、このハイキング中に出会った生き物はこのカモシカだけでした。このルートではそうなるかな。
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