野生のラン類を尋ねて✿玉原湿原(&赤城自然園)
- GPS
- 01:40
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 170m
- 下り
- 174m
コースタイム
天候 | 晴れ、ときどき曇り、のち天気雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【赤城自然園】閉園1時間ちょっと前の到着でしたが、さすが4連休。駐車場はちょっと遠い2段目でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
玉原湿原では、昨年の夏に熊による人身事故がありました。熊鈴は必ず持参しましょう。 |
その他周辺情報 | ハイキングの前に玉原高原への道すがらにある「生そば下山」に立ち寄りました。人気店で開店前に2組が並んでおり、自分の後に到着した方々は20分くらい待たされていました。 |
写真
感想
楽しみにしていた4連休、元々は東北新幹線で盛岡を起点に秋田駒や岩手山などを歩くつもりでいました。それが第4波でやる気が失せキャンセル。その後、車で月山・鳥海山を思いつき宿を予約するも、足下の状況を踏まえ結局中止にしちゃいました。
やる気のない連休初日はいつもの通りに起床。高速大渋滞を確認してから、下道を使って沼田市郊外へ向かいます。とりあえずは3週間ほど前にネタが売り切れてありつけなかった生そば下山へ。開店前の到着で3組目、さすが人気店なだけあります。
コロナ禍の観光地、お店は以前と違ってちょっとピリピリした感じもしたけど、楽しみにしていたお蕎麦と天ぷらを美味しく頂きました。そして目的地はカキランが咲き出したという玉原湿原、でも怪しい雲が出てきて日が陰ってきちゃいました(涙)
それでもときおり差す強い日差し、湿原ではカキランのほかにミズチドリやコオニユリも木道のすぐ脇でこれ見よがしに咲いていて、到着した途端にお腹一杯、大満足となりました。一方、トキソウ、アサヒランなどはどこにあったのか分からない状態。
前回は歩かなかった長沢三角点の方面には、直後のレコでデカいショウキランの株が複数の方のレコに上がっていました。もう終わってるだろうけどある場所くらい確認したいと向かってみましたが、トキソウなどと同じく痕跡すら見つけられません。
そうこうしているうちに米軍のジェット機のような低周波音な遠雷が響きだしたので、そそくさと湿原を退散。なのに、下界に降りるとまたまた気持ちよく晴れる不思議。せっかくなのでレンゲショウマが咲き出したという赤城自然園に立ち寄ります。
閉園までは1時間ちょっと、見たい花は決まってるのでポイント絞って回ろうと思ったら、晴れているのに大粒の雨が降り出しました。慌てて東屋で雨宿りをすること15分ほど、小降りになったので目当てのレンゲショウマのある場所へ向かいました。
咲き始めた花弁には玉のような水滴、雨上がりの強い日差しは木漏れ日となって玉ボケを大量に発生させます。スポットライトがあたるモビール状の花たちを愛でているとアサギマダラも飛んできて、夏の変化に富んだ一日を締めくくってくれました。
コメント
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4連休、東北遠征予定だったんですか?
やる気がおきないのに無理に行っても、楽しくないですね。
地元でも楽しめる場所があるのはいいですね。
赤城自然園、レンゲショウマも咲き始めて、夏の花が楽しめそうですね。
体調は相変わらずなんですが、土曜日にレンゲショウマに会いに行こうかと思ってます。
遠征しなくても地元で稀少な花が見られる、って贅沢なことなのかもしれませんね。玉原のカキラン、ミズチドリはきれいだったけど、赤城自然園のレンゲショウマもよかったですよ。そういえば、赤城自然園で4人乗りのカートが運行を始めました。(片道200円で園内北東部にあるアカマツ広場まで)ちょっとは歩かずに済むかも。
高速の大渋滞を確認してから下道で沼田まで行けるなんて
良い環境ですね。
私は圏央道&関越道の大渋滞を直視してやる気が撃沈
雨上がりの強い日差しに照らされたレンゲショウマが一段と輝いていますね♪
マツムシソウ、もしかしてもう咲いているかもと思い三角点付近を捜しましたが見つからず、1週間早かったかな(^^;
またたびさんのレコを見て行きたくなった赤城自然園、レンゲショウマはすでに1枚の写真に数輪の花が写せるくらい咲き出していました。マツムシソウは三角点ではなくて芝生の広場から右奥に進んだお花畑で咲いてました。もしかしてと思い今日は榛名山に向かってみましたが、どちらも蕾でした。下界は半月くらい花が早いですね。
せっかくの4連休、オリンピックは開催されるのにコロナ感染爆発の気配で遠方へ旅行に行ける感じではないですね。こんな時でも山に囲まれた群馬県、日帰りでもいろいろ楽しむことはできますね。この時期の午後の天候はなかなか読めませんが、湿原のラン、百合の花、赤城自然園の花*花とみどころありますね。夏の定番夕立のあとの日差しに輝く、レンゲショウマもきれいですね。もう8月?と思ってしまいますがまだ7月夏も始まったばかりでしたね。私も明日は群馬のお山でお花を探してこようかな。
そして予報どおり午後は荒れる天気、今日も榛名山で遠雷の音を聞きながら歩いて来ました。花は中腹ではヤマユリが見頃ですが、山頂部のレンゲショウマもマツムシソウもまだ固い蕾でした。赤城、榛名、玉原と標高の差は僅かなのに見頃が微妙に違って面白い。今行くなら早出して尾瀬や谷川、草津OR日光白根、とかが高山植物を含めて見頃かもしれません。県境跨いで遠方に出かけなくても、県内でそういう花が見れる環境は感謝しなきゃですね。
4連休初日の午後からハイク、そして翌日の榛名山ハイク、お疲れ様でした。
この連休を活用した東北遠征の中止は残念ですが、皆さんのご指摘通り、近場に幾らでも楽しめる場所があるのはやはり羨ましいです。
少し時間をおいた甲斐もあり、玉原湿原で綺麗なカキランの花にもありつけたようで何よりです。
もうレンゲショウマの季節なんですね。
私も来週末、妻の東京ボランティアが無くなれば、家族で御岳山へレンゲショウマを見に行こうと思っています。
玉原湿原はtomoさんのレコを起爆剤にして向かった甲斐がありました。カキランは関西方面では比較的標高の低い場所でも咲く花のようですが、そういう低地の湿地帯のように固まって大量咲きではなかったものの、あちこちで咲いていてよかったです。ミズチドリも間近に見ることができ、植生の豊かさに感嘆し地元の凄さを感じました。
レンゲショウマは赤城自然園では結構咲いてたので榛名山でも、と思って向かってみたものの、例年通り8月上旬までかかるのではないかと見受けられました。御岳山は榛名と赤城自然園の間くらいの標高だし、気の早いのが咲き出しているといいですね。ファミリーハイク、神社参拝や参道茶店や麓のグルメとたっぷり楽しめそうですね!
yamaonseさん、もしかしたらすれ違ったかも?
私が散策を終え、「ぶなの湧水」の舗装道路を歩いている時に
挨拶を交わしたと思います。
私はザックは背負わずカメラだけぶら下げて、熊避けに音楽を鳴らしながら
歩いていました。もしそんな女とすれ違っていたら私です。
「あれ?」と一瞬思ったのですが・・・1年ぶりで自信がありませんでした(;^ω^)
「入ってすぐにカキラン」「木道の真横にミズチドリ」など驚きの連続です(笑)
これが当たり前になってしまうと、他のちょっとした湿原では物足りなくなってしまいまそうです。
それからコオニユリやキンコウカも鮮やかで良いですね...
数年前に鹿俣山に登った時には玉原湿原まで行けなかったのですが、次にこのエリアへ行く時は尼ヶ禿山から玉原湿原までグルっと回るルートにしてみたいと思います。
玉原高原へはバス便があり、ラベンダーの時期限定(7/22(木)〜8/15(日) )で沼田駅、上毛高原駅から直通便が出ています。
https://www.tambara.co.jp/lavenderpark/access/train.php
スキー場起点で玉原湿原から尼ヶ禿山を周回するのもいいのですが、途中の迦葉山までなら沼田駅発路線バス迦葉山線(土日祝限定)も出ています。お参りも兼ねて迦葉山から稜線を歩いて尼ヶ禿山、玉原湿原まで繋ぐのもいいかもしれません。(熊は要注意みたいですが)玉原高原からは車道を歩いて下りている登山者も複数いました。時間や体力によって行程を変えることでいろいろなコース取りが出来る山域は、バリエーション豊かで面白いですね。
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