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Yamareco

記録ID: 3367754
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

平ヶ岳 (鷹ノ巣登山口より往復)

2021年07月22日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:51
距離
20.4km
登り
1,713m
下り
1,712m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:33
休憩
0:18
合計
8:51
4:28
100
6:08
6:08
43
6:51
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9
7:00
7:03
33
7:36
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59
8:35
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26
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9:02
3
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4
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9:20
18
9:38
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39
10:18
10:19
29
10:48
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10
10:58
10:59
43
11:42
11:42
97
天候 早朝は雲一つない見事な快晴でしたが、午前9時前から雲がみるみる発達し、山頂部はガスに包まれてゆきました。
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●関越自動車道小出ICから国道352号と奥只見シルバーラインを経て約60kmで鷹ノ巣登山口駐車場へ。銀山平から鷹ノ巣までの30kmは途中街灯も人家もない曲がりくねった1.5車線路で、夜間走行は心細いこと限りなし。午後11時に到着、そのまま車中泊しました。
●駐車場は舗装されており20台弱。トイレあり。隣接して、計20台くらいいけそうな未舗装駐車スペースがありました。この日は全部で20台ほどでした。
コース状況/
危険箇所等
往復20kmの長丁場です。
●登山口→下台倉山: 標高1100m近辺より上に小さい岩場が多数あり、花崗岩の風化でザラザラと滑りやすくなっています。上に行くほど険しいです。さらに、標高があまり高くないので太陽光を浴びるとたちまち暑くなり消耗します。下りもスピードが上がらず、上りとほぼ同じ時間がかかりました。
●下台倉山→台倉山: 多くが樹林外の尾根道で、日がさすとここも暑く感じました。
●台倉山→標高1750m付近: 針葉樹林内を歩くので日がささず、坂も緩くて比較的楽な区間でした。木道も多いです。台倉清水と白沢清水という水場がありますが、前者は見ておらず、後者はただの水溜りでした…。
●標高1750m付近→池ノ岳: 標高差300mの連続登坂。樹林外。序盤で体力を消耗していると、ここが辛そうです。
●池ノ岳より上: まるで天国です。
その他周辺情報 銀山平温泉「白銀の湯」で汗を流しました。小ぢんまりした清潔な日帰り湯です。大人650円。
午前4時半前の登山口。舗装駐車場は満車でしたが、周辺にはまだ余裕がありました。
2021年07月22日 04:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 4:25
午前4時半前の登山口。舗装駐車場は満車でしたが、周辺にはまだ余裕がありました。
尾根をずんずん上がっていきます。上部稜線が朝日に照らされはじめました。
2021年07月22日 04:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 4:59
尾根をずんずん上がっていきます。上部稜線が朝日に照らされはじめました。
下台倉山までの尾根は小さな岩場が連続します。ひとつひとつは大したことないのですが、風化した花崗岩でザラザラと滑りやすく、また次々に出てくるので体力を消耗します。
2021年07月22日 05:02撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 5:02
下台倉山までの尾根は小さな岩場が連続します。ひとつひとつは大したことないのですが、風化した花崗岩でザラザラと滑りやすく、また次々に出てくるので体力を消耗します。
日がどんどん昇ってきました。暑くなりそうな予感。
2021年07月22日 05:15撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 5:15
日がどんどん昇ってきました。暑くなりそうな予感。
直射日光を浴びはじめました。暑ーい。
2021年07月22日 05:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 5:25
直射日光を浴びはじめました。暑ーい。
青紫色のシジミチョウが道中あちこちでピラピラ飛んでおりました。ヒメシジミ(オス)かな。
2021年07月22日 05:50撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 5:50
青紫色のシジミチョウが道中あちこちでピラピラ飛んでおりました。ヒメシジミ(オス)かな。
下台倉山に近づくと岩場も急になってきます。これは振り返ったところ。
2021年07月22日 05:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 5:57
下台倉山に近づくと岩場も急になってきます。これは振り返ったところ。
下台倉山を過ぎると稜線の道。開放的なのはいいんですが、暑いなあ。
2021年07月22日 06:11撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 6:11
下台倉山を過ぎると稜線の道。開放的なのはいいんですが、暑いなあ。
燧ヶ岳。その右は日光白根山かな?
2021年07月22日 06:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 6:36
燧ヶ岳。その右は日光白根山かな?
目指す平ヶ岳は、はるかかなた。
2021年07月22日 06:47撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 6:47
目指す平ヶ岳は、はるかかなた。
台倉清水の入り口です。
2021年07月22日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 7:02
台倉清水の入り口です。
白沢清水。ただの水溜まりに見えます。煮沸用かな?
2021年07月22日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 7:36
白沢清水。ただの水溜まりに見えます。煮沸用かな?
池ノ岳への登りが間近に迫ってきました。ふと空を見ると、かわいいひつじちゃんみたいな白い雲がひとつ。
2021年07月22日 07:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 7:59
池ノ岳への登りが間近に迫ってきました。ふと空を見ると、かわいいひつじちゃんみたいな白い雲がひとつ。
標高差300mの坂をあえぎあえぎ登っていくと、左手に平ヶ岳が現れます。空のひつじちゃんが増えてきたような気がします。
2021年07月22日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 8:25
標高差300mの坂をあえぎあえぎ登っていくと、左手に平ヶ岳が現れます。空のひつじちゃんが増えてきたような気がします。
池ノ岳手前から振り返ったところ。
2021年07月22日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 8:25
池ノ岳手前から振り返ったところ。
池ノ岳頂上の姫ノ池です。美しい! しかしどこか薄暗いのは雲のせい。
2021年07月22日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
2
7/22 8:36
池ノ岳頂上の姫ノ池です。美しい! しかしどこか薄暗いのは雲のせい。
ついに平ヶ岳は指呼の間。姫ノ池にて。
2021年07月22日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
3
7/22 8:36
ついに平ヶ岳は指呼の間。姫ノ池にて。
ワタスゲの群落です。空のひつじちゃんはどんどん増えていきます。
2021年07月22日 08:55撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 8:55
ワタスゲの群落です。空のひつじちゃんはどんどん増えていきます。
平ヶ岳三角点に着きました。登山口から4時間半。
2021年07月22日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 9:01
平ヶ岳三角点に着きました。登山口から4時間半。
三角点から道はもう少し続いています。
2021年07月22日 09:02撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 9:02
三角点から道はもう少し続いています。
広い山頂湿原に吹き渡る風。自分ひとり。メルヘンな光景です。
2021年07月22日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 9:04
広い山頂湿原に吹き渡る風。自分ひとり。メルヘンな光景です。
平ヶ岳最高点。終点です。
2021年07月22日 09:06撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 9:06
平ヶ岳最高点。終点です。
燧ヶ岳とコバイケイソウ。ムーミンのニョロを思い出します。
2021年07月22日 09:07撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 9:07
燧ヶ岳とコバイケイソウ。ムーミンのニョロを思い出します。
食虫植物その1。モウセンゴケでしょうか。
2021年07月22日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 9:19
食虫植物その1。モウセンゴケでしょうか。
食虫植物その2。
2021年07月22日 09:19撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 9:19
食虫植物その2。
さて、つかの間のメルヘン気分を味わったら帰りましょう。
2021年07月22日 09:21撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 9:21
さて、つかの間のメルヘン気分を味わったら帰りましょう。
かわいらしかったひつじちゃんはどんどん大きくなり、上方に成長しているのが分かります。午後の発雷確率が高いのを分かった上で早出早着の計画を組んだのですが、午前9時過ぎでこうなりますか。
2021年07月22日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 9:24
かわいらしかったひつじちゃんはどんどん大きくなり、上方に成長しているのが分かります。午後の発雷確率が高いのを分かった上で早出早着の計画を組んだのですが、午前9時過ぎでこうなりますか。
玉子石への分岐でしばし逡巡して、立ち寄らず下山することにしました。もし雷に囲まれてしまったら、この山は標高1100mあたりまで下りないと逃げ場がなさそうです。
2021年07月22日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 9:31
玉子石への分岐でしばし逡巡して、立ち寄らず下山することにしました。もし雷に囲まれてしまったら、この山は標高1100mあたりまで下りないと逃げ場がなさそうです。
姫ノ池。1時間前とはうってかわって、どんより。
2021年07月22日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 9:38
姫ノ池。1時間前とはうってかわって、どんより。
池ノ岳からの急降下です。
2021年07月22日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 9:40
池ノ岳からの急降下です。
シジミチョウの翅裏。ヒメシジミ(オス)。たぶん。
2021年07月22日 10:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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7/22 10:59
シジミチョウの翅裏。ヒメシジミ(オス)。たぶん。
台倉山あたりまで下りるとまだ晴れ間がありました。暑いなあ。とにかく長い道のりです。
2021年07月22日 11:01撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 11:01
台倉山あたりまで下りるとまだ晴れ間がありました。暑いなあ。とにかく長い道のりです。
振り返った平ヶ岳。ガスの中です。
2021年07月22日 11:03撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 11:03
振り返った平ヶ岳。ガスの中です。
尾根から見下ろす下界は暑そうです。下台倉山から下る岩場の尾根は灼熱状態でありました。
2021年07月22日 11:03撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
7/22 11:03
尾根から見下ろす下界は暑そうです。下台倉山から下る岩場の尾根は灼熱状態でありました。
無事下山しました。やれやれ。
2021年07月22日 13:18撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
7/22 13:18
無事下山しました。やれやれ。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ
備考 水をたくさん。3リットルをハイドレーションに詰めて上がり、2リットル消費しました。

感想

オリンピックの4連休。アルプスの某テント場の予約にあぶれてしまったので、暑いのを覚悟でセカンドプランの日帰り平ヶ岳へ。雲の発達が速く午後の雷が気になって玉子石をパスしたのが心残りです。山を楽しむにはもう少し時間の余裕が欲しいところですが、この山は今は幕営ができないし、できたらできたで人出が増えてありふれた山になってしまうだろうし。距離を置いた存在であってこその平ヶ岳、なのかもしれません。

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