火打山(笹ヶ峰から往復)
- GPS
- 07:44
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,221m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:33
天候 | 曇り時々晴れ、無風・微風 13時頃雨ぱらつく |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の整備状況良く、危険箇所特になし。 |
写真
感想
諸般の事情により、8時過ぎと遅い時間に笹ヶ峰駐車場に到着となった。連休中日で天気も午前中なら問題なさそうなので、駐車場の混雑を心配していた。実際に、笹ヶ峰駐車場到着の前から多数の路駐を見、不戦敗というかDNSのうえ転進も考えた。が、駐車場に到着すると空きがちらほら。小屋泊まりやテント泊組で早起きして下山し、既に帰路についた人がいたと思われる。8:01に駐車場到着し、駐車場所確保という最初の難題を幸運にもクリア。準備の後に8:17に行動開始。
さすがにこの時間から歩き始める人は少なく歩き易い。一方で下山の人は多くて、登りの我々に道を譲ってくれる。普段は道を譲ることが多いが、たまにはその反対も悪くない。既に日は高く気温も高いが、快適に進む。黒沢の橋で小休止後本格的な登り開始。Zさんも自分も昨日の疲れが残っているが、それでもZさんは快適そう。ペースが速くて追いつくのがやっと。ペースを落としてと言いたかったが、楽しそうに歩いているので、そのまま付いて行く。十二曲りを過ぎ、尾根に上がっても登りは続く。標高が2000メートルを超えると、暑くて仕方ない状態からは解放されるようになる。富士見平の分岐で休憩したかったが、案の定先客多数で密になっているのでパス、先に進む。黒沢岳のトラバース区間をこなして高谷池ヒュッテに近付く。ヒュッテ前のベンチで休憩したかったが、予想どおりというか、ここもやはり既に満員。密なので諦めて先に進む。高谷池の7月訪問は初めて。草木が青々としていてきれいで、花も色々咲いていた。写真撮影のため歩くペースが落ちてしまうが致し方ない。高谷池から少し上がったところに休憩に適したベンチがあり、ここに座ってようやく休憩を取ることができた。水分を補給し、食料を減らす。このベンチはお花畑に面していて、ハクサンコザクラが満開に咲いていた。休憩後行動再開。天狗の庭を見つつ歩く。快適な木道歩き。ワタスゲやコバイケイソウが多数見られた。天狗の庭が終わると再び登り開始。雷鳥平を過ぎると最後の登りが始める。天気は曇りベースだったが、ここにきてしっかり晴れて日差しが強く、かなり暑く感じるように。しかし視界はなくて、展望を楽しむことはできなかった。暑い中12:10に火打山山頂に到着。山頂は休憩中の人多数だった。我々も写真撮影の後に座って休憩とする。しばらく待てば山頂のガスも晴れるかと期待したがそうならず、日帰りなので長居もできず、12:30に下山開始。この時間でも登りの人は多数いて、荷物があり得ないくらいに小さい人も多かったので、小屋泊まりの人も多かったのだろう。
下りはすっかりガスに覆われた中となった。涼しいのは助かるが、やはり展望があるほうが楽しい。足下の花々を見ながらの下山となった。13時頃になり天狗の庭に降りてくるとぽつぽつと雨が降り始めた。雲行きが怪しかったし、途中で確認した最新の予報でも13時頃から降雨がありそうだったが、そのとおりになってしまった。しかし体や装備をしっとり濡らす雨にはならず止む。朝の駐車場確保といい幸運だった。ただ小雨でも座って休む気にはなれず、お花畑そばのベンチは素通り。高谷池まで戻るとほぼ雨は上がったが、ヒュッテ前のベンチは例によって満員。そのまま素通りで帰るしかなかった。幸い水は十分あるし、小屋に立ち寄らなくてはならない用事はなかった。ヒュッテを過ぎ先に進むと登りの登山者とすれ違うように。皆レインを着たりザックにカバーをかけていた。小雨程度なので必要か?と思ったが、すれ違う人がみな同様の格好をしていたし、何より周囲の草木や地面がしっかり濡れていて、今は雨は上がったものの、少し前にしっかり降っていたことが容易に想像できた。出発が通常どおりに日の出後だったら、下山中に雨に当たっていた可能性が高い。出発が遅れたことが結果として雨にほとんど当たらずに行動できることになったようだ。これも幸運の1つかもしれない。雨装備の登山者とすれ違いつつ下る。テント泊装備の人が多かったが、既にヒュッテ前には多数のテントが張られていて、更に張ることができるのか、他人事ながら心配になってしまった。あるいは予約制で、その心配はないのかもしれない。雨で湿り滑り易くなった登山道を下る。標高が下がり暑さも感じる。スリップや熱中症に注意しつつ歩く。頻繁に止まって体を休めつつ、水分補給を繰り返した。黒沢にかかる橋を渡れば本来なら安全圏だが、今日は濡れた木道があって気が抜けなかった。スリップによる転倒に気を付けて無事こなし、15:48に駐車場着。8時過ぎ出発と普段はあり得ない時間だったが、結果的には問題なく下山でき満足。ただ、昨年今年と盛夏の時期に訪れたものの、2回ともガスで展望がなく、来年以降訪問するなら、ガスのない好天の日としたい。
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