予定変更して霧ヶ峰 リフトを使いチョウ撮影
- GPS
- 01:45
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 364m
- 下り
- 366m
コースタイム
- 山行
- 1:35
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 1:41
天候 | 晴れのち雨、豪雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
その他周辺情報 | 旅の駅 茅野市内コインランドリー |
写真
感想
本当ならば、このコースは日曜日に行くはずだった、本当ならば美しが丘にある武石峰に行きたいと思っていたのだ。昨年行こうとしたが途中で天候悪化のため断念している、今回は近くの駐車場からのピストンでお茶を濁そうとしていたのである。
道の駅「雷電くるみの里」で朝食を食べ上田方面から美しが丘に向けて車を走らせた。しかし、今年土砂崩れにより武石峰方面は通行することができなくなったようだ。したがって、山本小屋方面から武石峰を目指そうとすることも考えたが、昨年同じコースを途中で断念していることもあり、車は通過してしまった。
そう、困ったときの霧ケ峰である。
あの深田久弥さんも著書「日本百名山」で書いてあるとおり、霧ヶ峰は遊ぶ山だ。頂上を目指して汗水流して張り切って登る山ではない、季節季節の草花や生き物を楽しみながら彷徨って歩くのが楽しい山だ。毎回頂上を目指さなくてもよい、遊ぶ山だ。
そして、この時期の霧ケ峰と言えば、何といってもニッコウキスゲ、そして咲き始めの高山植物、そしてフレッシュなチョウたちだ。特に落としまだ撮影していないアサギマダラを撮影しようと考えていた。
4連休の3日目、霧ヶ峰の駐車場はどこも大混雑だった。八島湿原や車山肩の駐車場は行列を作っている、霧の駅は入れそう。そして、今回はリフトを利用しようと考えていたのだ。今までに数回霧ヶ峰に訪れたことがあるがリフトに乗って気楽に来ている人をよく目にしていた、初めてだったら乗らないが数回来てみると一度くらいは乗ってみてもいいかもねと思ったからだ。そして、白樺湖まで赤線を繋ぎたいと思っていた。(かつて、白樺湖一周をした赤線がある)
早速リフトのチケットを購入し2本乗り継ぐ、2本目のリフト下にはもう高山植物が結構あってヒョウモンチョウも結構見られたので、期待してしまう。そして、リフトを降りてからすぐに左に向かう、鐘があるのだ。
とりあえず鳴らしてみると遠くまでかなり響くようだ。係員さんが「時間帯によって鳴らせなくなるようにしたい」と話し合っていた。白樺湖付近まで聞こえるとなると宿泊客や住民にとってうるさく感じられるのだろうなあと思う。山での危機管理と合わせて考えてみるとなかなか難しい。
そして、山頂に向かう。山頂は人でごった返していた。流石車山、学校登山。ファミリー層、恋人同士、本格的な装備の人もいればサンダル、ミュール、ハイヒール、何でもありだ。まあ、ハイヒールだったら滑りやすかったら1本爪アイゼンとしても使えるからなあ。
山頂も以前来た時に比べ様変わりしていた。車山テラスなんてものが作られ、木のテラスの上で食事をしたり寝そべったりする人たち、山頂標識での写真撮影待ち、そして車山神社参拝も大行列だった。私はここが目的ではないと思い一連の撮影を済ませると山頂を後にした。
リフト2つ分登山道を下る、高山植物とチョウが目的だ、そして、まだ7月なので咲きたて、羽化したてのチョウが撮れるだろうと思ってじっくりと下ってきた。
まあ、結果は写真のとおりである。アサギマダラは1頭、かなり遠くからの望遠+トリミング、iPadに入れ込んでトリミングするまでピントが合っているかどうかわからなかったが、どうやら掲載に耐える写真であったと判断した。
本当ならば白樺湖まで赤線を伸ばして、繋いでいく予定だったが、急遽雨が降ってきて断念した。この雨、気象庁のHPを見ると本当霧ヶ峰のみ振ったようだ。リフト乗り場と白樺湖の分岐くらいで頭に雨を感じ、予定変更して急いでリフト乗り場まで下りて来た、建物の中には行ったときに一気に雨は強まった、その中で私はソフトクリームを食べる。続々と濡れながらハイカーが戻ってくる、河童や傘を差して観光客も戻ってくる。リフトで下って戻ってくる人もいる。
雨は10分ほどで止み。私は車に戻った。昼食を食べようと霧の駅にやってきたのである。
焼きトウモロコシにするか、蕎麦にするか。結局そばにしたが、前日までの手打ちにこだわったそばと比べて、まあ、こんなものかと。
茅野まで下ると雨はもう降っていない。10kgほど洗濯物がたまっていたのでコインランドリーで洗濯、その間はレコ書き。
この日は、静岡県の道の駅で車中泊して日曜日の午前中に帰宅した。
月曜日は出勤し会議が2つ、そして火曜日から6連休である。しかし、火曜は台風・・・。
私は台風を追いかけて火曜夜からの夜行バスと山小屋(水曜・木曜)を2泊分押さえた。果たして水曜朝から登り始められるだろうか。月、火と台風関係の情報に神経をピリピリしていることだろう。
コメント
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ニパルタックを追いかけての山小屋、東北ですか?
飯豊かと思ったけど既に登られてますよね〜
今年も山小屋休止が多い南アかな(笑)
霧ヶ峰と美ヶ原、それぞれ最高峰である車山と王ヶ頭に行くだけだったら車があれば1日2座行けると思います。(私も最初はそれでしたが)
でも、霧ヶ峰も美ヶ原も、季節を変えて再訪していくと、次から次に面白さが出てきます。
7月のこの時期は、ニッコウキスゲを見に行く、そして花がフレッシュです。8月になるとチョウが増えてきます。車山だけでなく様々なピーク、食べ物(霧の駅、ころぼっくるひゅって、八島湿原レストハウス)なども面白く、ついつい困ったときに気軽に遊ぶ山になってしまっています。
交通機関派は茅野駅からバスで行くのが王道のようです。
なお、本日の夜行バス+小屋2泊は、北アルプスです。7月は高山植物が一番きれいな時期、最高の状態の植物狙いです。
新規百名山はないですが、二百1座、三百1座、既に登った百1座、すべて手作りの夕食の山小屋と日本最大規模の山小屋、ヒント多すぎですね。
aideieiでした。
朝のグレートトラバースが今ちょうどこのあたりの放送で
先日は霧ヶ峰を見たばかりでした。
やっぱりいいな〜行きたいな〜と思っていたところです。
リフト利用、私も家族と一緒に一度経験あり!です。
結構気持ち良く進めますよね。
楽しかったのを思い出しました。
車山テラスなるものもできたのですね。
車山はハイカーだけではなく観光客の方も多いので
どうしても混雑しますね。
お目当てのちょうちょさんたちにも(少なめながら)出会えて何より
お疲れ様でした。
例年霧ヶ峰は夏の終わりに歩くことが多く、花は終わりかけでチョウや鳥多めでしたが、今年はあえて7月に行くことにしました。(また行くかもしれませんが)
行けば毎回楽しめ、歩いたことのないコースを歩き、楽しく帰ってこれます。
ゆっくり歩く楽しさをしみじみ味わえる山だなあと思います。
車山テラス、新しい山頂看板、車山山頂には新しいものがたくさんできていました。そして、たくさんの人が歩いていました。おかげで、駐車場はどこも待ち状態でした。特に車山肩と八島湿原は車が大行列でしたね。
この日のレコを見ると、雨にあったたという書き込みが結構ありますが、本当に霧ヶ峰のみ振ったという感じでした。そういうこともあるのだなあと思いました。
aideieiでした。
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