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Yamareco

記録ID: 3383093
全員に公開
沢登り
甲信越

恋ノ岐沢〜平ヶ岳

2021年07月22日(木) 〜 2021年07月24日(土)
 - 拍手
ROCKMYSELF その他4人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
56:28
距離
33.6km
登り
1,903m
下り
1,850m
歩くペース
ゆっくり
2.22.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:43
休憩
0:00
合計
6:43
11:56
403
スタート地点
18:39
宿泊地
2日目
山行
11:51
休憩
0:00
合計
11:51
6:20
711
宿泊地
18:11
宿泊地
3日目
山行
13:55
休憩
0:40
合計
14:35
5:49
390
宿泊地
12:19
12:24
24
12:48
13:08
16
13:24
13:27
82
14:49
14:51
56
15:47
15:51
17
16:08
16:10
78
17:28
17:30
172
20:22
20:24
0
20:24
ゴール地点
車二台で向かい、一台を下山口にデポし、もう一台で恋ノ岐の入渓点に向かった。

心配した雪渓は無かったのはよかった。
全体的にヌメのある沢なのでフェルト底が良いだろう。
私たちパーティーは一人を除いて全員ゴム底で難儀した…。

メンバーが持ち寄ったいくつかの遡行図からビバークポイントの目安をいくつかつけて目標とした。
向かった車のガソリン残量が怪しいということで、一度銀山平手前で引き返した仲間が居たのでスタートは予定より2時間ほど遅れて昼12時頃だったが、結果広いビバークポイントで一泊目を迎えられたので良かったのかも知れない。

二日目も沢は抜けられないと判断し、出来るだけ高度の高いビバークポイントを目指した。1550m付近に焚き火跡を見つけ、そこを最終ビバークポイントとした。
それより上にグループがビバーク出来る適地はあまりなかったように思う。

三日目は、水が枯れるまでの遡行だったが思った以上に長かった。最後に、難しい滝が幾つか出てきて初めてロープを出した。水が枯れる前も木が煩くて余りスピードは出ない。詰めはそんなに長く無いが手掛かりが少なく、三日間の疲労と荷物の重さも相まって、こちらも難儀した。

池ノ岳の下のポコのすぐ下に詰め上がり、登山道の脇に荷物をデポして、平ヶ岳をピストンする事にした。戻って荷物をまとめてると雷が、鳴り始め大雨になった。

最初は急な坂があったと思うと、緩やかなアップダウンが、続く下山路で、細尾根があったり森があったりで変化に富んでいる。粘土質の路面が雨樋のように削られて沢のように水が流れ、そして滑り易かった。一方で景色は良く、燧ヶ岳から奥只見湖までのパノラマが、よく見えて気持ちの良いコースである。

最後はヘッドライトをつけて暗闇の森の中の急坂の下山だったが、1時間程度で降りられて思ったより楽だった。
天候 晴、曇、雨
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下山口にした鷹ノ巣山登山口の駐車場は台数にまあまあ余裕がある。
恋ノ岐沢の入渓点は5〜6台程度の駐車スペースがある。
コース状況/
危険箇所等
登山道は粘土質で滑り易い。
樋状に侵食されており雨が降ると水が溜まって流れる。
トラロープが張ってある急坂多い。
細い尾根も多く、高度感もある。

沢は岩がヌメっておりゴム底の沢靴だと滑り易い。
脆い岩もあり浮石も
枯れ木で堰き止められている箇所も数カ所あった。
その他周辺情報 大湯を過ぎてからは携帯の電波が無い。
平ヶ岳の山頂には若干電波あり。
銀山平キャンプ上に温泉有り。
缶ビールも買える。
最後のGSから片道40km以上あるのでガソリン要注意。
実際にガス欠で立ち往生している車や引き返してる車いました。
何故か携帯からアップすると写真の時刻情報が消えてしまう…
何故か携帯からアップすると写真の時刻情報が消えてしまう…
恋ノ岐沢を、見下ろす。長い!
恋ノ岐沢を、見下ろす。長い!
恋ノ岐川の全景。
恋ノ岐川の全景。

装備

個人装備
長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ ロープ ハーネス ヘルメット ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ATC 渓流シューズ トポ ルート図
共同装備
テント コッヘル類 ロープ
備考 全体的にヌメっていたのでフェルト底の方が良い。

感想

飽きるほど長い沢でした。
ゴム底のシューズが全く効かなくて難儀した…
帰りは一時、雷ゴロゴロの大雨だったが、
遡行中は最高の天気だったのは良かった。
沢で雨でビバークだったら大変だっただろう。

我々は上は68歳から下は29歳までのパーティーで基本的にはのんびり登っていたが、流石にのんびり過ぎて行動時間が長くなってしまい、それはそれで疲れてしまった。

レベルによるが、一応ロープがあった方が良いかもしれない。怖い滝が2つ3つある。

後半出てくるビバークポイントは狭めなのでグループには向かないかも知れない?

クレソンが生えている。朝のパスタに和えていたら美味しかっただろう。

途中クマのフンを見かけたが動物は全く見なかった。

そして平ヶ岳周辺は、たおやかで美しく、素晴らしい景色でした。

携帯の電波の無い3日間を過ごしたのが久々過ぎて色々気づきがありました。

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