会津駒ヶ岳・中門岳

2021年07月25日(日) [日帰り]

• GPS: 08:50
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,483m
• 下り: 1,475m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:45
• 休憩: 2:03
• 合計: 8:48

5:43 道の駅檜枝岐バス停
5:49 5:49 村営グラウンド
5:53 6:00 会津駒ヶ岳登山口
6:19 6:26 会津駒ヶ岳滝沢登山口
6:56 6:56 ヘリポート跡
7:36 7:56 水場
9:25 9:35 駒の小屋
9:50 9:57 会津駒ヶ岳
10:31 11:22 中門岳
12:09 12:18 駒の小屋
13:04 13:16 水場
13:42 13:42 ヘリポート跡
14:03 14:03 会津駒ヶ岳滝沢登山口
14:21 14:21 会津駒ヶ岳登山口
14:24 14:24 村営グラウンド
14:31 道の駅尾瀬檜枝岐

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前泊したキャンプ場に車を置いて、そこからスタートしました。
滝沢登山口までの林道沿いに停められますが、結構早い時間帯から埋まるようです。
麓にも駐車場があり、R352沿いの村営グラウンド付近にもあって、そこにも停められます。
なお、トイレはR352の近くにあるため、滝沢登山口に近いところに停めるとトイレを利用できなくなります。
滝沢登山口までの林道沿いに駐車する際は、あらかじめトイレを済ませておく必要があります。

コース状況／危険箇所等

1）駒ヶ岳登山口〜滝沢登山口〜駒の小屋
トイレのある林道入り口から林道をしばらく登ると、滝沢登山口までのショートカット道があります。
滝沢登山口には登山ポストあり。
木の階段を上って山道に入っていきます。
登り一辺倒の道ですが、緩急があって概ね登りやすい道です。
途中に水場がありますが、登山道からはしばらく下ったところにありますので、ザックをデポして往復するのがベターです。
水場からさらに登り、木道が現れると稜線が近くなります。
展望台を過ぎて一登りすると駒の小屋に到着します。

2）駒の小屋〜会津駒ケ岳〜中門岳
駒の小屋から駒の池の向こうに伸びていく木道を通っていくと、右に分岐していく木道があり、会津駒ケ岳山頂の案内があります。
急な階段を一登りすると山頂ですが、燧ケ岳方面が開けていて展望は部分的です。
なお、会津駒ケ岳の山頂を巻いて中門岳へ向かう道もあります。
中門岳へはなだらかな起伏のある稜線を進んでいきますが、木道は結構経年劣化しているので注意。
「中門岳」の山名板がある周辺の一帯が山頂になっていますが、写真を撮る人が多いところなので落ち着かないのと、ベンチが3つ程度あるだけなので長い休憩を取るにはあまり適していないと感じます。
もう少し進んだ、木道が環状になっている辺りの木道脇にもベンチがあり、そっちのほうが来る人が少なく休憩にはおすすめです。

【水場】
滝沢登山口〜駒の小屋間に一ヶ所
登山道より5分ほど下ります。

【山小屋】
駒の小屋
売店にて、飲類、Tシャツ、手ぬぐい、エコバッグ、カップ麺や菓子類の販売あり。
宿泊受付は13時から。
https://komanokoya.com/

【トイレ】
滝沢登山口・駒の小屋（有料・100円以上/回）

【その他】
会津駒ヶ岳の木道を整備する資金を集めるクラウドファンディングがあります。
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1270
木道整備に掛かる費用は、1mを整備するのに10万円ほどかかると言われています（尾瀬の場合）。
大きな資金が必要ですが、国も県も積極的な支援には動いてくれません。
やはり登山者が使う道は、登山者自身が関心を持って取り組む必要があると思います。

その他周辺情報

【温泉】
駒の湯
大人500円 内湯・露天風呂（なぜか使用不可。多分、アブ多発のためだと思います） シャンプー・トリートメント・ボディソープ・ドライヤー・貴重品ロッカーあり
https://www.aizu-concierge.com/spot/934/

写真

7/25 5:41

前泊したキャンプ場を発ち、登山口へ。
早く出ようと思ってキャンプ場にしたのに、遅くなっちゃった(*_*;

7/25 5:52

駒ヶ岳登山口。
トイレはこの近くにあります。

7/25 6:22

滝沢登山口。
駒ヶ岳登山口からショートカットの登山道を歩いてきたから、疲労困憊・・・いやいや、ウォーミングアップは十分です(*^^)v

7/25 7:42

急登を、エッチラオッチラと登り、水場で休憩。
まだ水は十分あるので、コップで飲むだけにします。

7/25 8:44

おっ？
これはゴゼンタチバナではないですか？(^^♪

7/25 8:45

コバイケイソウ〜(*^^*)

7/25 8:46

さらに、アカモノまで(*^^*)
結構、たくさん咲いてましたよ。
丸くて、下を向いて、控えめに小さくて・・・こりゃあ可愛いなあ。

7/25 8:56

会津駒ヶ岳を射程に捉えました(*^^)v
やった、青空じゃん！

7/25 9:05

展望台を過ぎると、ポワポワのワタスゲがお出迎え。

7/25 9:06

青空に吸い込まれていく〜(*^^*)

7/25 9:10

駒の小屋見えた！
丘の上にあって、なんともメルヘンチックだなといつもここへ来て思います。
登山道の両脇にある白いのはコバイケイソウです。

7/25 9:18

駒の池越しに見る会津駒ヶ岳。
ポスターとかでよく見る構図はこんな画だったかな？
これで逆さ駒になったでしょうか。
ホント、水面が鏡みたい。

7/25 9:20

駒の小屋。
ここではジュースやビールも買えます。
宿泊の受付は13時からとのこと。
なお、トイレはこの裏手にあります。

7/25 9:20

駒の小屋の周囲には、こんな可愛いオブジェも。

7/25 9:21

クスっと微笑んでしまうような、駒の小屋のコロナ対策啓発。
この絵と文字で、「あいたみつを」を描かせてみたら・・・どんなになるのやら。

7/25 9:29

既に何枚か持っているんだけど、Tシャツをまた買ってしまいました(*^^)v
「とんでもない。私は山に行きますよ」のシャツで、色はミントグリーン。
駒の小屋のオーナーが、まだオーナーになる前の頃、同僚から「また山へ行くの？珠には違うことでもしてみたら？」みたいなことを言われた際に返した言葉が元になっているようです。
山への愛が滲む、良い言葉だと思います。

7/25 9:50

会津駒ヶ岳登頂。
休憩してばっかりとはいえ、4時間か・・・掛かっちゃったな(^^;)
まあ計画通りですので問題なし、と。
余裕のない計画に急かされるような歩き方は好きじゃありません。

7/25 9:56

では、お楽しみの中門岳へ行きましょうか。

7/25 10:07

いい稜線ですよねぇ。

7/25 10:21

チングルマ。
稜線のチングルマはちょうど見ごろかも。
思いのほか、あちこちで見かけました。

7/25 10:25

中門大池が見えてきました。
「中門岳」の山名柱が立っていて、多くの人はここで折り返すんだけど、今日は奥まで行ってみましょう。

7/25 10:30

中門大池を過ぎてみると、池塘が登山道のすぐ傍に。

7/25 10:30

そしてループを描いて、ぐるっと一周します。

7/25 10:45

ここら辺は、ワタスゲが盛りのようでした。

7/25 10:45

訪れる人が少なくて、静かな山頂です。

7/25 10:56

ベンチが新しくなっていたので、そこを使って昼飯。
ベーコン入りのペペロンチーノとスープ。
パスタには、何か野菜を加えれば良かったですね、ニンニクの芽とかあれば良かったかも。
ブロッコリーでも美味そう。

7/25 11:25

昼飯も食べてコーヒーも飲んだし、下山開始。
涼しくて暑さを忘れられる時間とも、そろそろ別れなければなりません。

7/25 11:48

会津駒ヶ岳へと続く稜線。

7/25 12:05

駒の池と駒の小屋。
トイレに立ち寄りました。

7/25 12:16

この眺めともお別れです。

7/25 12:18

またいつか、ここへ来ます。

7/25 12:21

今度は、駒の小屋に泊まりたいな。

7/25 12:22

コバイケイソウに見送られるように、来た道を戻ります。

7/25 14:00

長い樹林帯の道を降りて、滝沢登山口に戻ってきました。
中門岳から2時間半か、やはり下りだと登りよりも断然早くなりますね。

7/25 14:19

駒ヶ岳登山口のトイレの傍にある靴洗い場で靴を洗いました。
ありがたや〜。

7/25 14:30

火照った体に、冷たいものが欲しくて、道の駅へ。

7/25 14:32

今日の〆は、コーヒーフロート。
お疲れさまでした。

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 折畳傘(1) 1/25000地形図(1) 虫除けスプレー(1) シルバコンパス(1) 熊鈴(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料水 ティッシュ(1) 医薬品類(1) タオル(1) 雨具(1) 携帯電話(1) 計画書(1) ウェットティッシュ(1) 腕時計(1) 食糧 エマージェンシーシート(1) 携帯用簡易トイレ(2) ツェルト(1) サバイバルシュラフ(1) 調理用バーナー(1) バーナー用ガス(2) 行動食 コッヘル チタンカップ(1)

感想

KS-Mountain

連休に行きたかった八甲田山がコロナと天候でお流れになり、すっかり予定の変わってしまった連休。
最後の日は天気も良さそうだし、県境を越えないで済む檜枝岐村で遊んでくることにして、会津駒ヶ岳に行ってきました。
暑さの中の急登はやっぱり応えるものがあるけど、その分、稜線の清々しさは一入。
昨年の秋、会津駒ヶ岳へ来たときは草紅葉には会えたものの天候は思わしいほうではなかったので、青空の稜線は久しぶりでした。
特に、今年はコバイケイソウが当たり年と言われているので、コバイケイソウに随所で会える登山道は歩いていてとても気持ちが良かったです。

Tシャツも、一枚ゲットしてきました。
今度はまだ持っていない色のTシャツ。
次の山行で来て行こうと思います。

今回はキャンプで檜枝岐村に泊まったけど、今度はどこか宿に泊まりたいな。
キャンプだと、出るまでが慌ただしくて(^^;)
こうしてまた檜枝岐村が好きになってしまうのでした。

◎レイヤリング
■上半身
【ベースレイヤー】
駒の小屋で買った半袖Tシャツ
■下半身
【ベースレイヤー】
ワコール CW-X
【ショートパンツ】
Columbia　リープザリワーズショーツ
■手袋
ホームセンターで買ったヤツ
■シューズ
caravan GK85
■トレッキングポール
グリップウェル　カーボンスーパーライト
■予備のウェア
mont-bell ストームクルーザージャケット
mont-bell サンダーパスパンツ
mont-bell ライトシェルパーカ
MAMMUT ダウンジャケット