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Yamareco

記録ID: 8441876
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ハイキング
尾瀬・奥利根

【天空の楽園】会津駒ヶ岳を周回

2025年07月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
08:52
距離
32.4km
登り
1,729m
下り
1,730m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:22
休憩
0:27
合計
8:49
距離 32.4km 登り 1,729m 下り 1,730m
4:39
4:40
16
5:22
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5:54
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6
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14
13:00
7
13:17
13:18
6
13:27
ゴール地点
天候 晴れ。
ほぼ無風。
04:30 駐車場 16℃。
06:30 駒の小屋手前 18℃。
09:15 大津寄峠手前 23℃。
13:30 駐車場 26℃。

気温は涼しめ。風がほとんどなくて池塘のリフレクションが素晴らしかった。
日射しは強烈。稜線上は直射日光を受ける場所が多く、気温よりも暑く感じた。
今回も虫がかなり多かった。特にアブが多く、体のあちこちに噛みつかれてひじょうに不快だった。ほぼ全身衣服で覆っていたものの服の上からも噛み付いてきた。里に下りてからもあちこちにアブキャッチャーが設置されていたので、このあたり一帯にアブが大量にいる様子。
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滝沢登山口第二駐車場:会津駒ヶ岳登山口と道の駅尾瀬檜枝岐の間にある無料の駐車場。
滝沢登山口直近の第一駐車場は05:00くらいですでに満車、路駐が出るほど大盛況だったが、少し遠いこちらは04:30時点ではまだガラガラだった。
トイレあり。水場あり。スマホの電波良好。
コース状況/
危険箇所等
一部注意箇所あり。

滝沢登山口〜駒の小屋:ひたすら登りの修行区間。駒の小屋付近までは展望や見どころも特にない。
道は明瞭、足場も良好で迷うことなく快適に歩ける。

駒の小屋〜会津駒ヶ岳〜中門岳:駒の小屋手前から湿原になり、池塘や高山植物などが見られるようになる。このあたりからは展望も良好で、あちこちで素晴らしい景色を見られる。
この区間はほぼすべてが木道だが、木道の幅が狭い上に滑りやすくかなり歩きづらい。一部木道が壊れているところもあるので要注意。
雪渓もあったが特に問題なく歩けた。

駒の小屋〜大津寄峠:ここからはやや道が悪くなる。特に序盤は岩場や滑りやすい片斜面などが多くて歩きづらい。中盤からは稜線上の湿原にでる。花はあるが水は少なめで湿原から草原になりつつある感じ。
中盤以降は比較的道が良くなり問題なく歩けるようになる。

大津寄峠〜御池:要注意区間。虫がとても多い。特にアブが大量にいて、まとわりつくは噛み付いてくるはでかなり不快だった。
また、大杉岳で休憩しようと思ったら大量に蜂が寄ってきて慌てて退散するハメになった。幸い刺されなかった。
全体的に虫が多くて休憩を取るのが困難。自分は結局休憩できずに歩き通してしまった。
道自体は悪くない。一部ぬかるみはあるものの特に問題なく歩けた。

御池〜御池古道〜七入:御池の脇にひっそりと入口がある。途中で車道を歩くが、それ以外は山中。尾瀬っぽいもある。途中に「モーカケの滝」の観瀑台もあった。
車道から再び山中に入った後はやや道が悪く、倒木や藪化で歩きづらい場所があった。

七入〜駐車場:約7kmの車道歩き。歩道がない区間が多い。そこそこ車通りがあるので注意。
あちこちに観光スポットがあるので余裕があるなら寄り道して観光できそう。
その他周辺情報 駒の小屋:会津駒ヶ岳山頂の手前にある山小屋。宿泊可能(要予約)、売店あり、トイレあり。ロケーションの都合上物価はかなり高い。参考までにコーラ500mlが1本550円だった。
小屋の前に「駒ノ大池」という大きな池がある。リフレクションが素晴らしく、ここだけで何枚も写真を撮ってしまった。

山の駅 御池:尾瀬ヶ原の福島県側の入口にあたる場所。売店、トイレ、自販機などあり。こちらは車道上にあるので物価は標準よりやや高い程度。

道の駅 尾瀬檜枝岐:駐車場のそばにある道の駅。食事処、入浴施設、お土産屋さんなどいろいろな施設がある。
登山中。ようやく少し展望が開けたと思ったら雲と朝日、雲海で絶景が!
2025年07月20日 06:07撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 6:07
登山中。ようやく少し展望が開けたと思ったら雲と朝日、雲海で絶景が!
アカモノ。
2025年07月20日 06:32撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 6:32
アカモノ。
このあたりから湿原地帯で木道ゾーン。
2025年07月20日 06:42撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 6:42
このあたりから湿原地帯で木道ゾーン。
ワタスゲ。ふわふわのもこもこ。ちょうど見頃でたくさん咲いていた。
2025年07月20日 06:44撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 6:44
ワタスゲ。ふわふわのもこもこ。ちょうど見頃でたくさん咲いていた。
駒ノ大池。駒の小屋前にある大きな池。逆さ駒ヶ岳が写っている。
2025年07月20日 06:54撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 6:54
駒ノ大池。駒の小屋前にある大きな池。逆さ駒ヶ岳が写っている。
駒ノ大池。こちらは朝日のリフレクション。ほぼ無風なのできれいに写っている。
2025年07月20日 06:59撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 6:59
駒ノ大池。こちらは朝日のリフレクション。ほぼ無風なのできれいに写っている。
駒ノ大池そば。さっそく雪渓。やや滑るが特に問題なく歩ける。
2025年07月20日 07:00撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 7:00
駒ノ大池そば。さっそく雪渓。やや滑るが特に問題なく歩ける。
ハクサンコザクラ。
2025年07月20日 07:01撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 7:01
ハクサンコザクラ。
会津駒ヶ岳山頂。ここにも展望はあるがあまり良くはない。いちおう左側に燧ヶ岳が見える。
2025年07月20日 07:11撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 7:11
会津駒ヶ岳山頂。ここにも展望はあるがあまり良くはない。いちおう左側に燧ヶ岳が見える。
会津駒ヶ岳から中門岳に向かう途中。ここにも雪渓。雪渓の上から会津駒ヶ岳を振り返ってみると山の形がきれいに見える。
2025年07月20日 07:19撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 7:19
会津駒ヶ岳から中門岳に向かう途中。ここにも雪渓。雪渓の上から会津駒ヶ岳を振り返ってみると山の形がきれいに見える。
イワイチョウ。
2025年07月20日 07:20撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 7:20
イワイチョウ。
位置的に逆さ燧ができそうかな、と思って試してみたけど無理だった。残念。
2025年07月20日 07:21撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 7:21
位置的に逆さ燧ができそうかな、と思って試してみたけど無理だった。残念。
チングルマ。
2025年07月20日 07:31撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 7:31
チングルマ。
中門池。大きな池が深い青に染まっていてとてもきれい。自分の影が写っているのが悔やまれる。
2025年07月20日 07:36撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 7:36
中門池。大きな池が深い青に染まっていてとてもきれい。自分の影が写っているのが悔やまれる。
中門池を別角度から。
2025年07月20日 07:40撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 7:40
中門池を別角度から。
中門岳のワタスゲ。広い湿地帯になっていてどこが山頂かよくわからなかった。山名板も見当たらなかった。
2025年07月20日 07:45撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 7:45
中門岳のワタスゲ。広い湿地帯になっていてどこが山頂かよくわからなかった。山名板も見当たらなかった。
駒の小屋から御池を目指す。これから歩く稜線の奥に燧ヶ岳が見える。
2025年07月20日 08:25撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 8:25
駒の小屋から御池を目指す。これから歩く稜線の奥に燧ヶ岳が見える。
クルマユリ。
2025年07月20日 08:44撮影 by  SO-51E, Sony
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クルマユリ。
ウラジロヨウラク。
2025年07月20日 08:56撮影 by  SO-51E, Sony
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ウラジロヨウラク。
リンドウっぽいけどなんだろう?
2025年07月20日 09:05撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 9:05
リンドウっぽいけどなんだろう?
ここでもワタスゲ。
2025年07月20日 09:06撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 9:06
ここでもワタスゲ。
御池までの道中は基本的には稜線歩き。あちこちでこのような素晴らしい景色を見ることができる。
……虫さえいなければオススメできるいいルートだと思う。虫さえいなければ。
2025年07月20日 09:23撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 9:23
御池までの道中は基本的には稜線歩き。あちこちでこのような素晴らしい景色を見ることができる。
……虫さえいなければオススメできるいいルートだと思う。虫さえいなければ。
電発避難小屋。大きな送電線の脇に高床式の避難小屋がある。一般の使用は不可とのこと。
2025年07月20日 10:05撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 10:05
電発避難小屋。大きな送電線の脇に高床式の避難小屋がある。一般の使用は不可とのこと。
大杉岳。ここで休憩しようと思ったら蜂がたくさん寄ってきたので慌てて退散した。この後も休むタイミングがつかめず、結局御池まで歩きっぱなしになってしまった。
2025年07月20日 10:44撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 10:44
大杉岳。ここで休憩しようと思ったら蜂がたくさん寄ってきたので慌てて退散した。この後も休むタイミングがつかめず、結局御池まで歩きっぱなしになってしまった。
御池。約1年ぶり。相変わらず盛況で駐車場はほぼ満車だった。
2025年07月20日 11:20撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 11:20
御池。約1年ぶり。相変わらず盛況で駐車場はほぼ満車だった。
モーカケの滝観瀑台。滝は少し離れた場所にある。木々の枝が育ってしまい、やや見づらい。
2025年07月20日 12:09撮影 by  SO-51E, Sony
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モーカケの滝観瀑台。滝は少し離れた場所にある。木々の枝が育ってしまい、やや見づらい。
尾瀬国立公園の看板。車で通るときによく見るヤツ。今回歩いて通りがかったのでせっかくだから撮ってみた。
2025年07月20日 12:34撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 12:34
尾瀬国立公園の看板。車で通るときによく見るヤツ。今回歩いて通りがかったのでせっかくだから撮ってみた。
スノーシェッドの脇。なぜかスノーシェッドの上から滝のように水が降り注いでいた。裏見の滝のような写真も撮れそうだが、濡れそうだし水がきれいかもわからないしで、さすがにそこまでしようとは思えなかった。
2025年07月20日 12:49撮影 by  SO-51E, Sony
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7/20 12:49
スノーシェッドの脇。なぜかスノーシェッドの上から滝のように水が降り注いでいた。裏見の滝のような写真も撮れそうだが、濡れそうだし水がきれいかもわからないしで、さすがにそこまでしようとは思えなかった。
ミニ尾瀬公園。ここもよく車で通りがかる場所。
2025年07月20日 13:00撮影 by  SO-51E, Sony
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ミニ尾瀬公園。ここもよく車で通りがかる場所。
温泉街の一角。「水の広場」とのこと。
2025年07月20日 13:15撮影 by  SO-51E, Sony
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温泉街の一角。「水の広場」とのこと。
撮影機器:

感想

日本百名山の1つである福島県の会津駒ヶ岳に来てみた。尾瀬檜枝岐に来るたびに行ってみたいと思っていたが、今回ようやく達成できた。

尾瀬ヶ原に比べても遜色のない人気っぷりで朝早くから近くの駐車場は満車。道中でも多くの人と出会い、駒の小屋や駒ヶ岳山頂なども人が多かった。
途中まではあんまり特徴のない山だなぁと思っていたが、駒の小屋付近から雰囲気が一変。高層湿原と稜線上の展望の良さが合わさり、素晴らしい景色が広い範囲に展開されていた。
さらにこの日は風がほとんどなかったのでリフレクションときれいに見えた。
チングルマやワタスゲなどの花々もまだ見頃で、前述の高層湿原や展望の良さと合わさって天空の楽園のような雰囲気だった。

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