試練と憧れの剱岳（早月尾根）

2021年07月24日(土) [日帰り]

• GPS: 09:57
• 距離: 14.9km
• 登り: 2,291m
• 下り: 2,275m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:26
• 休憩: 2:17
• 合計: 9:43

3:35 馬場島
4:10 4:10 松尾平
4:51 5:00 標高1400m
5:09 5:09 早月尾根標高1600m標識
5:45 5:45 1920.9m三角点
6:21 6:30 早月小屋
7:13 7:13 標高2600m標識
7:43 7:53 標高2780m付近
7:55 7:55 標高2800m標識
8:19 8:19 カニのハサミ
8:23 9:51 剱岳
9:53 9:53 カニのハサミ
10:21 10:21 標高2800m標識
10:47 10:47 標高2600m標識
11:17 11:35 早月小屋
11:59 11:59 1920.9m三角点
12:21 12:21 早月尾根標高1600m標識
12:27 12:30 標高1400m
12:56 12:56 松尾平
13:18 馬場島

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

立山ICを出たところから馬場島の案内が出ており、道中には24時間営業のマックスバリュー、セブン、ローソン、ファミマあり。

山荘前の最寄駐車場は前夜21時着で残り数台。離れた駐車場はガラガラでした。

写真

7/23 20:26

前夜に馬場島へ向かう道にて。満月が大きくきれいだった。

7/24 4:07

夜明け前、暗闇の中を歩き出す。同様に夜明け前からスタートする方々も何人かいた。

7/24 4:32

1200m~2800mまで200m毎に案内が設置されており、景色のない樹林帯ではありがたい。ただ実際の標高と±50m程度はずれているように感じた。

7/24 5:00

1400mにて。明るくなってきた。日陰で涼しいうちにできるだけ進んでおきたい。

7/24 5:09

大日三山だろうか。見える山のどこよりも高いところまでこれから登っていく。この山域で剱岳よりも標高が高いのは立山だけ。

7/24 5:09

1400mから1600mまで9分しか経っていない。そんなに速く歩けるはずがない。その標高付近で休憩適地や景色の変わり目に設置してる模様。

7/24 5:26

7/24 5:37

見事な雲海。雲が上がってこないか心配になる。

7/24 5:40

ギザギザしていて面白そうな稜線だ。

7/24 5:54

ここから小屋までの1kmはきつかった。小屋直下は急斜面の登り。

7/24 6:00

残雪通過。この空間だけ空気が冷んやりしていて涼しい。

7/24 6:13

写真で見た岩場。実際に歩くとザラザラしていて滑りにくい。砂や落ち葉を踏まないように。

7/24 6:17

小屋が見えたー！テン場は雪が残っており、雪解け水でグチョグチョな部分が多かった。

7/24 6:17

山頂は見えているのかな。

7/24 6:17

大きな大日三山。あそこよりも400mも高いところまでいけるのか？

7/24 6:18

神々しい光。

7/24 6:26

コロナ対策中。

7/24 6:30

テン場。

7/24 6:49

先へ進む。早出であればあるほど日陰の区間が増える。

7/24 7:03

面白い足場が登場。

7/24 7:12

シャーベット状の雪渓通過。雪の上を歩くのはここと小屋直下の2箇所だけ。

7/24 7:19

標高が高いから咲き始めも遅かったのだろうか。まだまだ瑞々しいコバイケイソウ。

7/24 7:21

クルマユリ。緑色の草が多かったので一際目立っていた。

7/24 7:56

岩場も増えて徐々に厳しい道になってくる。

7/24 7:56

登ってきたなー。遠く日本海まで見える。

7/24 8:05

もうすぐで山頂。

7/24 8:07

鎖場も増えてくる。

7/24 8:09

ジャストポイントに設置された足場。

7/24 8:10

ここの雪解けは進んでおり、ザックの腰ベルが雪壁に擦れる程度。

7/24 8:27

山頂に到着。謎のポーズで撮影していた方に同じポーズで撮っていただきました。13年ぶり。社？の風化がすごい。

7/24 8:24

立山方面。剱沢近い。山頂はだいぶ混んでいます。50人くらいいたと思う。

7/24 8:23

白馬方面。そういえばカニのハサミってどこだったの？タテバイ・ヨコバイのようなインパクトがある場所はなかった。

7/24 8:24

雲がかかっていない針ノ木。いろいろと山座同定して撮影したはずなのに写真で見ると分かりにくい。

7/24 8:38

遠くに槍と前穂。ガスに包まれるかと心配したが、いい天気だ。

7/24 8:45

池ノ平小屋もチラッと見えた。このエリアもいつか歩いてみたい。

7/24 9:36

水平線？の雲の切れ間が変わっていた。

7/24 10:06

下山を開始して間もなくガスに包まれる。

7/24 10:10

雷鳥発見。

7/24 10:11

雛がお立ち台へ。

7/24 10:16

7/24 10:32

7/24 10:37

7/24 10:41

7/24 11:36

イワカガミ。下山はゆっくりと写真を撮りながら。

7/24 12:34

下の方まで降りるとガスから抜け出した。刺してくるような日差し。

7/24 13:11

今朝のことなのに歩いた記憶がない。こんな急斜面を暗闇の中登っていたんだ。

7/24 13:13

試練と憧れ。朝は暗かったので。

7/24 13:14

7/24 18:16

米山SAで日の入りを待つ。

7/24 18:59

7/24 19:02

海と反対側の米山は空が赤く染まってた。

撮影機器：

Google Pixel 4a SIMフリー Google

感想

lasting

昨年に南アルプスの甲斐駒黒戸尾根を歩いたので今年は北アルプスの剱早月尾根へ。

早月尾根小屋までは樹林帯の急登が多く、まさに試練の道。
しかし森林限界を超えて山頂に着くとそこは大展望、
長く険しい道は歩き応えのあるルートでした。

私の視点から甲斐駒黒戸尾根と比較すると岩場・体力的な難易度は同じくらい。
黒戸尾根の方が序盤の斜度が緩いので中間地点までは疲れにくい。
一方で、その分歩く距離も長いので黒戸の下山後の方が疲れていたと思う。