釈迦ヶ岳【大日岳は山頂目前で断念】
- GPS
- 08:06
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 908m
- 下り
- 910m
コースタイム
07:43 P1434
08:02 不動木屋谷コース分岐
08:40 古田の森
09:12 千丈平
09:35 奥駈道合流(旭口分岐)
09:47 釈迦ヶ岳 山頂 10:00
10:07 奥駈道合流(旭口分岐)
10:45 深仙ノ宿 10:54
11:20 大日岳<山頂を目指しルートを探るが登頂断念>11:55
12:20 深仙ノ宿(昼食)13:00
13:45 千丈平
14:15 古田の森
14:44 不動小屋谷コース分岐
15:00 P1434
15:20 太尾登山口 到着
天候 | 晴たり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・奥吉野発電所を過ぎ林道を登り詰めると峠の登山口 ・10台程度駐車可能 自宅から2時間20分 93.0km |
コース状況/ 危険箇所等 |
【旭林道】 ・通行時間制限は工事終了に伴い解除されています ・奥芳野発電所より上はところどころで落石が見られるが徐行で通行に支障なし 【設備等】 ・太尾登山口に登山ポストの設置有 ・太尾登山口Pにトイレがあります 【登山道】 ・登山口からP1434まで足慣らしにはちょうど良い勾配で深い段にはアルミ梯子が 設置されている ・P1434から古田の森まで小ピークを3つほど越えるが、概ねなだらかで展望が良い ・古田の森からピークを1つ越え、きれいな森の中千丈平を通過し勾配はきつく なるが上り詰めると奥駈道(旭口分岐)に合流する ・合流点から10分ほど上り詰めると釈迦如来像、錫杖、一等三角点のある釈迦ヶ 岳山頂に出る 山頂は360度視界が得られる<今日はガスで視界不良でした> ・奥駈道(旭口分岐)まで下り奥駈道を高低差約300m下ると深仙ノ宿の鞍部になる ・さらに南下し大日岳(行場)の標識に従いコース取りを進むと岩稜部になる ・トラロープに誘導され進むと行場のクサリ場の岩稜・・・これは熟練が必要 右の岩稜に進むと頭上の大きな岩に阻まれ・・・これも無理だ⇒今日は断念 ・深仙ノ宿の行堂の裏手からトラバースコースで千丈平へ戻る(高低差約150m) |
写真
感想
近畿では久しぶりの降雨の後の山行で林道の落石や山道のぬかるみが心配だったが
全く問題はなかった。
釈迦ヶ岳は過去にも幾度か登ったが、いつも向かいの古田の森周辺で気になってい
た大日岳へも行ってみたいと計画に入れた。
釈迦ヶ岳山頂はあいにくガスで遠景は全く展望できなかった。大峰山系で期待通り
の展望が見られるのはよほど運が良くないとダメなのかなぁ。
さて、いよいよ大日岳を目指して一旦深仙ノ宿の鞍部まで下る。山道はササで覆わ
れていて時々深みにはまる。
深仙ノ宿から南にしばらく登り返すと「大日岳(行場)」の案内板がある。
たしか行場は危険なので巻き道があると聞いていたのでそのまま進むと一旦ピーク
を越え、さらに進むといきなり岩稜になる。トラロープを伝って登ると「行場」だ。
見上げるとクサリはあるがとても自分には手におえない。
少し引き返し右の岩場をよじ登ると頭上に大岩が現れ、しかも足場の岩もグラつ
いていてこれもダメだ。
山頂を目前に残念だが「死ぬのはゴメンだ」
深仙ノ宿まで引き返し、昼食後千丈平まで楽なトラバースコースで戻る。
尾根から見える大日岳を何回も恨めしく思い立ち止まる。
<ほかに巻き道がないのかなぁ>
今日は平日でありながら、太尾登山口に先客のご夫婦の方、自分らの後からもう1台
と続いて来られた。
先のご夫婦とは大日岳への山道で出会う。お話を聞くと「大日岳にトライしてみた
が断念した」とのこと、行ってみたがこれは無理だと実感した。
ほかに前鬼から日帰りで釈迦ヶ岳に向かうという少々年配のご夫婦に出会う。
元気な方を見習い「山行に精進しないと」と改めて思った。
<大日岳断念>の少々悔いの残る山行でした。
コメント
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岩稜になる手前の鞍部から右側に巻道があります。
昔勢いで登ったことがありますが、高度感とノーセーフティー調子に乗りすぎると終わり と反省
巻き道の下山道がなければ多分沢山の人が即身仏間違いましです
お疲れ様でした
釈迦ヶ岳は アップダウンはあるものの 歩き易いきれいな山ですよね。
私は まだ1度しか行ってませんが 大日岳は気になってます。
でも きっと登らないと思いますけど・・・・・
我々には 外から眺めるほうが いい山なんじゃないのかな? 負け惜しみ半分ですけど・・・
コメントをいただきありがとうございます。
巻き道は岩稜の手前の鞍部から右側ですか・・・
まっすぐ進んだのが間違っていたんですね
次回釈迦ヶ岳に行くときは慎重に見極めリベンジしてみたいと思います。アドバイスありがとうございました
コメントをいただきありがとうございます。
古田の森の手前から見えてくる あのとんがった大日岳は当初から気になっていまして・・・。
登ったという記録が少ないですね。記録が少ないということは標高も低いし、岩稜で危険であることを皆さんよくご存じなのかもね。
おっしゃるように大日は登るより山容を見て楽しむ方がいいのかも知れませんね。
でも巻き道があるなら行ってみたい気もするし・・・。
よく調べてみます
大日岳への巻き道は行場へ行く手前のピークへ進まず奥駈道を真っ直ぐ進みまして大日岳山頂直下辺りに進入口があります。
※これが一番分かりやすいでしょう。
取付きから5mぐらい登ったところで進路を南側へと進んで山頂へと登ります。
えっ? と言うような取付き部ですが普通に三点支持で登れば問題ありません。
アドバイスをいただきありがとうございます。
奥駆道の「大日岳(行場)^太古の辻」の標識をさらに進み、山頂直下あたりで取り付くということですね。
是非確認して行ってみたいと思います
ありがとうございました。
お久し振りです! 楊枝ノ森より南は行った事が有りません。 気には成ってましたが、まだまだ初心者で行った事が無い所ばかりで何処に行こうか悩んでます(嬉しい悩みですが^0^;;)出来ればぐるっと回る周回コース(日帰り&1泊)が好きなのですが、参考にさせて貰います。
何時も詳しい参考に成るレコを有り難うございます! お疲れ様でした。
コメントをいただきありがとうございます。
明星ヶ岳-七面山周回や狼谷-弥山・八経ヶ岳へのmypaceさんの
強靭な行動力には脱帽です
釈迦ヶ岳は以前は前鬼から登るコースしかなかったと聞いていますが、
太尾登山口から一般ルートですと穏やかなコースで歩きながら展望も楽しめ、
ほんと天候が良ければ気持ちよく歩けます。ただ登山口まで遠いのが難点ですね。
今回は大日岳を断念しているので少々心残りの感があります。
ここは大好きなコースなのでまた出かけることがあったら是非リベンジしてみたいと
思っております。
明星ヶ岳から南は周回するには中途半端、リターンも距離があるし難しいところですね。
mypaceさんなら旨くアレンジされるのではと期待しています
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