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Yamareco

記録ID: 339492
全員に公開
ハイキング
大雪山

ニペソツ山

2009年08月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:00
距離
14.3km
登り
1,505m
下り
1,502m

コースタイム

糠平キャンプ場起床(4:50)撤収(5:00)=
十六の沢登山口(6:00)−天狗のコル(7:25)−前天狗(8:15)−ニペソツ山(10:00〜)−登山口(13:00)
糠平温泉(14:00/15:00)=天馬街道(17:00〜)=競走馬の聖地(19:00)
天候 2009年8月10日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
十六沢登山口を利用
前夜の宿泊地は糠平キャンプ場
コース状況/
危険箇所等
安全登山を心がけましょう。
登山口に仮設トイレあり、前天狗に携帯トイレ用のブースあり。
前夜は糠平キャンプ場で宿泊
料金350円、温泉は近くの糠平温泉(徒歩約10〜20分)
近くに個人商店もあったと思うが、コンビニの直近は上士幌まで下りないとない。
2009年08月10日 04:55撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 4:55
前夜は糠平キャンプ場で宿泊
料金350円、温泉は近くの糠平温泉(徒歩約10〜20分)
近くに個人商店もあったと思うが、コンビニの直近は上士幌まで下りないとない。
登山口
駐車スペースは十数台ほどの印象
2009年08月10日 05:56撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 5:56
登山口
駐車スペースは十数台ほどの印象
序盤は林の中の尾根を行く
この時期にヒグマと遭遇する可能性があるとしたら、その序盤の付近だと私は思いますが、その確率はゼロに等しいと思う。
過去にも大雪山系でヒグマによる登山者に限る死亡事例は大昔の一件しか公式には記録されてないはずで、現代では会いたくても会えないし、警戒する事すら必要ないと思う。
むしろ写真のような藪や笹薮を通過する個所も多くマダニの方が心配。

北海道と信州の一部の山域に生息して居ると言う一部のマダニには、死に至るライム病なる病原菌や、未だ解明されていない病原菌などを保有している可能性がある。
2009年08月10日 06:47撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 6:47
序盤は林の中の尾根を行く
この時期にヒグマと遭遇する可能性があるとしたら、その序盤の付近だと私は思いますが、その確率はゼロに等しいと思う。
過去にも大雪山系でヒグマによる登山者に限る死亡事例は大昔の一件しか公式には記録されてないはずで、現代では会いたくても会えないし、警戒する事すら必要ないと思う。
むしろ写真のような藪や笹薮を通過する個所も多くマダニの方が心配。

北海道と信州の一部の山域に生息して居ると言う一部のマダニには、死に至るライム病なる病原菌や、未だ解明されていない病原菌などを保有している可能性がある。
写真の岩で尾根の登りは終わる。
ココまで1時間と少々ほど
岩の乗り越えは慎重に
2009年08月10日 07:06撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 7:06
写真の岩で尾根の登りは終わる。
ココまで1時間と少々ほど
岩の乗り越えは慎重に
岩を超えると天狗のコルへ向かって緩やかにトラバース
正面が前天狗
2009年08月10日 07:08撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 7:08
岩を超えると天狗のコルへ向かって緩やかにトラバース
正面が前天狗
天狗のコル幕営適地
7月くらいまでなら残雪から水を得られるらしい
2009年08月10日 07:23撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 7:23
天狗のコル幕営適地
7月くらいまでなら残雪から水を得られるらしい
大雪山の山並み
1週間前は右の山の辺りに居た
2009年08月10日 07:47撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 7:47
大雪山の山並み
1週間前は右の山の辺りに居た
途中で森林限界を抜けると視界が開けてくる
ハイマツ帯も良い感じです
2009年08月10日 07:47撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 7:47
途中で森林限界を抜けると視界が開けてくる
ハイマツ帯も良い感じです
アルペンムード漂う登山道
2009年08月10日 08:07撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 8:07
アルペンムード漂う登山道
前天狗へ登り詰めると、初めてニペソツ山と対峙する
感動のご対面
2009年08月10日 08:17撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/10 8:17
前天狗へ登り詰めると、初めてニペソツ山と対峙する
感動のご対面
チングルマ
2009年08月10日 08:41撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/10 8:41
チングルマ
見事な三角柱の山容、カッコイイ山ですね
正直なところ、もうこの景色で満足してしまった。
いつもならこの景色を眺めながらまったりして帰るところですが、今回は違った。この山が百名山の一つであったのなら私はたぶん登っていない。
尚、この付近はナキウサギとやらの生息地でもあるらしいのですが、それらしきウサギさんは出て来てはくれなかった。
2009年08月10日 08:42撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 8:42
見事な三角柱の山容、カッコイイ山ですね
正直なところ、もうこの景色で満足してしまった。
いつもならこの景色を眺めながらまったりして帰るところですが、今回は違った。この山が百名山の一つであったのなら私はたぶん登っていない。
尚、この付近はナキウサギとやらの生息地でもあるらしいのですが、それらしきウサギさんは出て来てはくれなかった。
十勝連峰
ニペソツ山は山自体、登山道の雰囲気の良さもさることながら、展望にもすぐれる
2009年08月10日 08:43撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 8:43
十勝連峰
ニペソツ山は山自体、登山道の雰囲気の良さもさることながら、展望にもすぐれる
トムラウシ山
2009年08月10日 08:54撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/10 8:54
トムラウシ山
北海道随一の名峰
2009年08月10日 08:58撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/10 8:58
北海道随一の名峰
谷間に広がるお花
写真はチシマノキンバイソウと思われる
こんな感じも北アルプスに似てますね
2009年08月10日 09:27撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 9:27
谷間に広がるお花
写真はチシマノキンバイソウと思われる
こんな感じも北アルプスに似てますね
伝説のフタマタタンポポ
2009年08月10日 10:12撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 10:12
伝説のフタマタタンポポ
伝説の希少種スガワラビランジ。
別名トカチビランジ。ニペソツ山のみに咲く伝説のナデシコ科マンテマ属。
2009年08月10日 10:14撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 10:14
伝説の希少種スガワラビランジ。
別名トカチビランジ。ニペソツ山のみに咲く伝説のナデシコ科マンテマ属。
ニペソツ山山頂
2013m
向こうに糠平湖が見える
2009年08月10日 10:21撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 10:21
ニペソツ山山頂
2013m
向こうに糠平湖が見える
下山風景も良い感じ
前天狗まで登り返しもあるが、雰囲気の良い登山道が続く
中央右に見えているのはおっぱい山
2009年08月10日 10:29撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 10:29
下山風景も良い感じ
前天狗まで登り返しもあるが、雰囲気の良い登山道が続く
中央右に見えているのはおっぱい山
正面の山を右の尾根に下って下山
2009年08月10日 11:33撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 11:33
正面の山を右の尾根に下って下山
登山口へ下山
行く時は気が付かなかったが、簡易トイレが設置されていました
2009年08月10日 13:03撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 13:03
登山口へ下山
行く時は気が付かなかったが、簡易トイレが設置されていました
下山後は昨夜も入った糠平温泉は湯元館へ
混浴露天風呂は無情にも貸切りだった(゜゜)
川沿いに作られているので雰囲気は良い

外来入浴は500円、貴重品はフロントへ預ける
トイレはポッチャントイレですが、ウォッシュレットが付いていた
2009年08月10日 14:09撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/10 14:09
下山後は昨夜も入った糠平温泉は湯元館へ
混浴露天風呂は無情にも貸切りだった(゜゜)
川沿いに作られているので雰囲気は良い

外来入浴は500円、貴重品はフロントへ預ける
トイレはポッチャントイレですが、ウォッシュレットが付いていた
天馬街道
通称トウショウボーイロード、通ってみたかったんだ(゜゜)

温泉入浴後は帯広から日高山脈を抜け、競走馬の聖地へ(宿泊は静内のキャンプ場)
2009年08月10日 17:09撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
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8/10 17:09
天馬街道
通称トウショウボーイロード、通ってみたかったんだ(゜゜)

温泉入浴後は帯広から日高山脈を抜け、競走馬の聖地へ(宿泊は静内のキャンプ場)
おまけ
岩間温泉
前日に入浴
ちなみに脇を流れる音更川でのうおつり(毛バリ)もしていますが釣れなかった
2009年08月09日 13:50撮影 by  NIKON D70, NIKON CORPORATION
8/9 13:50
おまけ
岩間温泉
前日に入浴
ちなみに脇を流れる音更川でのうおつり(毛バリ)もしていますが釣れなかった
撮影機器:

感想

実はこのニペソツ山とやらは、その存在や名前すらも知らない山だったのですが、前々日の宿泊地の屈斜路湖和琴半島でご一緒した方が北海道のほとんどの山に登った事があると言う方で、『君には北海道随一の名峰ニペソツ山を薦めるよ!ぜひ登って欲しい!』とのアドバイスから登ってみる事になりました。

三角柱の名峰はカッコ良く、アルペンムードを漂わせた登山道は雰囲気も良く、そして展望にも優れる。まるで北アルプスの稜線を歩いているかの様。
前天狗へ登り詰めて初めてニペソツ本峰と対峙する感動も素晴らしいモノがありました。
いつもの私なら前天狗からニペソツ山を眺めてそこで満足して帰るところですが、其処からの登り返しも見ているにも関わらず、ヘタレの私が必死こいて山頂まで登っている事からもお察しの通りの名峰。
私は見れませんでしたが、ナキウサギとやらも多く生息しているらしい。

思いがけず伝説の希少種も見れて大満足です。
ただ、事前情報はとても良い山としか知らず、花も良いとは知らなかったのでマクロレンズや三脚を省いてしまったのが痛かったです。

この山を楽しむにあたっての理想は名湯岩間温泉を起点に登山でしょうか。
極上の温泉でまったりキャンプしつつ、イワナ(オショロコマ)を釣って焚き火で塩焼き。
私もそうしたかったのですが、何とぉ!前日の岩間温泉訪問時には酒を切らせており、仕方なく下界(片道50キロの上士幌まで)麦酒を買い出しに行った事もあって、前夜の宿泊はぬかびらキャンプ場だったのです。
酒の飲めないキャンプなどあり得ない(゜゜)

尚、このニペソツ山ハイキングは北海道滞在8日目の出来事であり、全行程は以下。
2日(日)自宅(23:45)〜
3日(月)新潟港(10:30)〜フェリー
4日(火)〜小樽(4:30)−層雲峡−黒岳−中岳−中岳温泉−間宮岳−北海岳−白雲キャンプ指定地
5日(水)白雲キャンプ指定地−小泉平−小泉岳−北海岳−黒岳−層雲峡−旭川−手塩−鏡沼海浜キャンプ場
6日(木)鏡沼海浜キャンプ場−サロベツ原野−ノシャップ岬−稚内−礼文島−金田ノ岬−スコトン岬−澄海岬−香深−民宿泊
7日(金)香深−桃岩−香深−礼文林道−香深−利尻島(寄航)−稚内−宗谷岬−宗谷ウインドファーム−クッチャロ湖キャンプ場
8日(土)クッチャロ湖−サロマ湖−網走−ウトロ−知床峠−羅臼湖−知床峠−ウトロ−神の子池−裏摩周−多和平−和琴半島
9日(日)和琴半島−砂湯−阿寒湖−オンネトー−足寄−糠平−岩間温泉−糠平キャンプ場
10日(月)糠平−ニペソツ山−糠平−帯広−天馬街道−浦河−ひだか−静内キャンプ場
11日(火)静内−新冠−洞爺湖−ニセコ−積丹半島−神威岬−小樽(車中泊)
12日(水)小樽(10:30)−フェリー〜
13日(木)〜新潟(6:00)−長野(8:30)




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コメント

でっかいど〜北海道!!
13Bさん、おはようございます。
懐かしいですね〜、南を除く北海道2周旅行から早26年?が立ちましたが、広さと懐の深さのある北海道は健在ですね。サロマ湖、静内、新冠、五色温泉・・・・どれも思い出の地ですね。
とても良い山と旅行と思い出を有難うヽ(^o^)丿
2013/8/31 8:38
コメントありがとうございます
kinta兄さん、おはようございます。
あれ、この昔の記録は人知れず昨夜アップしたのですが良くお気づきで。
今年は2013のニペソツyearとしても話題になっているようです。
北海道は良いですね、兄さんの北海道旅行はアプローチから冒険だったと伺っておりますよ〜
また行きたいです。
2013/9/1 8:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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