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Yamareco

記録ID: 3396289
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳

2001年10月06日(土) 〜 2001年10月07日(日)
 - 拍手
nabekuni その他1人
GPS
32:00
距離
21.9km
登り
2,159m
下り
2,153m

コースタイム

1日目
山行
6:45
休憩
3:05
合計
9:50
8:15
8:20
65
9:25
9:40
65
1850m
10:45
11:00
40
2300m
11:40
12:00
45
12:45
13:05
20
2685m
13:25
13:40
65
14:45
15:50
15
16:05
16:35
15
2日目
山行
4:40
休憩
0:50
合計
5:30
6:10
60
7:10
7:25
30
7:55
8:05
10
杓子平上部
8:15
8:20
55
9:15
9:25
70
2050m
10:35
10:45
55
11:40
新穂高温泉無料駐車場
天候 10/6:晴れ、7:晴れ
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高温泉に駐車。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし
その他周辺情報 新穂高の湯

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 行動食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ
共同装備
ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具

感想

10月5日 晴れ
 君津2340-マイカー-0530新穂高温泉

 2130頃帰り、風呂に入って山行の準備をした。小屋泊まりなので荷物は少ない。そう言えば久々の小屋泊まり山行だ。 同行の桂君は山小屋初体験だ。
 桂君の仕事が長引き、2340に我が家を出発した。アクアラインを通って首都高へ。首都高は少しだけ渋滞したが、中央道の渋滞は意外にも無かった。3連休なのに。
 松本ICを出て最初のコンビニで行動食と朝食を調達したが、ここがすごい混雑で、先行きに不安がよぎる。松本からは渋滞にはならないもののかなり混雑していた。しかし沢渡を過ぎると急に車が少なくなった。大半の車は上高地を目指しているようだ。
 安房トンネルを初めて通過、槍を見ながら新穂高温泉を目指す。
 0530新穂高温泉到着。バス停の先、橋を渡った所の村営駐車場は有料で\100/Hと非常に高いので500mほど川下の深山荘のそばにある、 村営第2、第3駐車場に駐車した。ここは 100台以上のスペースがあるが、ほぼ満車だった。もう夜が明けているが、30分仮眠することにした。

10月6日 晴れ
 村営駐車場0700(1:15)0815笠新道入口0820(1:05)0925 1,850m地点0940(1:05)1045 2,300m地点1100(40)1140杓子平1200(45)1245 2,685m地点1305(20)1325稜線1340(1:05)1445笠ヶ岳山荘1550(15)1605笠ヶ岳1635(15)1650笠ヶ岳山荘
 (計6:45)

 0615起床。目を覚まし、朝食、身支度、ストレッチをして0700駐車場を出発。天気はピーカンだ。
 新穂高のバス停には無料の温泉がある。バス停そばの広場で観光客に記念撮影のシャッターを押してもらい、出発。
 最初は蒲田川の左岸の緩やかな林道を行く。約1時間で笠新道への入口についた。ここには水場があり、量は少ないが、 冷たい水が出ていた。
 笠新道はかなりの急登だが、槍穂高が目の前に見えて美しい。紅葉もとても綺麗だ。
 朝からずっと良い天気だったが、杓子平に着く頃にはガスッてしまった。杓子平では霜柱を見つけた。やはりもう秋なのだ。
 ガスの中をひたすら上り詰めてようやく稜線に出た。稜線の西側は晴れていた。稜線上はゆるやかな上り下りの繰り返しだ。途中に抜戸岩という大岩があり、その間を登山道が通っている。
 笠ヶ岳のテント場は小屋よりずっと下にあり、小屋まで約5分の登りで、トイレや水の便がかなり悪い。小屋泊まりで良かった。
 1445笠ヶ岳山荘に到着。小屋の前のテラスからは真っ正面に槍穂高のパノラマが広がり、こんなにロケーションの良い小屋は初めてだ。
 一休みしてからチェックイン。一泊二食付きで\8,500。小屋は非常に綺麗で明るい。土間のテーブルではコンロも使え、自炊をする人達もいた。部屋は2階の東向きの6畳間で定員の12名と相部屋だ。
 部屋を確認して、直ぐにテラスに出てビールで乾杯。実に贅沢な景色を見ながらのビールはひときわ旨かった。 ビールとコーヒーブレイクの後、山頂へ。
 約15分で2,897mの山頂に到着。今年5ヶ目、通算57ヶ目の百名山登頂だ。山頂は結構広く、大勢の登山者がいた。山頂からは文字通りの360度の大パノラマだ。北の立山・裏銀座から始まり槍・穂高、焼岳、乗鞍岳、御嶽山、富士山、南アルプス、さらには白山までが見渡せた。 実に素晴らしい、贅沢な眺めだ。いつまでもいたい気分だった。
 1700から夕食。食堂は座敷に座って食べる珍しいスタイルだった。食堂には約50人。3回に分けて食べたので、全部で約150名が泊まっていることになる。定員の 1.5倍だ。夕食のメニューはフライ、サラダ、漬け物などおかずの種類が多く、なかなか豪華だった。
 今朝はほとんど仮眠していないので、夕食後1900頃には就寝体勢に入った。しかし隣りの人の鼾がものすごくなかなか眠れなかった。

10月7日 晴れ
 笠ヶ岳山荘0610(1:00)0710稜線分岐0725(30)0755杓子平上部0805(10)0815杓子平0820(55)0915 2,050m地点0925(1:10)1035笠新道入口1045(55)1140新穂高温泉 (計4:40)

 鼾に悩まされたが、いつの間にか寝てしまったようだ。0300頃トイレに行くと隣りにいた鼾のおじさんは廊下に寝ていた。そのお陰で眠れたようだ。窓から外を見ると20人位の人達が出発の準備をしていた。こんなに早立ちしていったいどこに行くのだろうか?
 0500起床。0530からの食事は実際0520から始まった。食後コーヒーを飲んで、身支度をした。
 0710出発。往路をそのまま引き返す。登山道には巨大な霜柱があちこちにあり、夜の寒さを窺わせる。杓子平は昨日はガスっていたが、 今日は稜線や笠ヶ岳がクッキリ見える。
 途中大勢の登山者が登ってきた。今日も登山日よりだ。
 1035笠新道入口に到着。一気に1,500mを下ったのでかなり足にきてしまった。
 1140新穂高温泉到着。売店でビールを買い、きのう食べ損なったおでんを暖めて、ビールとおでんで無事の下山を祝った。
 駐車場から2kmほど下った橋のたもとに露天風呂の「新穂高の湯」があった。無人の風呂で大きな露天風呂で、混浴だった。 しかも橋の上から丸見えで、若い女性には入りずらいだろう。脱衣場は狭く、床も濡れていたので、外で衣類を脱いだ。 洗い場はないので湯に浸かるだけの温泉だ。でも約15人の人で賑わっていた。女性は近くまで来て、もろ見えの混浴と知るとたいてい帰っていった。料金は料金箱に寸志をいれるシステムで、一人\100を入れた。
 風呂を出て一路松本へ。少し混んだが、なんとか松本市内へ。馬刺と桜鍋を食べるため、駅前の米屋を目指したが、夕方の営業開始にはまだ時間があったので、女鳥羽そばでそばを食べることにした。が、ここにも馬刺があったので、馬刺でビールを飲んだ。 そばも旨かった。
 帰り道は渋滞25kmとかなり混雑したが、2230には我が家に到着した。
 久々の小屋泊まり山行だったが、抜群のロケーションと天気に恵まれ、近年まれに見る充実した山行だった。

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2/5
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4/5
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
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5/5
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