笠ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,159m
- 下り
- 2,153m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 9:50
天候 | 10/6:晴れ、7:晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | 新穂高の湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
|
感想
10月5日 晴れ
君津2340-マイカー-0530新穂高温泉
2130頃帰り、風呂に入って山行の準備をした。小屋泊まりなので荷物は少ない。そう言えば久々の小屋泊まり山行だ。 同行の桂君は山小屋初体験だ。
桂君の仕事が長引き、2340に我が家を出発した。アクアラインを通って首都高へ。首都高は少しだけ渋滞したが、中央道の渋滞は意外にも無かった。3連休なのに。
松本ICを出て最初のコンビニで行動食と朝食を調達したが、ここがすごい混雑で、先行きに不安がよぎる。松本からは渋滞にはならないもののかなり混雑していた。しかし沢渡を過ぎると急に車が少なくなった。大半の車は上高地を目指しているようだ。
安房トンネルを初めて通過、槍を見ながら新穂高温泉を目指す。
0530新穂高温泉到着。バス停の先、橋を渡った所の村営駐車場は有料で\100/Hと非常に高いので500mほど川下の深山荘のそばにある、 村営第2、第3駐車場に駐車した。ここは 100台以上のスペースがあるが、ほぼ満車だった。もう夜が明けているが、30分仮眠することにした。
10月6日 晴れ
村営駐車場0700(1:15)0815笠新道入口0820(1:05)0925 1,850m地点0940(1:05)1045 2,300m地点1100(40)1140杓子平1200(45)1245 2,685m地点1305(20)1325稜線1340(1:05)1445笠ヶ岳山荘1550(15)1605笠ヶ岳1635(15)1650笠ヶ岳山荘
(計6:45)
0615起床。目を覚まし、朝食、身支度、ストレッチをして0700駐車場を出発。天気はピーカンだ。
新穂高のバス停には無料の温泉がある。バス停そばの広場で観光客に記念撮影のシャッターを押してもらい、出発。
最初は蒲田川の左岸の緩やかな林道を行く。約1時間で笠新道への入口についた。ここには水場があり、量は少ないが、 冷たい水が出ていた。
笠新道はかなりの急登だが、槍穂高が目の前に見えて美しい。紅葉もとても綺麗だ。
朝からずっと良い天気だったが、杓子平に着く頃にはガスッてしまった。杓子平では霜柱を見つけた。やはりもう秋なのだ。
ガスの中をひたすら上り詰めてようやく稜線に出た。稜線の西側は晴れていた。稜線上はゆるやかな上り下りの繰り返しだ。途中に抜戸岩という大岩があり、その間を登山道が通っている。
笠ヶ岳のテント場は小屋よりずっと下にあり、小屋まで約5分の登りで、トイレや水の便がかなり悪い。小屋泊まりで良かった。
1445笠ヶ岳山荘に到着。小屋の前のテラスからは真っ正面に槍穂高のパノラマが広がり、こんなにロケーションの良い小屋は初めてだ。
一休みしてからチェックイン。一泊二食付きで\8,500。小屋は非常に綺麗で明るい。土間のテーブルではコンロも使え、自炊をする人達もいた。部屋は2階の東向きの6畳間で定員の12名と相部屋だ。
部屋を確認して、直ぐにテラスに出てビールで乾杯。実に贅沢な景色を見ながらのビールはひときわ旨かった。 ビールとコーヒーブレイクの後、山頂へ。
約15分で2,897mの山頂に到着。今年5ヶ目、通算57ヶ目の百名山登頂だ。山頂は結構広く、大勢の登山者がいた。山頂からは文字通りの360度の大パノラマだ。北の立山・裏銀座から始まり槍・穂高、焼岳、乗鞍岳、御嶽山、富士山、南アルプス、さらには白山までが見渡せた。 実に素晴らしい、贅沢な眺めだ。いつまでもいたい気分だった。
1700から夕食。食堂は座敷に座って食べる珍しいスタイルだった。食堂には約50人。3回に分けて食べたので、全部で約150名が泊まっていることになる。定員の 1.5倍だ。夕食のメニューはフライ、サラダ、漬け物などおかずの種類が多く、なかなか豪華だった。
今朝はほとんど仮眠していないので、夕食後1900頃には就寝体勢に入った。しかし隣りの人の鼾がものすごくなかなか眠れなかった。
10月7日 晴れ
笠ヶ岳山荘0610(1:00)0710稜線分岐0725(30)0755杓子平上部0805(10)0815杓子平0820(55)0915 2,050m地点0925(1:10)1035笠新道入口1045(55)1140新穂高温泉 (計4:40)
鼾に悩まされたが、いつの間にか寝てしまったようだ。0300頃トイレに行くと隣りにいた鼾のおじさんは廊下に寝ていた。そのお陰で眠れたようだ。窓から外を見ると20人位の人達が出発の準備をしていた。こんなに早立ちしていったいどこに行くのだろうか?
0500起床。0530からの食事は実際0520から始まった。食後コーヒーを飲んで、身支度をした。
0710出発。往路をそのまま引き返す。登山道には巨大な霜柱があちこちにあり、夜の寒さを窺わせる。杓子平は昨日はガスっていたが、 今日は稜線や笠ヶ岳がクッキリ見える。
途中大勢の登山者が登ってきた。今日も登山日よりだ。
1035笠新道入口に到着。一気に1,500mを下ったのでかなり足にきてしまった。
1140新穂高温泉到着。売店でビールを買い、きのう食べ損なったおでんを暖めて、ビールとおでんで無事の下山を祝った。
駐車場から2kmほど下った橋のたもとに露天風呂の「新穂高の湯」があった。無人の風呂で大きな露天風呂で、混浴だった。 しかも橋の上から丸見えで、若い女性には入りずらいだろう。脱衣場は狭く、床も濡れていたので、外で衣類を脱いだ。 洗い場はないので湯に浸かるだけの温泉だ。でも約15人の人で賑わっていた。女性は近くまで来て、もろ見えの混浴と知るとたいてい帰っていった。料金は料金箱に寸志をいれるシステムで、一人\100を入れた。
風呂を出て一路松本へ。少し混んだが、なんとか松本市内へ。馬刺と桜鍋を食べるため、駅前の米屋を目指したが、夕方の営業開始にはまだ時間があったので、女鳥羽そばでそばを食べることにした。が、ここにも馬刺があったので、馬刺でビールを飲んだ。 そばも旨かった。
帰り道は渋滞25kmとかなり混雑したが、2230には我が家に到着した。
久々の小屋泊まり山行だったが、抜群のロケーションと天気に恵まれ、近年まれに見る充実した山行だった。
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