【天の気その19】大河原峠から蓼科山

2021年07月30日(金) [日帰り]

• GPS: 04:15
• 距離: 6.5km
• 登り: 506m
• 下り: 505m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:36
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:16

5:46 大河原峠
6:51 6:51 佐久市最高地点
7:01 7:01 赤谷の分岐
7:09 7:15 将軍平
7:47 7:47 蓼科山頂ヒュッテ
7:50 7:54 蓼科山
7:55 7:57 蓼科神社奥宮
8:00 8:00 蓼科山展望盤
8:04 8:16 蓼科山
8:45 8:47 蓼科山荘
8:56 8:56 赤谷の分岐
9:04 9:04 佐久市最高地点
9:19 9:33 H2310
10:02 大河原峠

天候

曇時々青空

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大河原峠の駐車場を利用　公衆トイレあります

コース状況／危険箇所等

大河原峠から将軍平は一部川のような登山道になってます。歩行はそれほど難儀しません。将軍平から山頂の岩ゴロの急登はストックをしまいメットを装着して登山を楽しんでください。

その他周辺情報

蓼科スカイラインは走りやすい林道ですが峠に近い場所では鹿の親子が頻出しています。早朝は慎重に走行してください。いきなり飛び出します。
大河原峠から白樺湖への道は一部工事中です。

写真

大河原峠付近の林道にはシカが群れで頻出しています
これはカメラに興味津々の小鹿です

峠から白樺湖方面は工事個所があります

2000m超の車道の峠は日本に5つあるらしい
いずれも長野県
その一つから登山開始です

早朝の峠から上信越方面を展望します

雲海と朝日のコントラストが綺麗でした

朝もやの浅間山も幻想的です

さて前置きはこの辺にしてアダモの脇から

登山道に入ります

朝日に輝くヒュッテの脇を進むと

出ました川の道
このところ毎日雷雨が続いています

ざっくりえぐれた登山道に難儀しながら

笹付きの斜面を上がります

苔の森はやや急登ですが息が上がる程ではありません

縞枯の森が現れるころにはほぼ平坦な道が続きます

佐久市の最高点と記された場所を過ぎ

倒木の道をなだらかに下ります

上空には青空が広がり山頂も見え始めました

しばらく木道を進むと

赤谷の分岐です
このルートは未踏ですが利用する人はいるのでしょうか

分岐から少し進むと山頂がはっきり見え始め

岩ゴロの急登や山頂のヒュッテもよく見えました

そして蓼科山荘に到着です

下界の影響かわかりませんがひっそりと静まり返っていました

少し休んだら急登に取り掛かります

あっという間に高度を上げ
振りむけば山荘が遙かに眼下です

山頂までもう少しですよのペンキをマークを過ぎると

山頂ヒュッテが顔を出し

心のふるさとに無事到着です

ヒュッテから山頂まではほんのひと登りで

道標のある頂上に到着です

山頂はだだっ広い岩ゴロで

不気味な感じさえします

奥宮を参拝した後は

方位盤のある展望地に転進です

残念ながら雲が多く遠望はできませんでしたが

八ヶ岳が少しだけ顔を出してくれました

連峰を包む夏の雲がもくもくと湧き上がって

まるで綿あめのようでした

夏の日差しと心地よい涼風に癒され

お隣の北横岳が少しだけ見え始めたころ

選点作業を終え

山頂を後にします

ヒュッテでのんびりと過ごしたい気持ちを断ち切り

再訪を楽しみに

下山開始です

岩ゴロの急登を一気に下り

あっという間に

蓼科山荘にたどり着きました

後は今朝来た道をひたすら戻ります

森を抜け

川を歩き

天を仰ぎながら

今シーズン初のアサギマダラにも出会い

苔の森を下り切れば

大河原峠に到着です

装備

個人装備

腕時計 携帯電話 現金 健康保険証 計画書 地図 筆記具 GPSロガー デジカメ ヘッドライト 予備バッテリー サングラス ナイフ ライター EMGシート ホイッスル 鈴 レジ袋 山岳保険証の写し 着替え 行動食 テルモス カッパ 上着 帽子 手袋 手ぬぐい メインザック ザックカバー 登山靴 スパッツ トレッキングポール 双眼鏡 虫除け 無線従事者免許証 無線局免許状 携帯トイレ マスク アルコール消毒液 First Aid Kit 無線機

感想

sanga1993

連休の喧騒を避けた前週から久しぶりに八ヶ岳に戻ってきました。大河原峠からの登山は10年ぶりですが、その景色は何一つ変わっていませんでした。里山とは違い朝から寒いくらいに涼しく登山にはちょうどよいコンディションでした。そのせいもあり足取りも軽く、登山者の方もまばらで程よく静かな山行を楽しむことができました。八ヶ岳特有の苔むした森と縞枯れや岩ゴロの登山道など、いつきても自然のすばらしさが満載のいい山です。いつかは山頂ヒュッテに宿泊して早朝の絶景を拝んでみたいと改めて思いました。