清津川本流 赤湯下流ゴルジュ遡行


- GPS
- 03:44
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 705m
- 下り
- 700m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・センノ沢からなら、5m滝を右岸から巻いて、スラブ状の滝をクライムダウンすれば、ロープを使わずに入渓できる。 ・棒沢までの狭いゴルジュは「オビの御前」と呼ぶらしい(鈴野,1979「渓流釣場事典」)。流れは強いが平水なら浅いので歩ける。 ・釜段の滝は豪壮で、下段は頑張れば登れそうだが上段はハングしており登れなさそうである。 ・棒沢出合から暫くはゴルジュが続き、激流を左岸から巻く場所(IV程度)、流木のおかげで突破が楽になった場所、流れが強く徒渉が難しい場所等が出てくる。 ・1.5m斜瀑を越えると徐々に平凡になるが、途中1か所泳いで突破するゴルジュがある(左から小さく巻けそう)。その先は、渡渉こそ水量が多く大変なものの、特に難所は無いまま赤湯温泉に至る。 ※水量により難易度が大きく変わる沢である。 |
その他周辺情報 | 他の記録は桃奈々さんの1件のみ。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1741367.html この記録で巻いている箇所は、流木により容易に突破できるようになっていた。 210820追記。以下の記録もあった。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-45972.html |
写真
装備
備考 | ・ラバーソールで行ったが問題なかった。フェルトソールでも良さそう。 |
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感想
【計画の経緯】
前日がオタキノ沢で結構大変そうだったので、足の調子がいまいちなこともあり、この日は軽そうで、昨年くらいから気になっていた赤湯下流ゴルジュとした。
【遡行】
車でセンノ沢まで入れたので、センノ沢を下っての入渓を試みることに。桃奈々さんの記録では出合に滝があるとのことで不安だったが、容易な巻きとクライムダウンで入渓できてほっとした。
入渓したところがちょうどゴルジュの始まりで、いきなり突破できるのか不安になるような激流だったが、水深は浅くて拍子抜け。
すぐに釜段の滝で、登れないか検討してみたが、無理そうで残念。
その先も立派なゴルジュが続き、徒渉はいちいち大変だが、これといった難所は少なく、どんどん進める。流木のおかげで容易だったゴルジュの先の渡渉では、K坂に一応お助け紐を出した。
綺麗な釜と怒涛の1.5m滝を越えると、割と平凡になって飽きてくる。しかし右からルンゼ状の小沢が入ったところでまた沢幅が狭まり、左を空身で泳いで突破したが、ここも本気で泳ぐほどではなかった。荷物と後続はお助け紐で。
以降は何もなくなり、油断して膝を岩に打って痛くて暫く休憩したくらいで、サゴイ沢出合となり終了。
【下山】
秘湯の山口館をちらっと見てから下山開始。250m近く高巻くので疲れた。とはいえ、いくら連続2日目の山行とはいえ、軽すぎたかなという印象。
【総評】
1日使う山行をやるには軽すぎるが、泊り装備を背負って通過したいようなゴルジュでもない。徒渉訓練の場にはちょうどいいが、アクセス路が通行止のため難がある。ゴルジュの景観は凄く、一見の価値があるが、位置づけの微妙な沢である。今回のように、半日山行をするにはちょうど良い。2級上。
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