記録ID: 45972
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沢登り
志賀・草津・四阿山・浅間
清津川本流ゴルジュ
2000年08月14日(月) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 375m
- 下り
- 374m
コースタイム
取水口(11:45)→釜段の滝(12:45)→赤湯温泉(15:30)
アクセス |
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感想
林道最初のゲート付近から入渓する。東京電力の取水口があり、白い河原が印象的だ。渓相も明るい。
大栃沢出合から両岸が立ってくるが、沢の中は河原が続く。突如2段(5m+10m)の砂防ダムが現れ、大水量に圧倒される。下段は右岸を登り、上段は左岸を高捲く。沢から這い上がるのに苦労する。
河原を少し歩くといよいよ両岸が狭まってゴルジュとなる。50mの淵が現れ、肩まで浸かって通過する。水流が強いのでこれより水量が多かったら中を泳いで突破することは不可能。
しばらく両岸立った地形の中に河原が続く。水流が強いため渡渉に苦労する。右岸から大きな支沢がそそぎ、2段の釜段の滝(上段7m+下段8m)が現れる。
両岸は80mの火砕岩の岩壁。岩質が深成岩に変わると再び狭いゴルジュ。多少の泳ぎを交え、へつって突破していく。そしてとうとう突破不可能なゴルジュが。
右岸の急な尾根状をザイル40m出して登る。途中木の枝で3カ所ハーケン1カ所支点を取る。尾根上から先を偵察。けもの道を辿り草付きのルンゼから下の河原に降り立つ。
続くゴルジュは右岸を空身でへつり、ザックを引っ張って抜ける。断続的にゴルジュが続くが、すべてへつって通過。2度目の屈曲を過ぎたあたりから沢はゴーロ状となり、夏道が通る金属製の橋が見えてきた。
赤湯はまさに秘境。露天風呂に浸かって満足。沢を少し詰めすぎると婦人用の露天風呂に出るので注意。
スケールの大きな渓谷登攀の片鱗を味わうことができた。渓相も美しい。
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