チロロ林道から幌尻岳


- GPS
- 11:46
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,431m
- 下り
- 2,424m
コースタイム
- 山行
- 10:53
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 11:45
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス | 最後は砂利道続く。パンク注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道はアブだらけ。(天気にもよるだろうが) |
写真
感想
北海道遠征3日目。
これで日本百名山完登となる記念すべき山だった。しかし登山中も登山後も大変な一日だった。
最初の林道歩きはアブとの戦いだった.ふくらはぎを見るとアブが常に3,4匹ひっついている。それを帽子で叩き落としながら歩く。これが結構疲れる。腕の方もたまに噛みに来るのでたまらなかった。結局下山後には7,8箇所かまれていた。沢から離れるといなくなりほっとするが、そこからは泥の多い歩きにくい急登が続く。
やっと稜腺に出ると、頂上らしき物が見えたが頂上ではなく戸蔦別岳だった。頂上までは、まだまだどころではなかった。しかもアップダウンだらけ。只、景色は抜群。緑がとてもキレイだ。たくさんのピークを一つ一つ登るしかない。
最後は、頂上らしきものが出てくるものの、まだまだだった。頂上の手前で道を譲ってくれた人が大阪弁だったので、尋ねてみると大阪の富田林からだった。自分も大阪だと言うと、百名山でも目指してるのかと聞かれたので、今日で100名山終了ですと言ったら拍手してくださり、少し立ち話しを。
その後、頂上へ着くが特別に頂上だからと言って何か特別なものは無かった。雲はかかっていなかったが、周りに雲が多いし、見える山は結構、高い山が多いものの知らない山ばかりで、いまいち感激は弱かった。それよりも、長いが稜線歩きの方が楽しかった。きつかったが。
七つ沼への下山口で食事をしていると、下の七つ沼に熊が3匹見えた。草を食べているようだった。その後、戸蔦別岳への登りを終え、七つ沼を見ると小熊がじゃれあっていたが森の中に消えていった。その後、2,3分して母熊?が同じ所に入っていた。住処があるのだろうな。
そこからも長かったが無事下山して、ほっとして砂利道を行く。そして舗装道路に変わり、暫く走ったとき車が急に左に傾いた。パンクだった。
幸い、携帯の電波が繋がり、レンタカー会社に電話すると、免責に入ってないので、そちらで対処してほしいと言うことだった。砂利道で穴が大きく修理不可能だったら新しくタイヤを買わなければならないが、古いスノータイヤを履いているので、どうすべきかと尋ねると、中古タイヤで似たようなスノータイヤを探してほしいと言う。何という事だ。
仕方なく、JAFに電話すると、1時間くらいで行けるが、砂利道でのパンクなので修理不可能の可能性が高く、今の時間ではガソリンスタンドや修理工場もしまっているので、道の駅がどこかにレッカーで運び、翌朝、再びレッカーで修理工場に運ぶ事になる。自分はJAFの会員ではないのでレッカー代だけでも2万くらいだったか?2回分かかるような事を言われた。
東京海上の任意保険に入っているのでロードサービスと言うのがあり、そこからJAFを呼んで貰えるので電話すると、ただ今、電話が混雑しており、お待ちくださいと電話が繋がらない。アナウンスで領収書があれば後日、補償しますということだったので、一安心して電話を切った。待つこと3,40分、JAF到着。見てもらったら穴は小さいのでここで直せますという事だった。ほっとした。
あくる日、アポイ岳へ登ろうと車を走らせ2時間くらいたつと、タイヤ修理工場の前を通った。心配だったので降りてタイヤを見ると空気が少し減っている。タイヤ修理工場で見てもらうと、釘が刺さっており、そのまま修理しているので空気がかすかに漏れていると言われた。もちろん中から直してもらった。もしそのまま走っていて、携帯の繋がらない所で空気が無くなれば、又は、バーストしていたら。考えただけでもぞっとする事だった。
とにかく、大変な一日だった。最近の車はスペアタイヤのない車が多い。山に登る人はスペアタイヤを積んでおくべきだ。自分の車には2年前から積むようにしている。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する