[苔とキノコ] 丸山〜高見石〜白駒池

2013年09月07日(土) [日帰り]

• GPS: 04:03
• 距離: 5.1km
• 登り: 299m
• 下り: 291m

コースタイム

8:20麦草峠-9:10丸山-9:30高見石-10:40白駒池-11:30麦草峠

天候

晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

諏訪IC - 麦草峠 車 40分
麦草峠 - 諏訪IC 車 40分
（麦草峠の無料Pは8:00で8割程埋まっていました)

コース状況／危険箇所等

指導標が多く、迷うことはありません。
苔が特徴的なコースということで、ぬかるんだ場所も多いですが、坂道でぬかるみのある場所には木が通してあるなど、しっかり整備されていて歩きやすいです。

【駐車場について】
麦草峠には2つ駐車場があります。
西側は小さいですが無料です。
東側は広いですが有料です。(東側Pは白駒池に近く一般観光客向けのようです)
どちらもトイレがありますが、東側Pはトイレも有料でした。
山では有料トイレが多いですが、駐車場脇のトイレまで有料なのは珍しい気がします。
今回は、8時に到着した時点で西側Pに10台分程の空きがありました。もちろん西側Pを利用しました。

写真

9/7 8:16

麦草峠の西側駐車場から出発。5分程歩くと登山口に着きます。麦草ヒュッテにはバスも出ています。縦走する時にはスタートに戻るために使えそうです。

9/7 8:17

今回は白駒池のループコースですが、反時計回りで歩くためまずは丸山に向かいます。この時点では晴れていましたが、スタートが既に標高2100mのため、程よく涼しく快適でした。

9/7 8:28

このコースは苔が特徴的で、苔の森という愛称やコケ丸というイメージキャラクタまでいます。ですが、コケの写真は山ほどあるので、あえてキノコを撮影。

9/7 8:29

山は前日までの雨でとても瑞々しく、かといって蒸し暑くもなく風も程よくあり快適です。朝露に濡れるコケに埋まるキノコ。

9/7 9:03

木キノコもあり。何かケーキを焼いたような色あいで、とても美味しそう。

9/7 9:11

丸山に到着です。丸山神社という小さい祠もありました。とりあえず安全登山を祈願。山頂には木々が多く、眺望はありませんでした。

9/7 9:27

次に高見石を目指します。こちらは山頂からたくさんの岩が突き出した場所のため、眺望がよい筈です。

9/7 9:42

高見石に到着。岩を登ると360°の眺望です。最終目的地の白駒池も見えました。残念ながら、雲が増えてきて、南八ヶ岳の方角の山々までは見えず。

9/7 10:29

苔の森というエリアですが、高見石の周辺は高見の森という名前もついているようです。看板左がイメージキャラクタのコケ丸。ゆるキャラの一種なのでしょうか。

9/7 10:40

白駒池に到着。ここで指導標のニュウが"乳"という漢字で書いてあることを発見。由来は何でしょうか？ なお、〜山/岳/嶺といった接尾辞も無く単体でニュウ。なかなか興味の出る名前です。

9/7 10:41

白駒池。レンタルボートがあり池を散策することができます。冬は凍ってスケートもできるようです。なお、本州で最も早く氷結する池のようです。

9/7 10:41

池の畔には白駒荘があります。中には洒落たレストランもあり山小屋という雰囲気はあまりありません。駐車場が近いためか、一般の観光客も多かったです。
ここで予想より少し早く小雨が降り始めました。なので、昼食はお預けにして帰路のコースへ。

9/7 11:08

白駒池そばの有料Pは100m先と近いですが、麦草峠の無料Pも1.1kmと近いです。今回は雨予報で行動時間が短くても山と池が見られるコースで、なかなか楽しめました!

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX30V SONY

感想

11044

今週末は南アルプスでの小屋泊登山を予定していましたが、残念ながら天気予報は芳しくない模様。
土曜日は小雨で濃霧がありそうな上、日曜日の天候はさらに厳しく3000m超えた稜線は雨と強風でかなり寒そうです。
ということで南アルプスのプランは中止して、日帰りの八ヶ岳に変更し、苔の森という名前が付いた白駒池周辺の散策に行きました。
池にはボートが出ていて観光地っぽくなっており、高山の池という感じは残念ながらありませんでしたが、登山コースは見晴らしの良い場所があり、また朝露のため苔がとても生き生きしており、気温も涼しくなかなか気分爽快でした。
最後は雨が降ってきてしまいましたが、非常時のエスケープもし易く、今日のようなコンディションでも楽しめる良いコースと思います。

ところで今回のコース、短いながらも何故か帽子が3箇所で落ちていました。
気づかない筈はないと思うのですが、帽子を落とすのが流行っているのでしょうか…。