九階の滝 桃洞滝
- GPS
- 08:50
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 343m
- 下り
- 357m
コースタイム
先発隊 後発隊
10:35 野生鳥獣センター 11:05
11:25 展望台枝沢 12:25
11:55 展望台 13:30
12:40 九階ノ滝落ち口
13:30 九階の滝出発
14:25 展望地にて合流
14:50 枝沢出会い
15:56 野生鳥獣センター着
9/8
先発隊 後発隊
07:05 野生鳥獣センター 07:30
07:35 赤水・桃洞分岐
08:07 桃洞滝 08:15
08:37 中ノ滝
08:43 男滝
09:05 中ノ滝 後発隊と合流
09:45 桃洞滝
10:15 赤水・桃洞分岐
10:54 野生鳥獣センター着
天候 | 9月7日 くもり 夕方から雨 9月8日 朝方まで強い雨、午前くもり |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥獣保護センター 大変きれいな施設 やさしい職員 親子ふれあいキャンプ場 無料 予約必要 シャワーは故障中のようだが他はとてもきれい 杣温泉 400円 露天は混浴 いい温泉でした |
写真
装備
個人装備 |
フェルト地下足袋 1
スパッツ 1
ハーネス 1
カラビナ・エイトカン 1
ヘルメット 1
カッパ上下 1
コンパス・地図・時計 1
ヘッドライト 1
非常食 1
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感想
2009年に行った桃洞沢に再訪。前回は日差しが強く、水がなまぬるく長時間のナメ床に参ってしまった記憶がある。今回は9月だし、体力もついて楽しい復習山行の予定だった。
9月7日準備が整った5人が九階の滝に出発。滝の真下まで行ってあわよくば登ってやるぞと気合の入りすぎた先頭がうぬうぬと進む姿が目に浮かぶ。運よく後発隊になったので、自分たちで九階の滝展望台へ行くチャンスに恵まれた。
赤水沢に入渓してすぐ、穴の多さ、深さに気を使いながら慎重に歩く。
標高そろそろかなAさんのつぶやきに左岸を注意すると、赤ペンキのついた枝が見つかる。しかも複数。Iさんもこの枝の写真の記憶あるといい。そしてまわりをぐるっと見渡して決定。第1関門なんなく通過。
小沢を少し登って急なので右岸の土部分を立派なロープにつかまりながら登っていくと、沢が右奥に離れていく、あれ〜離れすぎだよ。と思いつつも足跡をたどって尾根に登ってしまった。
こんな時は、お腹に物を入れて、地図を見る。まトラバースすればいいんだ。しかし藪である。藪の密度はかわいいものだったが、なんでいつも藪に入り込んでしまうのだろう。トラバースに苦労しながら、「GPS持ってる?」「はい、出しますか」「いいえ、確認しただけ」の会話をして突き進む。地形が変わってもう少しで750のコルかなというあたりで、もう一度上に登って山の向こう側を確認、地図にコンパスあててコルを目指す。出ました沢から直接登ってきたりっぱな道。やった〜。こんなことで大喜びでいいのか。
隣の沢への降り口の750コルには、太いロープが下がっていました。先発隊を追って下りてみます?と確認したら、3人の気持ちは一緒だったようでここで十分の結論に達しました。目的地だった展望台まで進んで写真とったり休憩したり、一服したり。すると予想より早く下で笛が聞こえてきた。叫び返してコルに戻る。
下から戻ってきた5人は沢やさんだけはめちゃくちゃはしゃいで他は疲れていた登り返しが大変だったようだ。下りていって邪魔しなくてよかったな。
下山は正規ルートの沢を懸垂下降でおりて赤水沢に出ると雨が降ってきた。結構な雨で明日が思いやられる。
親子キャンプ場にお世話になる。
9月8日夜通しの雨は、今日はそうそうに帰るぞと考える。しかし6時からすっかり晴れた。後始末して、遊歩道で桃洞滝見物に行くことにする。しかし、装備はつけるし、ロープもかかえているのを目撃して、桃洞滝は登るぞと考える。
遊歩道を歩くのはもったいないので、すぐ入渓。番茶色だが澄んでいる。底はきれいな砂。泳ぐように楽しみながら進むが足がつかないところも。
桃洞滝が見える前に左手に大きな滝、記憶にないな。そしてすぐ右に個性的な桃洞滝。水量多くて真っ白。ためらわず左岸の切り込みを登る。次は中の滝。あっさり登る。「周回もできたね」と確認しあうが、周回することにしていないので、男滝で戻ることにする。男滝も水量が多く、右岸の切り込みは水の中。水浴びの決心つかないので、登らず写真で終了。
下山開始、後続の2人も一緒になって、中の滝と桃洞滝はロープで下りる。
今年の沢はこれで終わりかな。なんか沢登り(沢歩き)また楽しくなってきたので、来年もまたよろしくお願いいたします。
1日目
11時鳥獣センターへ集合予定で車を走らせるが、出発前の家事情でドタバタ・・・
なんとか“安全な”速度で車をとばして15分前に到着。
そこで待っていてくれたのはO澤さんとA野さんの2名。
先発隊の5名は九階ノ滝の取り付きまで進むとの事で既に出発したらしい。
私も準備を済ませいざ出発!一日目の目標は九階ノ滝展望地。
『たがじょ』の山行に参加するのは6月以来。やっぱりペースが速いと実感する。
赤水・桃洞分岐を赤水沢へ進み程なくして入渓。
今年2度目の沢の感覚に若干緊張気味の私(笑)
まぁ沢といってもずーーーーっとナメなので、足元は安定していて歩きやすかった。
ここで1つ反省・・・・・
準備の段階で慌ててしまった事を言い訳にはしたくないが、大事な大事な地形図とコンパスを忘れてしまった。地形図はO澤さんから借り、コンパスはプロトレックで代用できたのだが、やはりこの2点は絶対に忘れてはならない物であったなと深く反省。
さて本題に戻って・・・
赤水沢から九階ノ滝展望地への分岐は前日までに他の方の記録を参考にしていたので問題なく見つけることが出来た。
問題はそこから先・・・沢筋を登らなければならないのだが、どうしても登りやすい方へと進んでしまい隣の尾根筋へ・・・
ココは慌てず騒がずで一息ついて地図を確認。
トラバースして目的のコルへ向かうか、一旦尾根を登りコルへ降りるかを検討する。
私の中では僅かながらの不安感があったが、自分の地図読みの方向とO澤さんA野さんの意見が一致して一安心する。
あとはコンパスの方向を確認しながら進むのみ。
2度だけ「GPS持ってる?」の問いかけがあった時には、ログ用で持っているのも悪くはないんだなと思った。
本来のルートに出たのは2度目の“GPS”確認の問いかけの直後(笑)
ごくごく普通の登山道がすごく快適なバイパスに感じたのはこれで何度目だろう。
あとは展望地でゆっくりと観光(笑)したのち先発隊と合流し無事一日目の行程を終了した。
2日目
キャンプ場では前夜からずっと雨。
早朝3:30に目覚めた時も結構強めに雨が降っていたので、中止になるのかもしれないなと思った。
とりあえず朝食をとり、荷物をまとめ外の気配を気にしながら時間が過ぎるのを待つ。
出発予定の6時・・・弱まった雨が上がり散策程度ならば大丈夫かな?と荷物をまとめ鳥獣センターへ。
周りの装備(私もだけど)がすっかり沢装備。散策路を使って桃洞滝までって雰囲気じゃないではないか(笑)
出発し散策路脇の沢を見てみると赤茶色に濁って一日目よりも水量が多い。アレだけの雨なので当たり前なのではあるが・・・
赤水・桃洞分岐・・・このまま散策路を進むのかと思いきや、アッサリと桃洞沢へ入渓。
桃洞横滝までも腰くらいまで浸かる箇所があったり、横滝先には胸まで浸かってみたりとワイルドなオプション付きの行程となる。
桃洞滝の水量も多く、柔らかな女滝のイメージはない。左岸に刻まれているステップが確認できていたので登ってみよう!
その後はどんどん進み中ノ滝を超えついに男滝に到着。
さすがに男滝のステップはドップリとシャワークライミング状態だったのでここで引き返すことに決定し、長めの休憩をとる。
下山を開始し、ユックリスタートの後続隊2名と合流。
下山時のオプションとして八段ノ滝を上部まで登ったりしながら下山。
桃洞滝からは散策路を使って11時前の下山完了となった。
2日間の楽しいオプション&キャンプ付きの沢行も無事に終了出来ました。
まだまだ沢初心者ゆえ足手まといになったところもあったと思います。また基本中の基本の地図を忘れてしまう大失態もあったり(;´∀`)
それでもやっぱり楽しかったのは皆さんのおかげかと思います。
今年はあと何回沢にいけるだろうか・・・もしかするとこれが最後?
そんなことを思いながら今回の沢の感想を締めたいと思います。
有難うございました。また次回も宜しくお願いいたします。
九階の滝、桃洞滝を見れた。
30年以上前のクワンナイ川に匹敵する滑床も堪能できた。
私を含めて素敵な8人パーティで行動できた。
そして何よりもたがじょの素敵な女性3人と二日一緒に行動できた。
8人で二日間、いろんなことで楽しかった。
たがじょに入って4年目、私は幸せだ!
コメント
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私も何時も歩いているコースですが、其方のように本格的には装備もないので長靴でキノコを採るぐらいの沢歩きです。10月からは紅葉が始まるので素晴らしいですよる
皆さんおはようございます。
滑床を含めて立派な滝に驚くばかりです。なんか凄く行って見たくなりました。当然散策路を使ってですが^_^;
そして皆様の笑顔が、今回の沢登の素晴らしさと満足度を現しているかと感じました。
やはり紅葉時期の大変滝が楽しみだな〜。
九階の滝は飛行機から遠目で見て以来、一度は訪れたいと思っている地でした
行かれると話に聞いてから自分の力量範囲外と分かっていてもうらやましく、レコも食い入って見てしまいました
また狙っていらっしゃる様子、またレコを見られるのを楽しみにしています
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